八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : トルコ旅日記 6日目・28日『カッパドキア〜アンカラへ』

Mar 01, 2011

トルコ旅日記 6日目・28日『カッパドキア〜アンカラへ』

 今日も朝から晴れて暖かい陽気です。
ゆっくりの出発でギョレメ野外博物館に行きました。ここは神学校のようなところで、岩山にはいくつもの教会や学生の居室などが残っています。
カッパドキアは今も侵食が続いており、昔は室内だった所の屋根や壁が溶けて剥き出しになっている所も多く見受けられます。


高い所に登って見る景色はいっそう壮観で、真っ青な空の下、見渡す限り奇岩と岩穴の風景が続いています。歩いていても気持ち良くて、いつまでもいつまでも歩いていたい気分です。

奈々はここでトルコアイス初体験。パフォーマンスが楽しいトルコアイスです。
 
お昼は窓から見晴らしのいい洞窟ホテルであるギョレメ・カヤ・ホテルのレストランです。


ホテルのテラスからの眺めも最高です。


午後は、ウチヒサールの要塞へと向かいます。ウチヒサールは、カッパドキア地方で最も高いところに位置する村で、村の中央にそびえる大きな岩の要塞がシンボルとなっています。


いよいよカッパドキアともお別れです。通り抜けていくカッパドキアの町が名残惜しくバスの中にため息が溢れていました。

 さて今はアンカラに向かっています。こうしてバスでいくつもの町や村を通り過ぎて行きますが、ほとんど人を見かけません。
畑仕事のないこの時期は、女性は家や組合で絨毯を織り、男性はどこかに集まりおしゃべりしているそうです。
でも楽をしている男性のほうが寿命が短いそうなので、やはり体は使っていたほうが良さそうです。

 今、大きな塩湖の畔を走っています。反対側はまだ作物の植えられていない広い畑が緑の草に覆われ、なだらかな山まで草原のように続いています。
もうすぐ塩湖に大きな夕日か゛沈み始めそうです。思わず健康で家族揃って旅ができていることに、心から感謝したくなりました。

 今夜はアンカラエクスプレスの夜行寝台車でイスタンブールに向かいます。
旅も終盤です。