八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : カテゴリー : アロマ、ハーブ、美容

カテゴリー : アロマ、ハーブ、美容

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Feb 12, 2010

八ヶ岳の食卓

 朝家を出ると路面がツルツルで、車のドアーも凍って開きません。それでも今日の講座に惹かれソロソロ家を出発するとあちらこちらで事故を目撃。一層慎重に走ってハーバルノートへ。
 今日の講座はまず森の香りから。大きなボールには冷たい朝に摘んだトウヒや松葉など針葉樹が溢れんばかりに入っています。ここに熱い熱いお湯を注ぎます。するとたちまち森の香りが広がります。緊張して走ってきた神経がホット一息つきます。
森とはかけ離れたコンクリートジャングルで働く友に、お散歩に出られない人に、こんなプレゼントはなによりかも知れません。
“八ヶ岳の食卓 〜flavours from the forest〜 ”から Pommes et pommes de terreが今回のテーマ。
『八ヶ岳の食卓』の本からリンゴとジャガイモのレシピをとりだし、毎日のご飯から見えたもの、見つけたことなど話し合いました。ちょっとしおれたリンゴやジャガイモも大切に利用出来るレシピです。

リンゴのドレッシングでいただくグリーンサラダ  ジャガイモとほうれん草のニョッキはホワイトソ
                             ースで

             
 キャラメルポテト、りんごとメープルシロップのパイ、レモンバーベナとペパーミントのぷるぷるゼリー
寒い冬にとても幸せ感じるレシピでした。

Feb 05, 2010

Simples Lesson

 今日の講習は『ハーバルノート懐かしのビーフストロガノフ』。1991年から1999年まで開いていたWird Daisy Cafeの人気メニューの再現です。その頃まだ私は蓼科ハーバルノートを知らず、このカフェも知りませんでした。でもこうしてハーバルノートとのお付きあいが続き、時々このレッスンでも当時のメニューが取り上げられたり、お話に出たりするとなんだかそこに行ったことがあるような気がしてきます。今日は机の上に当時の写真がいっぱい並べられており、一層当時のイメージが湧いて来ました。
当時から素材にこだわるだけでなく、食器洗いからゴミに至までエコを考えていたそうで、いくつも見習う点があります。今日は当時を振り返るお話や、食のあり方、食の考え方、そしてそれからの暮らし方などを考える事が出来る時間でした。そして何処も、誰もが色々な歴史を経て、いくつも山や谷を越えて今日があることしみじみ感じる時間でもありました。
さーどんなときでも「・・・・でもだから良かったじゃない」と言えるように・・・
 
  ニンジンといよかんのサラダ            懐かしのビーフストロガノフ
ビーフストロガノフはトマトの酸味と野菜の甘味を活かし生クリームで仕上げた味付けは、さっぱりと体に染みこむ味でした。

              秋に水煮しておいた栗を使ったデザート
先の季節で味わおうと保存した食材は、その手間を忘れさせるほど、違う季節に幸せを運んでくれますね。

Jan 15, 2010

パリで買った植物の本から

 「パリには植物専門の本屋さんがありました。うきうきと選び、よいしょと運んできた愛らしい本たち。ご一緒にページをめくり、本の中の森や野を巡りましょう。」と言う講座。絵を見ているだけで楽しくなる本が次々出てきます。アスパラの本にはアスパラの形のしおり、ネギにはネギの形のしおりがついている楽しい本もあり、子供が野の草花を摘んで作るお料理のレシピを絵で描いた本もあったり・・・。
私のようにこんな自然の中に住みながらも、野から摘んでいただくものと言えば春の山菜くらいになってしまっている。それさえ段々家が沢山建って難しくなりつつあります。
 窓の外は先日の雪が残った冬景色。でも今日はこれらの本をめくりながら、エリ子先生のお話を聞きながら、ひろーい緑の野原に遊んだような気がしました。
お部屋にはやっと咲いた水仙と、淡いピンクが綺麗なアマリリス。やがて来る春への道しるべのようです。春になったら・・・そうタンポポ摘んでサラダにしてみよう、クレソンのスープを作ろう・・・と思いは春へ。
         
 今日この講座に集まった方々は今回も各地から。1年ぶりくらいにお会いしたSさんは、昨年の春からアロマを取り入れたペンションを開業していらして今日は嬬恋から、はじめてお目にかかるお医者様は麻酔医、内科医を経てフラワーレメディの勉強をされいる方で、今回エリ子先生をはるばる長崎から訪ねていらしたのです。前回からいらしている方はおめでたが分かり、みんなから祝福の拍手を浴びました。そして助産婦さんから現場を離れ、これからまた新しい一歩を踏み出す方など、今日も8人集まれば新しい出逢いがあり、色々なドラマもあります。こうした出逢いをエリ子先生は今日のお土産・ブーケガルニみたいと言われましたが、本当に出逢い、語りあり、そこから一つ(1人)では出なかった香りがまた生まれるかも知れませんね。
私はフラワーレメディをはじめて知り、ちょっと調べてみたりしました。アロマセラピーのように植物の持つ成分の効能を利用するわけではなく、花の持つ波動を転写した水・レメディ(成分は水とグリセリンと花のエネルギー)で行う療法だそうです。ホメオパシーもそうですが、西洋医学、漢方、アロマセラピーなど違って、私にはなかなか理屈では理解しにくいのですが、ホリスティックに身体を考えたとき、まだまだ色々な手だてがあることを知りました。
 そうそう、肝心な、いつもとても楽しみなおやつのこと忘れていました。
今日のご案内には「おやつは小粋な一品を」とだけ書いてありました。さて何でしょう?
シュークリームの種を絞り出して(スプーンで落としても)揚げ、お砂糖をまぶしたものです。ふわっとして、意外とさっぱりとしています。そしてこのフランス菓子の名はPet-de-nonne(ペドゥノンヌ)「修道女のオナラ」でした。Pet(ぺ)オナラ、屁 de(ドゥ)〜の〜 nonne(ノンヌ)修道女、尼。中々粋なネーミングです。
揚げているときにオナラのように見えるそうです。シュー皮の種は簡単です。その水を牛乳に代えたり、ゆずウォーターに代えたり、オレンジピールを刻んで入れてあったりしました。ぜひ作ってみてください。
       

Jan 12, 2010

アクティビスト講習

 今日は雪降る中の講習会。それでも皆さん、どんなことがあっても「休みたくない」という気持ちで、長野、松本、伊那、富士見、小淵沢、先生は駒ヶ根から・・・と集まってきます。
勿論6人でパートナーを組んでいるから、よほどのことがなければ休まないと言う前提で始まっていますが、今はその義務感より、「楽しいから休みたくない」というのが私を含め皆さんの気持ちだと思います。
なんと仲間の1人は左足のギブスに松葉杖で登場。雪降るなか、仲間にサポートされながら、教室までの急な上り坂を松葉杖で登ってきました。
怪我はとてもショックだたようですが、怪我したときの応急処置やギブス生活の上でも、学んだアロマを身体的にも精神的にも上手に使っているようです。
そしてこの不自由な生活を余儀なくされた経験を、前向きに捉えてこれからに活かそうとする姿勢が素晴らしいです。早く治って、またマラソンに参加できる日に向かってリハビリしてください。
先生を含めたった8人の集まりですが、いつも誰かしらの貴重な物語があり、それをみんなに包み隠さず披露できる雰囲気があり、そこから自身だけでなく仲間も色々学び取れる貴重な時間と仲間です。
  さて、さて本来の講習は胸筋と腹筋の講義と、実習は今日からデコルテ。年齢の出やすいところであり、ここが美しいとオシャレも引き立ちます。美しい女優さんでもしばらくぶりに見たときに、首で年齢を感じることが多いいですよね。皆さんもお化粧水やクリームをお顔に付けるとき、ついでに首やデコルテまでのばすことをお忘れなく。毎日のそれだけでも随分違うはずです。
今日は美肌の神様・ローズの精油を選ぶ方が多く、優雅で華麗なるダマスクローズの香りがお部屋いっぱいに広がって、窓の外は雪景色という素晴らしいシチュエーションでした。

Jan 08, 2010

〜ハチミツとミツロウ・冬のケア〜

             
 今日はSimples Lesson Club 2010の初講義
気持ちよく晴れた空に、雪の山々を見ながらのドライブが気持ちいい朝です。
ハーバルノートの中はストーブでほっかほっかに温められ、ミツロウの蝋燭がゆらめいていました。
ハチミツや、ミツロウの効能や成り立ち、海外のハチミツ屋さんや薬草屋さんのこと・・・等々色々取り混ぜたエリ子先生 の楽しいお話から始まります。こうして講義を聴いていると、いつも思うのですが、どんなものにも物語があり、私はそれを聴くのが楽しくてここに通っているように思います。
そして次には色々なハチミツを回して、自分の舌で違いを感じます。
蜜蜂が蜜を集めた花の種類、その土地の花々、気候によってハチミツは味も香りも違い、決して同じハチミツが毎年採れるわけではないことを感じます。百花のハチミツはそれこそとる場所によって咲いているお花が違い、得も言われぬ複雑な味を出してくれます。
軽井沢に行くとハチミツ屋さんが何件かあって、私たち家族はそこへ必ず行って色々試食しては何種類かのハチミツを買ってくるのが常になっています。私は単花のハチミツではタンポポのハチミツが酸味があって好きです。蕎麦のハチミツは濃厚で、それだけで食べるにはおいしいです。でも百花の複雑な味は捨てがたいです。
そして今日ハーバルノートで味見したハチミツですが、ハーバルノートの近くのハチミツ屋さんの採った日本ミツバチの蜜や、プロバンスやコルシカ島のものや、ダマスクローズを漬け込んだハチミツなどです。
      
右のコルシカ島のハチミツにはMAQUIS(薮)と書いてあります。コルシカ島の薮にはどんな花が咲いているのかなー。こんないい方は変ですが、外国のハチミツには外国の香り、味がして、日本のハチミツにはないものを感じます。お花の種類の違いもあるでしょうが、日本ミツバチと西洋ミツバチの違いでしょうか。
大切な酵素を壊さないためにも、50度以上にはしないでいただくのが良いようです。
牛乳にはトリプトファンが多く含まれています。トリプトファンは脳に運ばれると、鎮痛、催眠、精神の安定などの効果がある「セロトニン」という脳内物質をつくる原料となりますので、これに更にトリプトファンが含まれるハチミツを加え、お休み前に飲むことは安眠効果のあるものです。
寒い冬の夜長、ホットハチミツミルクで身体を温め、安らかな眠りについてみませんか。
最後はミツロウを使ったクリームの作り方です。
ハーブウォーターとミツロウと、ホホバオイル、ほう砂(防腐、乳化)で作るクリームです。
早速この冬のケアに作ってみたいです。私はロースウォーターを使い、ホホバオイルをローズヒップオイルに変えて、好きなネロリの精油を加えてみたいです。
      
お楽しみの最後のおやつは豆のムースです。白インゲンと白花豆のムースはミルクと生クリームもたっぷりで、なめらかな泡が口の中でとろけるように消えていきます。
              
お土産のミツロウのリップバームは甘くノアゼット油の香ばしい香りがしました。

Dec 22, 2009

蓼科ハーバルノートへ

 今日もアクティビストコースの講習です。寒さが厳しくなってきたので、原村経由は道が凍っていそうなので、今日は富士見経由で行きます。ほとんど道路は乾いていましたが、最後に一寸凍った道が。新しい車で初めての冬です。前は必要なときに自分で4駆にしたのですが、今の車は勝手に4駆になるシステムです。でも4駆なのか2駆なのか分からず一寸心配でしたが、凍った道を走って見たら安定していて、ホットしました。
茅野に来ると八ヶ岳も驚くほど真っ白、蓼科山も真っ白です。南側と北側ではこうも違いうのですね。
 今日の講義は精油です。今日の精油は治療効果の高い精油が多く、とても興味深いものでした。私は香りよりも、心や体への精油の治療効果にとても興味があります。でも、効果のある精油は逆に使えば危険もあるので正しい知識が必要です。そう思うと習っても習っても奥が深くて、いつになったら使いこなせるのか。
 最近自分で効果のあったのは、頭皮疼痛症が治ったことです。若いときから頭皮が敏感で、皮膚は荒れていないのに、ブラシが当たると神経がピリピリ痛んだのです。マッサージしても治らず諦めていたのですが、バジルとイランイランとラベンダーアアングスティフォリアをアルコールに溶かして、ゆずウォーターで希釈してヘアートニックとしました。それを頭皮にスプレーし、頭皮マッサージをしたら3日で治り、それを続けている今はまったく痛みが無く、頭も軽くなった気がします。何十年間も痛みで不快だったものがこんな事で治って幸せです。
 そして実習はお腹のケア。皮膚の下がいきなり内臓なので神経を使いました。でも卒業生で現役のプロの方が私のモデルだったので、1手技1手技適切なアドバイスをいただけて良かったです。
今日もみんなで良く学び、良く笑いました。お腹もぺこぺこになりました。一生懸命やっていると時間のたつのも忘れ、気がつくと夕闇が迫っています。八ヶ岳が赤く染まっています。急いでお買いものして、暗くなった道を走ります。そう、今日はこれから本当のお仕事でした!

Dec 03, 2009

アロマ自宅講習会

 今習ってるアロマテラピーのアクティビストコースの講習ですが、今日は我が家でマンツーマンの講義です。夏休み中で私が参加できなかった1回の講習の補習なのです。本来は私が先生のお宅に伺って補習を受けるのですが、丁度伺った時に先生のご家族がインフルエンザになり、私とモデルをお願いした友達は養命酒や、寒天パパなど観光して帰ってきました。それで今日は先生が雨の中、駒ヶ根から小淵沢までわざわざ出向いてくださったのです。
午前中は精油についての講義。講義の間もアカゲラやシメなどがやって来て、先生も見慣れない鳥達の歓迎を受けて、楽しんでいらっしゃるようです。体験談やお互いの情報交換も交えた講義はついつい長引き、楽しく身に付きます。(ずっと覚えていられると良いのだけど・・・最近そこが問題)
 お昼は午後からモデルになっていただくmayumiさんも交えて我が家でランチ。手軽にできるように用意しておいたのは、生ハムサラダとミネストローネと、パングラタン。午後は客室で実技の講義。マンツーマンだからいつもより細かいところまで聞けて、有意義な実習でした。
終わったあとは郭公でティータイム。おしゃべりに花が咲き、気づけば外は真っ暗。先生はこれから駒ヶ根まで雨の中の運転です。お気を付けて。

Nov 24, 2009

白い嶺々を見ながら

 今日は蓼科ハーバルノートでアクティビストの講習会。お客様の朝食をお出しして、自分のお弁当と、お客様と主人のお昼の用意して出かけます。八ヶ岳も山頂付近は白くなりましたが、エコーラインの北アルプスが見えるところまで来たら、すっかりと真っ白になった北アルプスが見えました。白樺の向こうに神々しく聳えています。
思わず車を停めてしまいました。その先の橋の上からの景色も好きです。今日はずっとずっと後ろに車がいなかったのでパチリ。

 昨日の夜遅くなって宿題を思い出し、すっかり寝不足です。でもこの景色に目も醒め、講習での宿題の発表も実習も無事、楽しく終わりました。ここでの実習は実習相手の症状や希望に合わせて精油を選ぶのも勉強。自分もモデルになるときは希望をいって、それにあった精油を選んで貰います。色々な精油をふんだんに使うことができるので、精油も少しずつですが使いこなせるようになり、それを考えるものもまた楽しくなってきました。今日は背中のアロマセラピーですが、腰も肩も今日は痛くないので、私の出した希望は今更ですが「美肌」。ローズヒップオイルやロックローズ、イランイランなど合わせて貰って幸せ。やはり講義ばかりでなく、何事も実践がたいせつです。
 日が短くなって、帰り道一寸寄り道をするともう真っ暗です。寄り道したのは「焼き芋」を買うため。それを持って郭公により、主人も来てみっちゃんと3人で遅いティータイム。帰るころには靄の中に細いお月様が。

Nov 04, 2009

ランチ会

 今日はハーバルノートでアクティビストコースの講習日。行く途中、遠く北アルプスの頂きは真っ白になり、立場大橋からの景色は素晴らしかったです。思わず止まりたかったのですが、カーブで入っていくこの道では危険なのと、時間が迫っていたので写真はありません。
今日は午前中の講義の後、近くのレストランでみんなでランチを取ることになっています。Hさんが予約してくれたのは、このブログでも何度か紹介した「スープ屋八ヶ岳」さんでした。土日祝だけの営業ですが、今日は私たちのために開けてくださったそうです。窓も全部入り、ストーブも焚かれ、冬に向けての準備も万全の様です。
4種のスープの中から私はポトフを選びました。他には押し麦と野菜のトリスープ、カボチャのポタージュ、カブのポタージュ等がありました。ポトフですから具だくさんで、それだけもうお腹がいっぱい。午後からの実技で寝てしまいそうです。



             

Jul 28, 2009

今できること

 アロマをボチボチと勉強して来て、それをどれほど自分で使いこなして来ただろう。新しい知識が増え、習うことは楽しいけれど、それをいまいち充分に活かせないままに来ている。
でもそれを克服したいとアクティビストコースを選んでから、やはり段々使ってみたくなってきた。本当はもっと、もっとモデルさんになって貰って練習しなければいけないのだけど、身体を貸して貰うとなると遠慮と、お互いの仕事の都合などで、中々思うようにはできない。
でもいつも都合が付けば気持ちよくモデルになってくれる友がいる。足を怪我したり、不調があり、少しでも楽になればと念じながら私も練習させて貰う。前回の時に少し良かったので、またやってと言ってくれた。凄く嬉しかった。私の持っているアロマオイルの中で、その人の症状にできるだけあったものを選んで、トリートメントしていたけれど、より彼女の症状にあったものをと調べたり。おかげで精油の知識も、復習できた。
 その後、自分の足、毎日立ちっぱなしで、私の重い身体を支えている可愛そうな足を、優しく優しくトリートメントしてあげた。
先日遊びに来た友人にも、ハーブウォーターや、優しい精油の使い方を教えて上げたら、今も使っているとメールが届いた。
焦らなくても、こうして今できることを今することが大事だし、もし私に出来ることがあれば、それをすればいいとつくづく感じた。