八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : パエリヤ

Jan 20, 2010

パエリヤ

 我が家にも秋に採って乾燥させたサフランがあることを思いだし、お昼にボラティアのランチで頂いたパエリヤが美味しいかったので、夕飯もパエリヤに。
今日はすき焼き鍋を使って、オーブンには入れず、ガスで作りました。材料は冷蔵庫にあるものだけ。

パエリヤ
  1. お米1.5合、タマネギ半個、ピーマン2個、ミニトマト10個、生椎茸4枚、ニンニク1片、海老8匹、ホタテ貝柱5個、スープ(サフランを適量漬けておく。なくても可)、ワイン、オリーブオイル、パセリみじん切り、レモン
  2. 海老、ホタテはワイン蒸ししておく。
  3. ニンニクの香りを移したオリーブオイルで、粗みじんに切ったタマネギ、ピーマン、生椎茸、ミニトマトの順に炒めて、最後にお米を入れて透き通るまで炒める。
  4. 1の蒸し汁を含めお米の2.5〜3倍量のスープを2に注ぎ、中火の強で炊き始める。途中で味見をして塩胡椒で加減する。
  5. 20〜25分ぐらいでスープからお米が見えるようになり、ちょっとお米が固めに炊けていると良い。スープが早く無くなりそうなら火を弱め、いつまでも水っぽかったら火を強めて加減する。
  6. ここで海老、ホタテ、飾り用のピーマン、生椎茸、ミニトマトをのせる。
  7. 焦げすぎないようちょっと火を弱め、ここから金属音がするのを聞き分ける。パチパチしてきたら焦げ目が付き始めた音。
  8. 焦がし過ぎないように気を付けて、水分がほとんど飛んだところで火を止め、キッチンペーパーを間に蓋をする。蓋の裏の雫がパエリヤに落ちないように。10分蒸らす。
  9. みじん切りのパセリを振り、レモンを添えて出来上がり。
堅いのが嫌いな主人の為に、今日は1.5合のお米で、3倍のスープで炊きあげました。もう少しぱらりと仕上げたいときは2.5倍で。
あーー二人でお焦げも全部平らげてしまいました。でも魚介とお野菜たっぷりだったので、胃もたれもせず。
パプリカがない、サフランがない、パエリヤ鍋がない・・・とか思わず、冷蔵庫にあるお野菜、キノコ、魚介、お肉を寄せ集 めて、すき焼き鍋やフライパンで美味しいパエリヤができるはずです。
スペインに行くと、地方地方で具も、色も、香りも違うパエリヤが出てきます。日本と同じような魚介類を食べるスペインでは、タベルナ(レストラン)でイワシの唐揚げやイカのリング揚げもよく食べました。そしてレストランでギターが流れると、子供も大人もフラメンコをテーブルの周りで踊り出します。コルドバの小径を歩けばどこからか、哀愁を込めたギターの調べが聞こえて来たのも遠い昔の思い出です。
もう一度訪ねたい国、スペインです。
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