八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : カテゴリー : トレッキング ウォーク

カテゴリー : トレッキング ウォーク

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Jun 28, 2009

花と縄文巡り ウォーク

今日はこぶちさわポレポレクラブのイベント『花と縄文巡り ウォーク』です。昨年のイベントも同じコースでしたが、雨でコースも予定も繰り上げだったので、今年はそのリベンジ編。ちょっと雲が多いものの、歩くのには丁度良いくらいです。
 スパティオ小淵沢を9時30分出発でしたが、我が家はチェックアウト後に途中から 参加。井戸尻遺跡に車を置いて、高森観音堂経由で歩いて来る皆さんを湧水で待ち、合流しました。ウラジロモミ、モミ、スギの古木や、クロベ(黒檜 別名ネズコ)の巨木が点在する原生林の中にある泉は別世界のようです。6月12日には真っ白な銀竜草が一面に咲いていましたが、今日はもう枯れてしぼんだものしか見ることが出来ませんでした。
井戸尻遺跡ここでおやつタイムと記念撮影。そしてまた 井戸尻遺跡へ戻ります。ここからは下りばかりですが、田圃のあぜ道のような所を歩いたり、富士見の集落の中を歩いたり、近くに住む私たちでさえ知らなかった道を歩きます。
やがて出発地点・井戸尻遺跡に戻ってきました。ここでお弁当です。今回はキッチ ン・ハートランドさんのお弁当です。おかずの多いこと。みんな満足。お弁当に後は自由にスイレンやアヤメを愛でたり、散策を楽しんだり。
 ここ井戸尻遺跡公園は、春から秋まで色々なお花が咲きます。7月にはいると蓮田に古代ハスが咲きます。それに合わせるかのように 「ブルーベリー狩り」 が始まります。今年はもうボチボチ採れ始めているようです。沢山摘みたい方は7月10日過ぎが良いでしょう。
横道にずれましたが、こうして無事今日のウォークを終えました。
参加のお客様お疲れ様でした。担当のたん歩゚歩゚さん、ご苦労様でした。

     

Apr 12, 2009

桃の里ウォーク


 毎年恒例の桃里ウォーク。今年もその日がやってきました。
先日の下見で、お花はバッチリと確認していますので、今日は安心して、自信を持ってご案内できます。
小淵沢から電車で日野春駅へ。ここでストレッチをし、歩き始めます。はじめは雑木林ですが、まだ木々の緑は少ないものの、足元には春の花が笑顔で迎えてくれます。春蘭もつやつやした葉と花を陽に輝かせています。
やがて最初に皆さんの歓声が上がるのはスモモ畑。JRガードを抜けると真っ白な花を付けたスモモ畑が広がります。

 小休止をしてここを出発し、スモモ畑が終わること振りかえると、スモモの花の上に、浮かぶように八ヶ岳が見えます。
今日は気温が高く、初夏の陽気です。でも時折爽やかな風が吹くので、丁度良いウォーク日和です。気温が高い分、少し山には霞がかかっていますが、南アルプスも茅が岳もよく見えます。
 やがて2番目のスモモ畑と南アルプスの間の道を歩きます。右を見ても、左を見てもスモモの白い花です。

 時折吹く風が桜の花びらを降らせます。下見の頃満開だった桜も、そろそろ散り始めたようです。写真の散る花びらが見えるでしょうか?あと15分ほど歩くと1回目の休憩地点「満霊寺」です。今日はゴールでお弁当になるのでお昼が遅いのです。ここで少しお腹を満たします。あるびおんのおやつは、昨日セットして今朝焼き上がった「ブルーベリー&レーズン&クルミパン」です。それに浜松のお土産「麩菓子」。どちらも好評でした。さー残り3分の2を元気に歩きましょう。

 満霊寺をでると神社があり、大きなもみの木があります。その説明を今日の担当ペンション風路の周平さんがします。そこから3つめのスモモ畑です。「桃もスモモ桃のうち」と言いますが、やはり皆さん「桃の里ウォーク」と聞けばピンクの桃の花を想像して参加しているでしょうから、はじめて参加の方は「一体いつ桃の花がでてくるの?」と思われたのでは?こうしてもったいぶって見せないのです。
    
これからしばらく里山歩きを楽しみます。ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、紫ケマンソウ、ノカンゾウ。ツクシ、タンポポ、オオイヌノフグリ、ネコノメソウ、ハナダイコン・・・等が道端で春を告げ、青空のしたにはコブシや桜が春の彩りとなっています。
 2回目の休憩地点は元穴山小学校跡でトイレも借ります。ここも沢山の桜が花びらを散らせていました。ピンクの桃源郷まではあと一歩!

 薄暗い道を抜けると、パッと桃畑が広がります。さーここからは延々と桃畑が続きます。今年は菜の花、桃の花の色がとても鮮やかです。ペンションたん歩゚歩゚の粟田さんがお弁当を運んで、待っているゴールまでそう遠くはありません。もう一息!
お弁当へと急ぎたい気持ちを、この美しい景色を堪能したい気持ちが押さえます。左手には茅が岳、右手には南アルプス、振りかえればここからも八ヶ岳が見渡せます。


 最後の集合写真のあとは、お弁当を受け取って、桃畑の下でいただきます。今年のお弁当は「さくら」さんのお花見弁当。桜の木の下で、茅が岳を望ながら のお弁当は贅沢なランチです。桃畑に入らせてくださる農園に感謝、感謝です。7月には皆さん、新府の桃を買ってくださいね。ちなみにあるびおんでは夏休み中、一日おきくらいに「桃のスープ」がお夕食にでますよ。勿論新府の桃です。
 お弁当のあとはここで解散です。時間に余裕のある方は新府城址により、上からこの桃源郷を見ると、ピンクの絵の具を流したように見えます、あるびおんはここから皆さんで新府駅に向かいます。

 皆さま、お疲れ様でした。

Nov 10, 2008

創造の森ウォーク

 今日はこぶちさわポレポレクラブのイベントで、お客様を『富士見高原・創造の森』にご案内します。鼻戸屋と呼ばれる小高い山の上の公園です。

お天気は曇りですが、25名で元気に準備運動をして歩き始めます。
麓に車を停め、細い林道を上り、上の元駐車場からは山道を登ります。落ち葉を踏みしめ、ススキの原を登っていくと、いつの間にか後方の眺望が良くなっています。


 皆さんがニコニコ撮影しているのは・・・?ハイ、この景色。甲斐駒の頂きは雲の中ですが、黄葉の樹海が素敵です。
 30分も登ると創造の森に出ます。出たところから直ぐが展望台です。甲斐駒の頂きの雲も切れ、差沢筋に雪を積もらせた姿が、紅葉のすそ野から聳えています。右を見ればうっすらと諏訪湖も。登ってきた疲れも忘れ、皆さん思い思いに記念写真、風景写真を撮っています。

       

 ここからはカラマツ落ち葉の絨毯の中、彫刻(国際彫刻シンポジウムにより国内外の彫刻家を招き制作された彫刻)と紅葉を楽しみます。彫刻の題を一つ一つ 確認する方、もっぱら紅葉を愛でる方、落ち葉で遊ぶ方、楽しみ方色々です。山の上にあり、車では入れず、リフトも止まっている今、この公園を訪れる方は少なく、普段はきっと鹿やテンの遊び場です。今日はポレポレクラブご一行さんの貸し切りです。
 見晴らし良いいところでは眺望楽しみ、コナシの実を味わい、おしゃべりの花咲く公園です。

 鳳凰三山を望む丘で記念撮影をして、またからマツ落ち葉の中下山道へと向かいます。
下りは以前は車で入れた林道を下っていきます。山頂では紅葉樹はほぼ散って、カラマツを残すばかりでしたが、下るにつれて広葉樹、楓などが綺麗な紅葉を見せてくれます。

 麓では美味しい郭公の『みっちゃん弁当』が待っています。思い思いの場所でお弁当をいただきます。このころから急に風が冷たくなりました。それでもほのかにぬくもりの残るお弁当に、心が温まります。
どなたかお客様の「こんなに寒いところで食べているのに、このお弁当はこんなに美味しいんだから、それだけこのお弁当が美味しいという事だねー」って言う言葉。嬉しいですね。みっちゃんにもしっかり伝えておきましょう。

 白樺林と紅葉を見ながらこのお弁当をいただき、あるびおんはお客様と共にここで帰ります。他の皆さんはススキの原と楓などの紅葉が美しい林の中の道を歩き、鹿の平・茜窯さんまで歩きます。
ウォークを続ける皆さん、お気を付けて!

今日のアルバムもご覧下さい。

Sep 28, 2008

入笠山 山頂でランチ

 青空が広がったので、今日は山頂でランチにしましょう。ここからお手軽にいける入笠山は、車で行けば登山口から30分で山頂に立つことが出来る標高1955mの山ですが、入笠山山頂からの景色は3千メートル級の山に引けを取りません。今日は気温が低いので、きっと空気が澄んで眺めも良いことでしょう。でも寒いかもしれませんので、ランチは温かな鍋焼きうどんにしましょう。
決まったら行動は早く、トッピングに家に有る茸を数種を切り、生卵は割れ無いようにパックして、デザートも詰めてさー出発。
 入笠山の登山口は表と裏があり、入笠山表登山口はマナスル山荘前で、トイレも駐車場も完備。入笠山裏登山道口は大阿原湿原から入笠湿原に向かう林道の左にあり、車は道幅の広くなったところに止めますので、多くは置けません。でもこちらは視界は良くありませんが、なだらかな尾根を登るので少し楽に登れる気がします。
 さて私たちは表登山口から登ります。身支度を調えているときはかなり寒く、長袖のTシャツに長袖のパーカーで登ります。しばらく登ると視界が開け、ふり向くと八ヶ岳から蓼科の山までくっきりと見えています。やがて道は岩場コースと迂回コースに分かれ、登りは岩場コースを選びます。
 岩場は昼間太陽で温められるせいか、岩陰に思いの外お花が残っていました。ヤマハハコグサ、小さなホタルブクロ、マツムシソウ、カワラナデシコ、フウロソウ等。そんな花を眺め、シャッターを切りながら登ってゆくと、広々とした斜面になり、もうすぐ入笠山山頂です。
 ふっと主人が立っている左手を見ると、足元に名残の花々が咲き、ススキが風に揺れ、その向こうに岩肌も鮮明な山々、そして広がる青い空。一体主人はどこに立っているの?ここはどこの国?何度も来ている山、何度も見ている景色なのに、この爽やかな広がりのある景色にはあらためて感動!
 そして山頂に立てば、これまた360度の大パノラマ。遙か北アルプスは雲の上に峰々を覗かせ、それに折り重なる山々のグラデーションの素晴らしさ。オリビアハッセー主演「失われた地平線」の舞台・チベットの理想郷・シャングリ・ラを思い出します。しばしうっとり。ほーら、最初に「山頂からの景色は3千メートル級の山に引けを取りません」と言ったのは本当でしょう。
 さてさて、目的の「山頂でランチ」が大夫遅くなってしまいました。山頂は風も穏やかで、陽が当たるせいか麓より暖かく、ランチ日和です。早速バーナーを出し、鍋焼きを出し、お湯を出し・・・・
鍋焼きうどんはスーパーで買って来ましたが、それにさらに舞茸やシメジ、生椎茸を加え、卵を割り入れ、ちょっとは豪華になりました。デザートはぶどう3種と志賀・たねやのフワフワバームクーヘンとコーヒーです。近くでお弁当を広げている家族の子供さんが、どうもこちら気になるようです。きっと辺り一面に良い匂いを漂わせているんでしょうねー。ポットに熱いお湯を持ってきたので、あっという間に沸騰して鍋焼きうどんが出来上がり。うー、これは商売になるかも・・・なんて今度はやけに現実的な考えが頭をよぎります。さーさーそんなことより熱々を頂きましょう。

        
  山では自分のことは自分でしましょう。 茸も卵も煮えてグツグツ・・・美味しそうでしょう?

      景色より食欲                    景色と青空がまたご馳走

 こうして今日のランチにたどり着きました。ついでに行った大阿原湿原も、入笠湿原も秋の風情で素敵でした。
入笠山は四季を通じて楽しめる山ですが、これから秋が最高の季節です。秋の入笠山を逃したら、冬はスノーシューというあそびも出来ます。

今日のアルバムをご覧下さい。  
今日の湿原アルバムもご覧下さい。  
色々な季節の入笠山と湿原  
スノーシューってどんなもの?

Sep 05, 2008

いい汗かきました。

 毎日お天気予報では、夕方に雷雨とか言っていますが、ここ八ヶ岳はこのところ全く雷雨がありません。
 夏の運動不足で足腰に自信はなかったのですが、今日は運動しなくては・・・と尾白川に秋を見つけに行ってきました。
歩き始めると、意外や意外、足も軽やか、息切れすることもなく、気持ちの良い渓谷道トレッキングでした。でも谷間ですから風はなく、登るにつれて噴き出す汗。こんなにかいたこと無いと思うほど汗をかきました。
ほとんど会う人もなく、神蛇の滝に到着。登山道からはがれた様にある一枚岩のお立ち台(と勝手に命名)も貸し切りです。紅葉の時期などは、この細い岩の上に三脚立てたカメラマンが3,4人立ち、次から次へと交代する混雑となります。
今日はこのお立ち台の端の日陰でお弁当を広げ、滝を見ながらのランチです。あまりの気持ちよさに、食後この岩に寝ころんで見ました。冷岩盤浴のようで、岩の冷たさがすーっと汗を吸い取ってくれるようでした。(本気で寝て、落ちたら怪我では済まないので、よい子は決して真似しないでください。)


     この景色の中でお弁当を   ここが登山道からはがれた様な景色抜群の冷岩盤浴場

 下りは尾根道を使うと私たちの足でも40分で下れます。3時までに帰らなくてはいけないのですが、急いで尾白の湯に入って汗を流し帰ってきました。詳しいレポートはまた明日。

紅葉の尾白川渓谷をご覧下さい。
今日のアルバム

Jul 23, 2008

富士見高原ゆりの里とパラグライダースクール

 良いお天気の中、ペンションから車で10分の富士見高原ゆりの里へ行ってきました。富士見高原リゾートの「富士見高原ゆりの里」には30種類以上500万本のゆりの花が植えられています。
 ゆり園は下方から「ロマンスゆり園」「白樺ゆり園」「展望ゆり園」に別れていますが、それぞれがリフトで繋がっていますので、これを利用すると便利です。ただ、ロマンスリフトは下りが利用できないので、入り口からは「ロマンスゆり園」の中を楽しみながら歩いて下ります。「ロマンスゆり園」は4分から5分咲でしたが、下りながら前方に南アルプス、振り返るとゆりの花の向こうに西岳や編笠山が見られます。
 下りきったところは「白樺ゆり園」の入り口です。「白樺ゆり園」は8分から9分咲で、今がまさに見頃を迎えたところです。白樺林の中に色とりどりのゆりが咲く様は壮観で、周りからも感嘆の声が上がっていました。この白樺とゆりの花の景色が富士見高原ゆりの里の特徴でしょう。木陰で涼しく、ゆっくりとこの景色を楽しみたいものです。途中には飲み物、お蕎麦などいただける売店もでています。
 ここからはロマンスリフトを使って戻ると登らなくて済み便利です。さらに「展望ゆり園」に行くには展望リフトで行けます。こちらは下りも乗れます。ゆりの花の中をリフトが動きますので、乗っている間もゆりをの花を堪能できます。
「ロマンスゆり園」と「白樺ゆり園」の間ではパラグライダー教室が開かれています。こんなロケーションでパラグライダーを体験できるなんて最高ですね。ペンションあるびおんではここの パラグライダー宿泊パック もありますので、この夏体験してはいかがでしょう?

  『富士見高原ゆりの里』
・開園時間 AM9:00〜PM5:00
・入園料 入園券 : 大人 1,000円 子供(3才〜小学生)300円
・リフト券付入園券 : 大人1,700円、子供1,000円
・リフト券 展望リフト往復500円 ロマンスリフト登り300円
・全リフトフリーパス700円
ペンションに割引券あり。1700円→1500円 ペンションから車で10分
今日のゆり園のアルバム
富士見高原ゆりの里HPへ

Jul 03, 2008

霧ヶ峰と白駒池

 この時期毎年、高山植物を楽しみにやってくるお友達がいます。
今日はまず車山に。
ニッコウキスゲはまだ少なく、気温が上がらないせいか、鹿の食害によるものか。
 次は白駒池周辺の山野草です。
今日はお天気も悪く、霧がでていたの、。白駒池もどんよりと沈んでいます。
それでも花たちは、霧を受け生き生きとしています。



          オサバグサ                     コミヤマカタバミ

          イワカガミ                       コケモモ

          ゴゼンタチバナ                     白駒池

Jun 29, 2008

古代と花を訪ねて 

 こぶちさわポレポレクラブのイベント「古代と花を訪ねて」で今日は湧水と井戸尻遺跡を巡ることになっています。
しかし、昨夜から降り出した雨は一向に衰えず、天気予報ではさらに激しくなるとか。
今日の担当はp・風路さん。そこから昨日回ってきたメールには、どこにも「雨天中止」の文字はなく、
1.くもりまたは小雨の場合は予定通り歩きます。
2.中程度の降りのときはコース短縮。
3.本降りのときは、公園内散策と資料館見学(300円ですが、20名以上なら240円)
とあります。雨具を着込み、ザックカバーを付け、傘を持ち出かけます。
それでも集合場所には3人のキャンセルを除く23人の人が集まりました。凄い!今日は皆さまのど根性ウォークとなりそうです。
その場で協議し、滑りにくい安全な道を通り、どうしても見ていただきたい素敵な湧水と、井戸尻遺跡をショートカットで歩くことになりました。では車に乗っていざ出発!!
 はじめは湧水に向かい、車を置いて歩くこと10分ほどでしょうか?下見にいけなかったので、私も初めて訪れる湧水に到着です。ウラジロモミ、モミ、スギの古木に加え、クロベ(黒檜 別名ネズコ)の巨木が点在する原生林の趣を残す森の中にそれは有りました。

 立て札の説明によると、ここにあるクロベの幹の太さは540,450,430〜330cmまでが6株、200cm台も8株と 日本特産の常緑針葉高樹クロベがこれほどあることも、この森の特徴のようです。


これらの幹が雨に濡れ黒々と聳え、下草は雫を受けて浅緑色に輝き、6月の雨の日でなければ見ることの出来ない光景かも知れません。
湧水の流れを辿っていくと、大きな岩に縄がかけてあり、ここから水が湧き出ているようです。 ここで記念写真を撮り、車に戻ります。


               
                  バックの鬱蒼した森にはトトロが住んでいそうです。

 さて次は井戸尻遺跡公園に移動です。ここは縄文遺跡の残る公園で、棚田を利用   したスイレンや蓮田は地元の方のボランティアで綺麗に整備されています。
紫が艶やかな菖蒲が咲き、スイレンも綺麗に咲いています。雨に打たれたスイレン池に浮かぶ白やピンク、黄色のスイレンは雨を楽しんでるがごとく笑顔で咲いています。
今日はこんなお天気だったので、カメラも持たずに出てきましたが、写真はp・ZOOMさん、p・風路さんからいただきました。
 後1週間ぐらいで蓮も咲き始めそうに蕾がでていました。ブルーベリー狩りと合わせて楽しんでいただけます。
 

 井戸尻の後はp・たん歩゚歩゚さんのダイニングルームをお借りして、参加者みんなでお弁当を頂きました。今日もカッコウの安心、安全の『みっちゃん弁当』です。美味しかった!
 最後に今日の担当の風路さん、数日前からお天気に気をもみ、本当にお疲れ様でした。
是非今度は晴れている日にフルコースでご案内いただきたいと思います。

井戸尻遺跡     井戸尻遺跡の花々

ブルーベリー狩りと古代蓮

Apr 13, 2008

桃の里ウォーク

 朝目覚めるとまだ雨音が聞こえました。あーー残念と思いました。でも朝食が終わる頃には雨も上がり、一安心。
お泊まりのお客様と揃って10時6分の電車で日野春駅に向かいます。この頃には大夫空も明るくなってきました。担当でである、あるびおんから皆さまにご挨拶と、ペンション風路の周平さんによる簡単なストレッチ体操の後、元気に出発します。
 今日は掲示板HarumiCafeterraceにいらっしゃる皆さんが、おそろいでこのウォークに参加してくださいました。初めて会う方もいらっしゃるのですが、掲示板やブログでの交流で、はじめから皆さん和気藹々。ほとんどの方がご自分のブログもお持ちなので、野に咲く花、木々の花、見渡す風景など見逃すわけもなく、あちらでパチリ、こちらでパチリ。やがてトップから「あるびおんの皆さん、おそいですよーー」の声。そしてどこからか「いつもあるびおんは遅いよねー」の声。だってあるびおのお客様はみんなカメラ好きが集まっているのですもの・・・許してね!


 雑木林を抜け、JRのガードをくぐると真っ白に咲くスモモ畑に。 足元のタンポポ、オオイヌノフグリ、ツクシ、ぺんぺん草なども春を感じさせてくれます。
この時期に咲き、紫色で似ている花に ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ムラサキケマンソウがあります。 どなたか、さっきから「ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ケマンソウ」と念仏のように唱え覚えようとしています。スモモ畑で小休止と写真撮影の時間です。




少し歩くとまた次のスモモ畑。少し霞んでいるものの、南アルプスも迫って見えます。足元にはネコノメソウやツクシがニョキニョキ。あ、またまたあるびおんは前との差が出てしまいました。「もうすぐ満霊寺ですよー。おやつの時間ですよー」と人参をぶら下げてあおります。
満霊寺でのおやつはミニパンやミニトマト、胡椒せんべいや、クッキーとみんなのザックからザックザックと出てきます。

 さーまた元気に歩きましょう。神社の大木にアカゲラの掘った穴を見たり、またまたスモモ畑を通り抜け、用水路の脇、線路跡など変化のある里山歩きを楽しみます。私の大好きなハナダイコンの薄紫色の花が目を引きます。

 旧穴山小学校の跡も綺麗に桜が咲いています。ここでトイレを借りて、もうしばらくすると桃源郷に到達です。
いよいよのところで、私の周りにいる方達に手を繋いでもらいました。そしてみんなに目をつぶってもらい、私のリードで歩いてもらいます。そして桃畑が見えたら
「ほーら、目を開けて良いですよー」
「わーピンクだー」「綺麗」の声。
やっと、やっと桃源郷の入り口にたどり着きました。

もうここからは右を見ても、左を見てっも桃、桃、桃です。

             
 もうお弁当も届いています。そのお弁当を受け取って、解散です。
参加された皆さま、各ペンションのスタッフの方々のご協力により、今日のウォークも無事終わることが出来ました。最後に解散の挨拶をして、今日のお役目を一応終えてほっと!
 この後はペンションごと三々五々と桃の木の下へ向かい、お弁当を広げます。沢山歩いて、ちょっとお昼を過ぎていますので、お花見弁当の美味しいこと、この上なしです。


お弁当を食べているときの顔はみんな最高に幸せそう!!
記念写真をとって新府駅へと向かいます。新府駅までも茅が岳をバックに、桃色の景色が広がっています。名残惜しく、シャッターももっと切りたいのですが・・・時間が。何とか2時30分に間に合ってHさん若ご夫妻は東京方面の電車に。「さようなら、お疲れさまでしたーー」と手を振ってお別れ。

ここまでは良かったのですが、「あれ??来ない。下り電車があるはずなのに・・・」 最後にまたまた私のドジでした。とうとう、あわてさせた皆さんを30分駅でお待たせしてしまいました。ごめんなさい。
 このころから雨がポツポツ。この後真原の桜並木など車で行く予定でしたが、雨も降ってきたし、皆さんお疲れだし、ということでお土産用に椎茸狩りをして、ペンションに戻りました。
本当にお疲れ様でした。私たちも楽しい一日を過ごさせていただきました。

Apr 08, 2008

桃の里 下見、クリーンウォーク

 小雨降る中、ペンション仲間7人はレインウェアー、ゴミバサミという出で立ちで小淵沢駅に集合して電車で日野春駅へ。私はといえば、ウォーク当日にトイレをお借りする施設へ持っていくトイレットペーパーを抱えています。一体私たちはどんな集団に見えたことでしょう。(笑)そして1名は自家用軽トラックで日野春駅へ。この軽トラが一年の中で一番活躍する日かも知れません。
 歩きはじめは冷たい小雨が降っていましたが、それでも片手にゴミ袋、片手にゴミバサミを持ち、みんな真剣にゴミを拾いながら歩き始めます。やはり駅周辺はたばこの吸い殻、空き缶などが多く・・・でもこれからまだまだ先が長いのです。適当なところで先に進まなくてはならないのですが、結構拾い始めるといい加減に出来ず、みんな一生懸命。
 雑木林にはいると、歩くところにはゴミが少ないのですが、奥に不法投棄されていたり、わざわざ捨てに来たようなゴミが。便器や自転車など回収しきれないものもあり、悲しくなります。やがてスモモ畑に。真っ白な花が5分くらい咲きです。これなら本番は満開。ゴミを拾いながらお花の咲き具合もチェックします。この辺りまで来ると空も明るくなり、体も暖まってきました。山を見ると夕べの雨が山では雪だったようで、かなり下方まで雪化粧。まだ降っているのかとても寒そうに見えます。
 畑の周りはマルチのビニールや桃の袋が飛んだもの、肥料袋など多くなります。みんなゴミ目になって、ゴミでない肥料袋まで目に付いてしまうのです。池の畔では周平さんが大きなカエルの死骸を見つけ、女性陣は思わずのけぞる。
 今日は歩き慣れたコースも、いつもより長く感じます。それでもやっとやっと桃源郷につきました。その頃にはゴミは軽トラに山の よう。お昼もとっくに過ぎ2時30分です。救いは綺麗に咲き始めている桃の花と、いつの間にか雲が切れ青空が広がって来たことです。
 さー御褒美は小淵沢駅で買ってきた駅弁です。桃の花の下でいただきます。でもゆっくりはしていられません。夕方からお仕事が待っていますので、ここから新府駅までのゴミ拾いは出来ず、心残りですが3時23分の電車に間に合うよう新府駅まで小走りです。
 わっさん、月下草舎さん、シェムニさん、アスコットさん、たん歩゚歩゚さん、風路さん、波留美さん、お疲れ様でした。

 13日はお天気もお花の咲き具合も良さそうです。まだ間に合いますので、この機会を逃さずご参加ください。詳細はこちらから

今年もシュンランと ミヤマウグイイスカズラがひっそりと咲いていました。ウォークの時は足元のお花もお見逃しなくね。