八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々

　昨日も今朝も大きな余震があり、また被害が広がったようで、復興しよとしてもまた少し後戻りしてしまう現実に被災地の方々はどんなに落胆してしまうだろうと心が痛みます。そして大きな余震のニュースの度に福島の原発の様子が気になります。
　東北の被害の大きさに目が行きがちですが、12日午前３時59分ごろの長野県北部を震源とする地震で、中越地方は震度６弱の強い揺に襲われました。わが家で毎年お米を分けていただいている津南でも震度６弱の揺れがあり、食器戸棚などは倒れてしまったそうです。その後もこちらを震源とする余震も頻発しているようで心配していましたが、やはり家は壊れなかったものの食器などが壊れて困っているようです。
そんな話を受けて、ボランティア仲間の方々に食器類の支援を求めたところ、今日は1軒だけで周り中の方から集めてくださって車いっぱいの生活用品が集まりました。早速ペンションたん歩ﾟ歩ﾟさんと茅野まで受け取りに行ってきました。
明日は諏訪中のグリーンボランティア日。きっと他の皆さんも持ち寄ってくださるはずです。仲間って嬉しいな、頼もしいなって言う気持ちでいっぱいになりました。
幸いにも、停電以外の被害もなく、今のところ原発の影響なく平和に暮らしている八ヶ岳の私たち。穏やかに暮らしながらも、今自分にできることは何だろう、手伝えることはないだろうかと毎日思いながら暮らしています。だから少しでもお手伝いできることがあるとちょっと気持ちが軽くなります。
　まだ雪深い津南ですが、今年は東北でお米ができない分も、津南の皆さんに頑張って欲しいです。魚沼産コシヒカリは最高に美味しいです。そして今は深い雪の中から掘り出した津南の雪下人参も出荷しています。わが家も注文したので近々届く予定です。皆さんもどこかで雪下人参を見かけたら買って食べてみてください。雪の中で冬を越した人参は糖分を溜め込んでとても甘いくて美味しいですよ。被災しながらも頑張って作っているものを買って、美味しく頂き、少しでも経済が回ったら嬉しいですね。