八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : カテゴリー : トルコ

カテゴリー : トルコ

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Mar 05, 2011

トルコ雑記帳 ただ今の記 

昨日の夜、小淵沢に戻りゆくりと休みました。大きなトランクもまだ開いていません。

 ドタバタ劇から始まったトルコ旅行でしたが、本当に充実した楽しい旅行でした。ツアーのメンバーも学旅らしき若者から私たちより上の方までいらっしゃいました。でもそれぞれがご自分らしい楽しみ方をしてるようでいながら、ツアーとしてはまとまりよく、オシャレでテキパキ行動し、独特な日本語を流暢に操るガイドさんと、その影で目立たないように気を利かす添乗員さんのお陰で、私たちはトルコを充分堪能できました。ここでは何をすべきか、ここでは何が美味しいか的確に案内し、移動中はトルコや日本にまつわる話を聞かせ、いかに日本人にトルコを好きになってもらうか、そしてトルコがどんなに楽しい国か知ってもらいたと言うトルコ人ガイドさんの気持ちが、毎日のオシャレにも繋がっているようです。こうして冬期に日本人ツアーがトルコを訪れることが、トルコの経済にもとても役立っているということです。
 私もこの時期に行くことにためらいがありましたが、仕事柄この時期しか行けないので参加しましたが、ツアー料金はこの時期安いし、気候は思っていたほど寒くなく、絨毯や革製品などの高級品もバザールのお手頃品もこの時期ならではの割引があり、とってもお得感がありました。

 ホテルはすべて5つ星でしたが、地方では5つ星と言っても・・・と思っていたのですが、どこも設備良く、水圧も高く、毎日バスタブにたっぷりのお湯を張って疲れを癒していました。ただどのホテルもスリッパは付いていませんでしたので、持っていって助かりました。
 またトイレですが、こちらも大体公衆トイレではトルコ式と洋式があり、トイレットペーパーやハンドペーパーが付いています。そして中に水口のあるものは、便器の外にある蛇口を回すとお水がウォシュレットのように出てくるそうです。ただホテルでも日本のように温かな便座、温かなお湯の出るウォシュレットは見かけませんでした。

 そして言葉ですが、日本語を話せるトルコ人が多く、また日本語を覚えたいらしく、ホテルの従業員さんも片言の日本語で話しかけてきます。何語だか分からなかったら日本語で話していたらしく、私たちが理解できないでいると「日本語わからないなんて日本人と思えない」と言われてしまいました。(笑) 

 次に食べ物ですが、意外とシンプルな味付けで、バザールには多くの香辛料が売っていますが、私たちが口にしたお料理はそれ程香辛料を使ってはいなかったようです。日本人向きにしてあるのかも知れません。冬期にもかかわらずフレッシュな果物と野菜が豊富で、とてもヘルシーです。
ヨーグルトはブルガリアが有名ですが、トルコからブルガリアへ渡ったもののようで、ヨーグルトもクリーミーだったり、チーズのように堅さのあるものだったり、どれも美味しくいただきました。
同様にチーズも種類が多く、朝のバイキングでも沢山並びます。時に塩気の多いものもあったりしますが、匂いや味はさっぱりのフレッシュ系が多かったように思います。
お肉ですが焼肉料理がケバブと総称されるようで、挽肉を固めたものはキョフテと呼ぶようです。豚は食べないので羊か牛です。羊が苦手な人にはちょっと辛いかも知れませんが、塩味のヨーグルトドリンク・アイランと一緒にいただくと不思議と羊の匂いが気にならなくなります。郷に入っては郷に従え・・・です、是非アイランと共に食してみてください。

 憧れの国トルコは、私の期待を裏切らないで迎えてくれました。 もしまたトルコに行く機会があったなら、今度はイスタンブールでのんびりモスク巡りをして、トルコ料理の食べ歩きをしたいです。
いずれ沢山の写真を整理してアルバムをアップしたいと思います。

 旅日記は移動のバスの中や、空港での時間を利用して得意でない携帯でつづったものです。間違った記載や変な言葉もあるかも知れません。でもこうして帰ってきてからつづったものとは違い、その時々の私の気持ち、感想そのままです。こうして残せたのもサポートしてくださった大紀君パパのお陰です。ありがとうございました。
そしてお付き合い下さった皆さまのおかげで書き続けることができました。
本当に皆さまありがとうございました。

長年、私の憧れたモスクの写真です。

    ブルーモスクの内部        アヤソフィアの長い間世界一を誇った大ドーム

Mar 03, 2011

トルコ旅日記 8日目 3月2日 『イスタンブール2日目』

 朝から今にも降りだしそうなので、オプションの「ボスフォラス海峡クルーズ」に参加するか迷っていましたが、明るくなってきたので行くことにしました。

 クルーズの前にリュステムパシャモスクに行きました。 バスを降りると、まるでかっぱ橋のように、沢山の業務用調理道具屋さんの間を通り抜け、そこにモスクがありました。
このようにモスクのすぐ回りにお店があるのも珍しいことです。このモスクは小さなモスクですが装飾が美しく、小さいだけに近くでタイルやモザイクなどが見られました。
バスに戻る途中、ドルネケバブ(吊るし焼きのお肉を削いでバンなどに挟んで食べる)屋さんがあり、ガイドさんの計らいで、買うことが出来、船の中でいただきました。
船に乗りこみ、デッキの風は冷たいのですが、キャビンは貸し切りなのでゆったり快適です。チャイとケバブが美味しい!

 海からのイスタンブールも美しく、行き交う船も多く交易の街イスタンブールです。

 午後はトプカピ宮殿です。大きな宝石、財宝、秘宝がいっぱいで目がくらくら。
庭には綺麗な鳥が飛び交っています。主人はそちらに忙しいようです。

では・・・。

トルコ旅日記 7日目 3月1日 『イスタンブール1日目』

 「世界の遺跡」という写真集でトルコのモスクを見てから、何十年トルコに行きたいと憧れを抱き続けて来たことか。憧れ始めたころは、まだまだ果てしなく遠い地で、夢のまた夢でした。
そして現実として考えられるようになってからは、計画すると政変やテロがあり、3度目でやっと実現しました。
やっとやっと夢が叶い、今日現実にブルーモスクやアヤソフィアに足を踏み入れ、素晴らしいイズニックタイルの装飾や大きなドーム、ステンドグラスに対面できました。夢は持っていれば叶いますね!

 悠久の時と幾度もの波乱にみちた歴史を辿ってきたモスクは、写真集で見た以上に綺麗とは言い難いものがありますが、この壮大さ、神聖さ、イズニックタイルのもつ本当の色合い、手触りは現実のものとして、深く深く私の身体に染み渡りました。
天を突き刺すように立つミナレットに囲まれた幾重ものドームをもつ外観も荘厳です。アヤソフィアの大ドームは地震による崩壊で563年に再建されていますが、それから1000年の間これ程のドームを作ることが出来なかったそうです。
2007年からの修復工事で、12月までこのドームの全体を見ることが出来なかったそうです。ラッキーです!

 今日の楽しみはエジプシャンバザールとグランドバザールのショッピングもあります。  エジプシャンの方は香辛料やハーブ、お茶やロクムなど食べ物屋さんが多く、私には楽しい所です。グランドバザールの方は大きくて、脇道も多く、時々メイン通りに戻っておかないと迷子になりそうです。
ここでのお買い物は値切るのが当たり前で、自分が安く買ったと思っても、次のお店がもっと安く悔しい思いをしたり、とても楽しいです。

 夕暮れのバザールに、またエザンが響き渡ります。先の日記に、モスクのミナレットからコーランがと書いたかも知れませが、それは間違いです。
朝夕にモスクのミナレットから流れるのはエザンで、祈りの時間を告げているのです。
バザールで聞いていると、こちらから聞こえたと思うと向こうのミナレットから聞こえ、またこちらからと、まるで掛け合いのように聞こえます。

 トルコを色々回って来ましたけれど、やはりイスタンブールにきて一番トルコを感じます。ホテルはシェラトン イスタンブール マスラックに2連泊です。場所は新市街地で、旧市街地の観光には不便ですが、広いお部屋と快適な設備です。ロビーで無料でネットが出来るので、皆さんメール確認やご自分のブログ確認、日本のニュースなど楽しんでいます。

 勿論私も携帯で送った写真を初めて見ました。

Mar 02, 2011

トルコ旅日記 7日目 3月1日 『アンカラエキプレスでイスタンブールへ』

 アンカラエキプレスの1等寝台は2段ベッドの個室。シングルの主人は1号車でツインの私と娘は9号車。翌朝、真ん中の食堂車で会うまでさようなら。

 トルコの旅では必ず夜行寝台に乗りたかったのですが、1日中観光した後にシャワーもなく寝台車で休むのは、ちょっと辛いものがありました。
でも中々こんな機会もないのでいい経験でした。

 4時半にモーニングノックがあり、5時から食堂車で朝食です。主人はすでに来ていました。朝食がこんなに早いのは、団体ごと添乗員さんがくじ引きで決まるのです。
でも早い朝食も、そのあとまた客室でゆっくりでき良かっです。

 終着駅イスタンブールに着く直前、また車掌さんがノックしながら「イスタンブール」と言って回ります。その声が良く、その響きがすごく旅情があり、洋画のシーンそのもの!これで列車に乗った甲斐ありでした。(笑)

 ホームから改札もなくバスの待つ道路に出ると、目の前は海です。今日はどんより雲って寒いです。トルコの気候もおかしいですね。
暖かいはずのエーゲ海沿いかどこも寒くて、豪雪地帯と言われているカッパドキアがあんなに暖かいのですから。

 昨日ガイドさんが新聞を読んで、今日のイスタンブールは大変なことがあり、大渋滞になるのではと心配していました。それは有名な政治家が亡くなり、葬儀に百万人の人が集まるそうです。日本でもニュースになったでしょうか?

 夜のニュースで見たら人、人、人で埋め尽くされていました。
でもテロでもデモでもなくて良かった!!

Mar 01, 2011

トルコ旅日記 6日目・28日『カッパドキア〜アンカラへ』

 今日も朝から晴れて暖かい陽気です。
ゆっくりの出発でギョレメ野外博物館に行きました。ここは神学校のようなところで、岩山にはいくつもの教会や学生の居室などが残っています。
カッパドキアは今も侵食が続いており、昔は室内だった所の屋根や壁が溶けて剥き出しになっている所も多く見受けられます。


高い所に登って見る景色はいっそう壮観で、真っ青な空の下、見渡す限り奇岩と岩穴の風景が続いています。歩いていても気持ち良くて、いつまでもいつまでも歩いていたい気分です。

奈々はここでトルコアイス初体験。パフォーマンスが楽しいトルコアイスです。
 
お昼は窓から見晴らしのいい洞窟ホテルであるギョレメ・カヤ・ホテルのレストランです。


ホテルのテラスからの眺めも最高です。


午後は、ウチヒサールの要塞へと向かいます。ウチヒサールは、カッパドキア地方で最も高いところに位置する村で、村の中央にそびえる大きな岩の要塞がシンボルとなっています。


いよいよカッパドキアともお別れです。通り抜けていくカッパドキアの町が名残惜しくバスの中にため息が溢れていました。

 さて今はアンカラに向かっています。こうしてバスでいくつもの町や村を通り過ぎて行きますが、ほとんど人を見かけません。
畑仕事のないこの時期は、女性は家や組合で絨毯を織り、男性はどこかに集まりおしゃべりしているそうです。
でも楽をしている男性のほうが寿命が短いそうなので、やはり体は使っていたほうが良さそうです。

 今、大きな塩湖の畔を走っています。反対側はまだ作物の植えられていない広い畑が緑の草に覆われ、なだらかな山まで草原のように続いています。
もうすぐ塩湖に大きな夕日か゛沈み始めそうです。思わず健康で家族揃って旅ができていることに、心から感謝したくなりました。

 今夜はアンカラエクスプレスの夜行寝台車でイスタンブールに向かいます。
旅も終盤です。

Feb 28, 2011

トルコ旅日記 5日目・27日『カッパドキア』

 青い空に真っ白な雲がいくつも浮かんでいます。周りの山にはまだ雪が残っているのに、今までで一番暖かいのです。
今日から極寒の地とみんな厚着をしてきましたが、コートを脱いで観光です。

 初めに着いたのは鳩の谷。
谷を隔てた岩山に沢山の鳩の巣があり、ここの糞を集めて肥料にするそうです。
バスでスリーシスターズ(3本のキノコ岩)、ラクダ岩など写真スポットを周りますが、車窓からの景色はもうどこもかしこも目を見張る光景です。
洞窟レストランで豆料理と鱒料理のランチの後はカイマクル地下都市に入ります。地下8階で、かって14000人の人を収容した巨大都市です。
狭く低い通路で繋がれた居室や厨房、倉庫。そして小さな空気口や深い深い井戸。公開は4階までですが、通り抜けるまでに何度頭をぶつけたことか。出てきたときには屈めていた腰も痛くなっていました。
腰痛の人は無理でしょう。
イスラム人が攻めてきた時だけ避難する場だとは言っても、何日もここで暮らすのは並大抵のことではありません。

 カッパドキアは織物でも有名な街でトルコ絨毯の組合やスカーフ屋さんで買い物の楽しみもあります。
物価も安く、娘はお土産のカイマクリで、帰りはどうするつもりでしょう。
最後のお土産屋さんを出ると、真っ赤な夕日が岩山を朱く染めていました。一瞬の輝きです。
それにしても初めの予報をこれ程までに変えてしまったパワーはどなたにあったのでしょう!
イスラムの神様に感謝ですね。

 明日もカッパドキアの観光です。

Feb 27, 2011

トルコ旅日記 5日目 『コンヤ〜カッパドキア』

5日目・27日です。

 神学校や祈りの場・ジャミイのあるコンヤは宗教色の強い町で、お酒を売るお店も少ないそうです。

 メヴラーナ博物館はセマ(旋舞の儀式)の行われることで知られる聖者たちの墓です。中にはいくつもの棺が置かれ、位により大きさの違うターバンが置かれ、遺体はその下の地中深くに埋められているそうです。
青緑のタイル張りの塔が美しく、多くのトルコの人たちが願い事をしにやって来る光景に、トルコにいることを深く感じました。

 夜、ホテルの前の大きなショッピングセンターに行ってみました。
どこに違いがあるのか私達にはわかりませんが、量り売りのオリーブの種類の多いこと。
日本の梅干しも外国人から見れば同じでしょうか。

 今はカッパドキアに向かいバスは走っています。
道はただただ真っ直ぐで、両側は果てしなく続く畑でしたが、遠くに見えていた雪山がだんだん近づい来ました。3000m級のハッサン山も見えて来ましたが、本当に久しぶりだそうです今日も晴れました。
いよいよカッパドキアに到着です。

[トルコ地図 カッパドキア]

 ではまた・・・

現地ガイドさんは女っぽさムンムンのカッパドキア出身の大学生のママです。
とてもきびきび、キッパリとした性格の方ですが、トルコを愛し、日本のことも日本人より勉強しています。
でもとてもユーモアに富み、日本のだじゃれも得意です。

彼女曰く、コーランにはお酒は飲まない方がいい、豚肉は食べない方がいいと書かれていて、決して口にしてはいけなとは書かれていないそうです。
だから北海道や岡山に行った時困って豚肉食べてとても美味しかったと言っいました。一同大笑いです。

移動のバスの中ではトルコの歴史、現在の状勢なども詳しい説明があり、勉強不足で参加しても大丈夫です。
時折江梨チエミさんや坂本九ちゃんの古いトルコの歌や飛んでイスタンブールがながれ面白いです。

串本に行った時、難破したトルコ人を村民が助けた碑がありましたが、今もトルコの教科書にはその事が書かれいるため日本に感謝していると、だから先の戦争の時、イランで救援を待つ日本人のためいち早くトルコが飛行機を出して救援に向かったとのこと。
トルコ人にとって日本人を助けるのは当たり前とのことだそうです。

古いことでいつまでも恨まれていることが多い日本にとって嬉しいお話です。

Feb 26, 2011

トルコ旅日記 4日目『綿の城(パムック・カレ)』

26日・4日目の朝です。

 テラスに出てみると、夜通し降った雨も上がったようです。
みんな良く寝て元気です。フレッシュなザクロジュースやヨーグルトを毎日たっぷりとっているせいか、お肌も良い感じ。

[トルコ地図 エーゲ海沿岸地域とパムッカレ]

 さー今日は楽しみにしていたパムッカレの足湯体験。ホテルをバスでるとほどなく石灰棚です。下から見ると山の一部が真っ白な岩に覆われています。さらにその上に行くと、石灰棚の上には古くから聖地であり2、3世紀に黄金期を迎えたヒエラボリスの遺跡がありました。
遺跡の広がる台地から湧き出る温泉・石灰水が急斜面に溢れ出て、長い年月の間に沈殿凝固して出来たのが綿の城(パムック・カレ)です。

 早速靴を脱いで裸足で入ります。昔はどこも入れたようですが、今は決められた領域です。滑って転ばないよう気をつけて、なるべく人のいない奥へと行きます。なんとも不思議な世界です。

 クレオパトラもわざわざここへきて入ったとか??誰もいないパムッカレで一人ゆったり浸かれたら・・・今日は足だけクレオパトラ気分!

 温泉地パムッカレは度々地震があるようで、ヒエラポリスもやがて地震で崩れた町を復興する力もなくなり衰退してしまったようです。
その崩れた遺跡に温泉が湧き出て、今や遺跡が沈んだまま温泉プールになっているのも不思議な光景です。

 わが夫は、遺跡は見たいは鳥も撮りたいはで、目も手も4つ欲しそうです。今日はヒエラポリスでヨーロッパコマドリを撮ったようです。

 今夜はコンヤです。だんだん寒い地に向かいます。

主人は上海に長いレンズを持たずに行って後悔したので、今回は持って来たのですが、鳥は沢山いるのに観光に忙しく撮る時間がなく泣いています。

やはりツアーでは難しいです。

昨日は鳩の谷でレンジャクの声がしたそうです。

帰ってからの追記

トルコ旅日記 3日目『エフェソス』

 3日目は晴れてコートも要らず、バスはエフェソスに向かいひた走ります。
エーゲ海沿岸は豊富なフルーツの産地で、桃、無花果、ザクロ、イチゴ、そしてオリーブの畑が続きます。まだ花は付けていませんが、花が咲く頃はまた綺麗でしょう。

[トルコ地図 エーゲ海沿岸地域とパムッカレ]

 エフェソスの町につくと、大きな椰子の木やオリーブに混ざってたわわに実を付けたオレンジの木も街路樹となっています。
お昼はスープ、ポテトチーズ焼き、チョプシシ、プリンです。チョプシシはマトンの焼き鳥風。塩味のヨーグルト・アイランととても相性が良く、マトンの癖が気にならなくなります。そして私は美肌のためにフレッシュザクロジュースを。

 午後はいよいよ広いエフェソス遺跡の見学です。写真を撮っているとガイドさんの説明が聞けないし、聞いているとすぐ移動で写真が撮れません。ツアーの悲しいところです。

 BC356年から長きにわたって繁栄を誇った街の跡は壮大で、今にもベンハーの世界が蘇ってきそうです。小アジア一と言われている野外劇場では、韓国人ツアーのガイドさんが、アリランを歌い音響効果を試しています。
この時代にすでに男性用屋外トイレはウォシュレットです!!

 写真はケルスス図書館の前門です。英知、特性、思慮、学術を表す女性の像が配置されています。

 今夜はパムッカレのホテルです。新鮮な野菜とフルーツ、美味しいヨーグルトと種類豊富なチーズとオリーブオイルに溢れたトルコのお食事はヘルシーこの上なく満足です。美しく盛られたデザートも20種類位ありますが、甘いものが苦手であまり手が延びません。
9時30分からベリーダンスショーがありましたが、3人とも寝入って見ませんでした。でも長い旅を楽しく続けるコツは美味しく食べて、良く寝ることです。だから寝入ってしまうこともオッケーです。
帰ってからの追記

トルコ旅日記 3日目『エーゲ海の朝』

 昨夜のアイワルクのホテルはビンクの大きな花柄のカーテンに彩られた可愛いお部屋で、ダブルベッドの寝室とツインの寝室が一緒になった、大きなお部屋でした。


さらにテラスからはエーゲ海が見渡せました。

 今朝は早い朝食をとり、外に出ると、干潟?の向こうにビンクの塊が。
なんとそれはフラミンゴの群れです。まさに登ってきた朝日に照らされ飛び立つフラミンゴの群れは天女の舞いのようです。


 お部屋に戻ると、穏やかなエーゲ海も朝日に染まっていました。
トルコに着いた日、現地ガイドさんに、帰る日までの10日間ずっと雨の予報ですと、悲しい宣告を受けた私達。
でも、いまだに一度も傘を出していないラッキーな私達です。

今日はエフェソスに向かいます。
ではまた・・・
帰ってからの追記