八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : さむ〜〜い日には

Dec 16, 2011

さむ〜〜い日には

 朝から雪が舞っています。陽が差しているの冷たい風が雪を運んでいます。八ヶ岳は真っ白な雪雲に隠れています。
それでもお客様と主人は早起きして野鳥ガイドにお出かけです。野鳥の写真を撮るには根性がなければだめなのですね。根性のない私はお弁当を作って、ぬくぬくとお留守番です。
そう!こんな日こそコトコト煮込んでサムゲタンなんていいですねー。
 思い立ったらすぐに煮込み始めます。家にあるのは丸鳥ではなく塩麹漬け骨付きもも肉です。でも骨付きなら大丈夫。今日はスープではなく主食にしたいので餅米ではなく玄米にして、玄米を多めにしました。
具を鳥のおなかに詰められないので、まず土鍋に塩麹漬け骨付きもも肉3本、長ネギ1本、ショウガ大きな一かけ、ニンジン1/2本を丸ごと、昆布10cm、干し椎茸3枚を入れてたっぷりのお水でコトコト煮始めます。このとき玄米をといで40度のお湯につけて鍋カバーの中に。玄米が活性化してGABA(ガンマーアミノ酪酸)の量が増え、柔らかく食べやすくなるので一石二鳥。ストーブの上で2時間ほど鶏肉を煮たら、くこの実、活性化した玄米を水ごと土鍋に加えてさらに2時間。ナツメと松の実を入れて鶏肉も玄米もとろとろのサムゲタンのできあがり。お手伝いのAさんと土鍋の中を見ては「美味しそう!」とうなずき合う私たち。我が家では朝の中華粥に添える『白髪ネギのごま油・醤油合わせ』をサムゲタンにも添えていただきました。美味しい!!
 ではもう一品体の温まるメニュー『トゥブチゲ・豆腐チゲ』を。といっても韓国料理は辛くて苦手なので、家で作ることは滅多になく先日お店で食べたのを思い出して自己流に作るだけで本格的ではありません。でも簡単になかなか美味しくできたのでちょっと書いてみます。
小さな土鍋にアサリと水を入れて出汁を取ります。アサリが開いたら長ネギの千切り、ショウガを入れて『海鮮キムチの素』をたっぷりと入れて好みの辛さにします。ちょっとコクが足りなかったので鳥スープを足してスプーンで大きくすくったお豆腐を入れて熱々にしてテーブルへ。テーブルで生の黄身を2個分入れてお豆腐を崩さないようにかき混ぜてできあがり。美味しくできたのはオキアミの塩辛などが入った『海鮮キムチの素』にありです。
寒い今夜も体がほっかほっかです。