予約のご案内 | 空室情報と歳時記 | 談話室 | 野鳥掲示板 | HOME

2011.02.24(木)

トロイ〜エーゲ海のリゾート地アイワルクへ

2日目の今日はトロイの遺跡見学がメインです。

[トルコ地図 世界遺産]

 イスタンブールから4時間のバスの車窓からの景色は目まぐるしく変わりました。
緑の草原のにビンクの花を付けたアーモンドの木が見えたかと思うと、山に入ると雪景色。雨が強くふったり、明るくなったり。
バスは山道、雪道関係なく飛ばして走り、遅い車を追い越し、遊園地のアトラクションよりスリルあるドライブでした。
お昼に着いたゲリボルでランチ。朝がコンチネンタルと言われて、期待していなかったのに、メニュー豊富で美味しいバイキングで感動した後なので、サバのオリーブオイル焼きのランチには少しがっかりでした。写真はすべてホテルの朝食。

       種類と内容が素晴らしかったイスタンブールのホテルの朝食

 フェリーに乗るまでの間町をふらふら。
すごく派手なデコレーションのケーキに目が点になっていると、中に招かれ、お兄さんが焼き菓子をご馳走してくれました。
悪いのでオレンジジュースを頼みました。すると大きなグラスに氷も入れずオレンジを絞っていきます。1杯に5,6個入り、なんと2トルコリラ。104円。ジュースを絞るお兄さんとの楽しい時間でした。



 また雨が少し降ってきて、晴れていれば真っ青と思う海もどんよりしたダーダネルス海峡をフェリーでゲリボルからラプセキへ渡りトロイへと。30分ほどの航海ですが、こんな時間でも温かなチャイ楽しみます。トルココーヒーは聞いていましたが、これほどトルコで紅茶を飲まれているとは思いませんでした。
 トロイに着いた時には薄日が差し、傘も差さずに遺跡を歩きました。ダーダネルス海峡のポイントだったこの地には9つの時代の都市が重なりあっています。それぞれ戦争や地震、火災などで滅びた上に、また新しい都市が造られたようです。
当時は海で囲まれていた地も、今は海も遠退き畑になり、過去の栄華も崩れた大理石の柱と各年代の城壁、宮殿に続く石造りの坂道(上の写真)生け贄の血を貯めた井戸(左の写真)などを残すのみです。
シュリーマンは発掘した複数の時代の遺跡のうち、火災の跡のある下から第2層がトロイア戦争時代の遺跡と考えたのですが、現在では第7層がトロイア戦争のあったと伝えられる時期のものと考えられているようです。結局シュリーマンにより上層部の遺跡は破壊され、埋蔵品はドイツに持ち帰り、更に一部はロシアに流れて今はサンクトペテルブルクにある美術館にあるそうです。
ここの発掘に命をかけたシェリーマンの夢の跡を私達は見ているのでしょうか。
     
   各時代の重なりが見える          城壁にも年代の違いが現れています。

最後は復元された木馬に登り、窓から顔を出して写真を撮ったのは言うまでもなく。(笑)

今は今夜の宿泊地・アアワルクに向かってエーゲ海沿いを走っています。

 エーゲ海沿いのリゾートホテル楽しみです。
ではまた。
次へ トルコ旅行記TOPへ

☆日本野鳥の会 協定旅館・ペンション☆ 
野鳥とリスの宿「ペンション あるびおん」
山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332−1157
ご宿泊のお問い合わせは
TEL 0551-36-4166 FAX 0551-36-3950
E-mail
i-modeはこちら