八ヶ岳のペンションのイベント・雪の棒道を歩く(本番)

こぶちざわポレポレクラブ

コース地図
この地図の火の見櫓からP・わっまで

 今日はちょっと薄曇りのようですが、寒い八ヶ岳おろしも吹いてなく、ウオークにはまずますのお天気です。10時少し前には集合場所の大東豊コミュニティーセンターにそれぞれのペンションから参加者が集まってきました。今日のこぶちざわポレポレクラブの「冬の棒道を歩く」というウオークイベントは、1月27日の大雪の影響で中止としました。ここに集まってきた参加者の方々は、それにもかかわらず、既に申し込まれていた方々の中で、大雪を押してでも歩きたいという強者ばかりです。皆さん気合いを入れて万全のスタイルでやって来ました。サー出発しましょう。
2月2日の雪踏みの時と同じように途中でスノーシューのある人はこれを付け先頭に歩いてもらいます。昨日が暖かく雪が溶けて夜間に凍ったのか、先日よりだいぶ雪がしまって長靴でも膝まで潜ることはありません。アー良かった。いままでスノーシューを履いたことのない方にも希望者には交代で体験をしていただきました。慣れないと自分で自分のスノーシューを踏んでしまって転んだり、はずれたり。でもいいのですポレポレ(ゆっくりゆっくり)なのですから。雪の少ない八ヶ岳南麓では、ペンションから少し離れただけでこんな本格的な雪歩きを楽しめるなんて滅多にないことなのですもの。今日は思い切り雪の感触を味わってください。ちょっと登りで息を切らした頃、棒道の火の見櫓に到着。ここから棒道に入ります。
棒道・火の見櫓 スノーシュー
スノーシューってどんなもの?
途中でスノーシュウの体験です。スタッフが親切に装着指導をしています。

 棒道は雪踏みした雪の棒道道以外には動物の足跡しかなく、所々鹿がわたし達が作ったこの踏み後を利用した形跡も残っていました。鹿だけでなくウサギの足跡や小鳥の紅葉のような足跡など探して歩くのも楽しく、これも雪が積もっているからこその贈り物です。所々にレモン氷があるのは鹿のマーキングの後でしょうか?それとも先日の雪踏みの時にどなたかマーキングしましたか?(まさか!)今日も皆さんに鹿を見ていただきたいのですが、まだ足跡だけで姿を現してくれません。朝のお食事も終わり、どこかこの近くで息を潜めてお昼寝中でしょうか。ご覧下さい、雪に覆われた棒道はいっそう素晴らしいウオーキングコースだと思いませんか?
後から一人遅れてくるスッタフ(左)を心優しい男性が待っています。(右)


雪に埋もれないよう道に沿って立って小休止です 橋を渡って沢を越えています。
鹿の足跡 雪の棒道
「これは鹿の通り道ね。」とでも話しているのかな?

 雪の重さで倒れた木もあちらこちらにあり、そんな道を進むうち、先頭の方では八ヶ岳側に数頭の鹿を見つけたり、小淵沢カントリークラブのゴルフ場の中に群を見つけたりして騒いでいるのですが、その声と気配で鹿は逃げてしまい、最後尾から行く私のカメラに収めることはできません。
(ノ_<。)ビェェン
「いいんだ。今日は皆さんに楽しんでいただければ」と自分に言い聞かせつつ歩くうちに棒道から横にそれる地点(右)へと着きました。ここからはサントリーの貯蔵庫(ウイスキーがきれいな空気の中で沢山眠っています。)とゴルフ場の間の道を下っていきます。風に乗ってほのかにウィスキーの香りがしてきます。これを『天使の分け前』というそうです。それでは分け前を少しいただきながらほろ酔い気分で歩きましょう。と思っているとまたまた先頭が騒がしくなり「鹿、鹿」と騒いでいます。ほろ酔い気分も吹っ飛んで今度は前の人にふさがれている踏み跡をそれ、深い雪の中をスノーシューも履かず、長靴でズボッ、ズボッと先頭近くに行きました。こちらはそれ以上近づかず止まっているのですが、鹿の群はこちらの気配に気づいて逃げようと右往左往フェンスの中でしています。ビデオは間に合わず、デジカメのシャッターを何度か押しました。突然と現れる動きの早い鹿を撮るのは大変です。何人の方のカメラに鹿の姿が収まったかはわかりませんが、今度は全員の方がしっかりと鹿の群を見ることができました。皆さん満足顔です。
写ってましたよ!!
鹿 鹿
なんだか凄みがあって猛獣のようですね。 斑点も鮮やかな可愛い子鹿です。
鹿

鹿
    
 
これは鹿がフェンスを越えた跡だと思います。道からゴルフ場へと踏み跡が続いています。上部の有刺鉄線には鹿の毛が付いていませんのでそれに引っかかることなく飛び越えたのでしょう。


棒道とお別れの地点で撮った記念写真です。
写真をクリックすると大きくなります。

 鹿と遭遇したところはゴルフ場の一番下でした。もう本日のウオークコースの最後の最後です。このすぐ下は民家やペンションがある地域です。今日の昼食場所の「ペンションわっ」も目と鼻の先です。ここまで来て鹿に会えるなんてなんとラッキーなことでしょう。さー、スノーシューもここではずして、豚汁の匂いの方へと向かいましょう。今日の案内役はペンションの女性陣が主で男性陣が豚汁の用意をして待っていてくれるはずです。ほらっ、あのブルーのシートの所です。

「さー豚汁をどうぞ!
ネギとショウガを入れると温まりますよ。」
それぞれ持参のおにぎりと豚汁で
賑やかなランチです。
風もなく雪の中で食べるのも格別です。
この場所を提供してくださったペンションわっの御夫婦からコーヒーのサービスです。

 皆さん、お腹もいっぱいになりましたでしょうか?今日はこれで解散です。雪の少ない小淵沢でイベントの日に合わせたようにこんな雪道になることはこれからもあまりないかもしれません。また雪のお陰で鹿を近くで見ることもできました。でも雪が無くても棒道は四季を通じて素晴らしいコースです。これを機会にまた違う季節の棒道も歩いてみてください。今日はお疲れさまでした。m(_ _)m



このイベントの準備篇もご覧下さい。
コースの雪踏み篇(p・あるびおん記)
雪踏みをして長靴で潜らないようコースを作りました。

p・きーすいん p・zoom p・たん歩歩 p・あるびおん



棒道の歴史について興味ある方は
武田信玄と棒道 (小淵沢小学校 新海和彦先生のHP)
棒道と観音様 (北村氏の八ヶ岳周辺諸事検証より。 北村氏は小淵沢在住の方です)
小淵沢から小泉へのモデルコース
コース地図
ペンションからのコース地図
棒道+八ヶ岳リゾートバスのコース紹介
信玄ゆかりの地を訪ねる
棒道 ウォークレポート は雪の棒道です
信玄棒道と馬の道ウォークアルバム 2009.11.15
信玄棒道と馬の道ウォーク 2009.11.15
野菊咲く棒道アルバム 2009.09.11
棒道+八ヶ岳リゾートバスのコース紹介  2009.09.02
秋の棒道から  2008.09.10
朝の棒道 野菊の小径 2008.09.10
夕暮れの棒道 花の棒道 2008.09.09
棒道 スノーシュー 鹿と出会う 2007.01.06
初秋の棒道 2005.09.28
棒道ハイキング(和楽路会) 2003.03.30
棒道・ファミリースノーシュー 2003.03.09
棒道 スノーシューハイキング 女取湧水を訪ねて 2001.02.01
夕暮れの棒道をクロカンで歩く(クロカン初体験の巻) 2003.01.15
雪の棒道 一人歩き 2002.12.09
雪の棒道・スノーシューでお散歩 2002.01.28
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スノーシューで歩く棒道 2001.02.11
雪の棒道(ポレポレクラブ・本番) 2001.02.04
雪の棒道ポレポレクラブ・準備篇) 2001.02.02
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信州棒道と座禅草ウオーク (八ヶ岳歩こう会主催) 2000.03.28
新雪の棒道を歩く 2000.03.12
棒道ウォーキング 1999.12.06

スノーシューってどんなもの?

八ヶ岳・小淵沢ポレポレクラブ
今後の予定はこちらでご覧下さい。


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