八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : エンレイソウ(延齢草)

May 15, 2012

エンレイソウ(延齢草)

 今日は朝からまとまった雨が降って来ました。しめしめです。このお天気の予報を見て、昨日花壇や山野草にタップリの「落ち葉堆肥+発酵油粕+骨粉」を与えておきました。銀色テープを林の外周に張り巡らしてからは鹿さんの害もないようです。新芽を食べられてしまって茎だけになったレンゲショウマも、根元から新しい芽が出ていました。
 さて今年は裏の林にエンレイソウの子供がたくさんみられます。子供といっても発芽してから5,6年たっているはずです。発芽して1年目は細い葉を出し、2年目からは丸い葉を1枚出すを5,6年繰り返して、やっと3枚葉になるのですから。この3枚葉を5,6年繰り返し出しながら年々葉を大きくして、10〜15年目ぐらいからやっと花を付けけるそうです。こうしてやっと開花した株は推定寿命は30〜50年は咲くそうです。だから延齢草?飲むと長生きできる薬草だからとの説もありますが、逆に毒もあるそうなでお気をつけてください。
 今我が家のあちらこちらに咲いている延齢草も10年か15年前にここに種がこぼれたものなのですね。そして今小さな三つ葉を出すエンレイソウはあとどのくらいで咲くのでしょうか?毎年蟻さんが遠くまで種を運ぶので、気づくと思いがけないところでエンレイソウが咲きます。