八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 入笠山スノーシュー(こぶちさわポレポレクラブ)

Feb 14, 2010

入笠山スノーシュー(こぶちさわポレポレクラブ)

 わーい、起きたら晴れています。朝食も30分いつもより早くして、お客様も早々準備万端のようです。
9時過ぎには集合場所へ皆さんと向かいました。そこで3台のペンションの車に乗り換えていただき、いざ富士見パノラマスキー場へ!!
スキー場の駐車場に着くと、もう周りの木々の雨氷がキラキラ輝いていて、感動のプロローグ。
更にゴンドラに乗ってからはもう大変。ゴンドラの両側の木々をはじめすべての木々の枝は氷に覆われ、それが陽を浴びて七色に輝いています。まるでダイヤモンドをちりばめたイルミネーションのよう。そして高い木を見上げれば、青空にガラス細工のような枝が広がっているのです。私たちの乗ったゴンドラ内はもう感動の嵐でしたが、きっとどのゴンドラの中も同じなたのでは?

 もうこの景色をみただけで満足という方もいらっしゃいましたが、いえいえこれから がスノーシューの本番です。皆さんにスノーシューを着けていただき、記念写真を撮っていよいよ雪に上を歩き始めます。あれ?雪が堅い!踏み跡を外れて雪のたっぷりの所へ入っても堅い。数日前に降った雨が折角たっぷりあった雪を固めてしまったようです。でもその雨があったから、この輝く雨氷をみることが出来たと思えば・・・・
枝も葉っぱも針葉樹もなにもかもが氷で覆われ、キラキラ輝く中を歩く今日のスノーシュー。私たちがスノーシューをはじめて丁度10年になり、その間何度も入笠山に来ていますが、この風景は初めてです。霧氷で幻想的だったこと、フカフカの雪に覆われ木々も柔らかな綿帽子にすっぽりと包まれていたこと・・・それら も良い景色でしたが、思いもかけない今日の景色もきっと忘れられない光景なること間違い無しです。同じ所でも自然はいつでも違う顔を見せてくれ、感動を与えてくれれるものなのですね。
入笠湿原では多くのパーティーが、暖かな陽気にのんびりと過ごしていました。でも私たちは入笠山山頂を目指して進みます。あら、あら、樅の木も素敵な飾りが付いていますね。
マナスル 山荘の前からいよいよ山頂への登りになります。山荘での温かなお昼は山頂に行ってくるまでお預けです。(泣く)途中スノーシューでは滑ってなかなか大変な箇所も一カ所ありましたが、全員で山頂まで行き着くことが出来、360度のパノラマの景色を堪能することが出来ました。良かったー!!


お腹も空いて、下りの速いこと速いこと。途中は尻滑りも楽しんでマナスル山荘到着。温かな山菜蕎麦ときな粉餅はもう定番。最後は鹿のお見送りを受け今日のスノーシューも無事終わりです。
参加してくださった皆さま、担当の風路さん、そしてスタッフの皆さん、お疲れ様でした。