八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々

　いよいよ６月となりました。
　嬉しくなるほど気持ちよく晴れました。
昨日雨の中いらしたＴ様は、今日改めて八ヶ岳倶楽部へ。ゆっくりと楽しんでいらしてください。
　なかなか外に出られないので、「今日は仕事の合間にお散歩でもして、外でおむすびでも食べるのも良いね」とおむすび作りましたが、主人は今日のお客様の準備や窓ふきに、私は厨房の掃除に夢中になり、とうとうお昼になってしまい、おむすびは我が 家のベランダの野鳥を見ながらとなりました。
　お陰で三つの冷蔵庫の中がピッカピッカになりました。いつのまにか賞味期限の切れた物や食べ忘れた物が奥に残っていたりします。この時期、食中毒も発生ししやすいので整理整頓、清掃が大切です。
　でも、片付けながら、そして残り物を捨てながら色々考えさせられました。
今、賞味期限や使い回しが問題となることが多く、同じようにお食事をお出しする立場にいるので、とても気になります。私は医療に携わっていたこともあり、感染、中毒などに特に神経質で、一度お出しした物は「手を付けていません」と言われても、しばらくテーブルにのっていたものだし、パンなど残っていても手で触ったかも知れない・・・とすべて廃棄します。
その話をしたときに、ある人に「もったいない」と言うことも忘れてはいけないと言われました。
確かにそうです。この地球上には多くの人が飢えで苦しんでいます。それなのに手を付けていないジャムを捨て、パンを捨て、ご飯を毎日のように捨てています。
勿論使い回しはいけませんが、賄いで何とか消費するなど考えれば良いのかも知れませんが、私たち２人ではどうにも消費出来ませんし、「勿体ない」と思っても破棄することになります。余らないようにギリギリに作るわけにもいかず、心苦しいところです。でも「勿体ない」という気持ちだけは忘れないようにしようと冷蔵庫の整理をしながら思いました。 せめてゴミとして出さず、スーパーで堆肥にしてもらい、次の野菜を作る肥料に使ってもらようようにしましょう。 　そんなこんなしている内に、今日のお客様がチェックインです。