八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : トルコ旅日記 5日目 『コンヤ〜カッパドキア』

Feb 27, 2011

トルコ旅日記 5日目 『コンヤ〜カッパドキア』

5日目・27日です。

 神学校や祈りの場・ジャミイのあるコンヤは宗教色の強い町で、お酒を売るお店も少ないそうです。

 メヴラーナ博物館はセマ(旋舞の儀式)の行われることで知られる聖者たちの墓です。中にはいくつもの棺が置かれ、位により大きさの違うターバンが置かれ、遺体はその下の地中深くに埋められているそうです。
青緑のタイル張りの塔が美しく、多くのトルコの人たちが願い事をしにやって来る光景に、トルコにいることを深く感じました。

 夜、ホテルの前の大きなショッピングセンターに行ってみました。
どこに違いがあるのか私達にはわかりませんが、量り売りのオリーブの種類の多いこと。
日本の梅干しも外国人から見れば同じでしょうか。

 今はカッパドキアに向かいバスは走っています。
道はただただ真っ直ぐで、両側は果てしなく続く畑でしたが、遠くに見えていた雪山がだんだん近づい来ました。3000m級のハッサン山も見えて来ましたが、本当に久しぶりだそうです今日も晴れました。
いよいよカッパドキアに到着です。

[トルコ地図 カッパドキア]

 ではまた・・・

現地ガイドさんは女っぽさムンムンのカッパドキア出身の大学生のママです。
とてもきびきび、キッパリとした性格の方ですが、トルコを愛し、日本のことも日本人より勉強しています。
でもとてもユーモアに富み、日本のだじゃれも得意です。

彼女曰く、コーランにはお酒は飲まない方がいい、豚肉は食べない方がいいと書かれていて、決して口にしてはいけなとは書かれていないそうです。
だから北海道や岡山に行った時困って豚肉食べてとても美味しかったと言っいました。一同大笑いです。

移動のバスの中ではトルコの歴史、現在の状勢なども詳しい説明があり、勉強不足で参加しても大丈夫です。
時折江梨チエミさんや坂本九ちゃんの古いトルコの歌や飛んでイスタンブールがながれ面白いです。

串本に行った時、難破したトルコ人を村民が助けた碑がありましたが、今もトルコの教科書にはその事が書かれいるため日本に感謝していると、だから先の戦争の時、イランで救援を待つ日本人のためいち早くトルコが飛行機を出して救援に向かったとのこと。
トルコ人にとって日本人を助けるのは当たり前とのことだそうです。

古いことでいつまでも恨まれていることが多い日本にとって嬉しいお話です。