八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 皆さんありがとう

Apr 13, 2011

皆さんありがとう

 今日は諏訪中央病院のグリーンボランティア日。私の連絡ミスで3分の2ぐらいの人にしか「食器を支援で送りたい」という連絡が回っていないのに、私が着いたらもう津南への支援物資が山と積まれていました。帰りは私がやっと乗れるだけのスペースしかありませんでした。
あまりに沢山集まりすぎて、津南から取りに来る車に食器以外のものは乗り切れそうにありません。 それに津波の被害に遭っているわけ出はないので、割れ物以外は残っているようです。
 さて食器以外のタオルやシーツ、鍋釜などはどうしましょう?役場などでは飲料水(ペットボトル500ml・2リットル)・保存食(カップ麺・缶詰)・アルファ米・粉ミルク・紙おむつ(幼児用、大人用)・生理用品・トイレットペーパー・マスク・紙コップ・紙皿・歯ブラシだけで、それも箱単位のみです。
でも個人的に支援物資を運んでいる方がすべてを引き取ってくれるとのこと。何でもいるそうです。そうですよねー。津波で流された方は、お茶碗も箸も、お鍋もすべて失っているのですものね。これから仮設住宅に入っても、これらを1から揃えなくてはならないはず。テレビでも仮設住宅が当たっても鍋釜も無いから移れないと訴えていましたよねー。
でも衣類や生活用品は多種類に渡り、形も不定形で、運ぶのも仕分けも大変です。だから箱単位で簡単に積み込めるものしかお役所は受けないのかなーなんて思ってしまします。
でもこれからは本当に家庭で使う生活用品が必要になるはず。今はそれを個人的に支援をしている人達が穴埋めしている感じですね。
環境がよく、設備の整った避難場所も各都道府県で用意しているのに、全く反応が無いところも多いとか。でも被災地ではその情報が充分に流されていず、施設名と住所みたいな張り紙だけのようでもあります。それでは不安で避難できませんね。現地は役場職員も少なくて大変だと思うのですが、替わってもらえる仕事はどんどんボランティアの人にお願いして、被災地が望む情報、望む物資が届いて欲しいです。
私は夕方から夜までかかって、明日取りに来てくれるものを男女別、種類別に衣装缶ごとに整理をして、外に内容を書き記しました。運んでくれる方にも、向こうでも仕分けに手間取らないように。でもこれがいいという形が本当は分かりません。自己流です。こんな風に仕分けてくれたら助かるとか、出すときはこうして欲しいとか、明日取りに来てくれる方に聞いて見たいと思います。
でもたった2日間でこれだけ集まってしまう事に驚きと感謝です。ここに写っているのは東北に送る分で、津南に送る食器はこれの倍以上が別の所にあります。
   今日は近くに避難してきている方にも声を掛けて、よければグリーンボランテァに来ていただこうか・・と言う話がありました。ボランティアなので賃金は出ませんが、みんなと庭で花をいじり、私たちの持ち寄ったランチを一緒に食べていただいたら、少しは気分転換になるのではないかとの思いです。