雪の棒道 一人歩き

2002.12.09(月)

棒道の 四季を写真で紹介

コース地図
この地図のあるびおんからサントリー貯蔵庫を通って別荘地先の流れまでの棒道を歩く

 午後1時、朝綺麗に雪かきしたのにもう玄関には5cmほど積もっています。お隣のカントリーローさんはせっせと2度目の雪かきをしていますが、「棒道に行って来マース」と挨拶して一人で出発。今日はスノーシューは持たないできました。このくらいでは膝までの長靴でも十分です。雪はちらついていますが薄日も差してきました。風も無いのでサントリーの貯蔵庫の横では「天使の分け前」といわれるようにウィスキーの良い薫りが漂っています。反対側のゴルフ場のフェンスの中を鹿がいないかのぞいてみますが、まだ鹿の足跡も付いていません。
ゆっくりと歩いたので約30分で棒道に到着。幾筋か踏み跡が見られます。雪が積もってはっきりと形がわかりません。でも林の中からでてきているのできっと昨夜か早朝についた鹿の足跡でしょう。この鹿の付けてくれた跡を歩いていきましょう。(アニマルトレッキング
林からでてきている踏み跡
 新雪一番乗りできるのも歩いて棒道に直ぐは入れるところに住んでいる者の特権ですが、なぜがいつも自分の足跡を付けてしまうのが悪いナーという気持ちに捕らわれてしまうのです。今日は一人。一人は嫌いなのです。いえ、怖いのです。ここに来るまではちょっとした風の音にも、雪の落ちる音にも、ビクビク、ハラハラしていたのです。でもこの景色を見たらすっかり雪の虜になっていました。
 棒道を歩いているとポコポコと大小の石に雪が積もったものが沢山あります。この一つを見て「きっとこれは観音様だ」と見定めて雪を払いのけてみました。ハ・ズ・レ!!ただの石でした。こんなに何回も歩いているのに、正確には覚えていないものです。(^_^;)でも一つだけで観音様当て遊びは止めました。自然に雪が溶けて現れる姿が素敵なのに、それを私がみんな払ってしまったらもったいないからです。女取湧水との分岐にある大きな文字塔(右の写真)も雪が張り付いて姿が見えません。薄暗い中で見たら雪の妖怪と見間違えそうな形です。
 さて皆さん、雪の棒道でちょっと休憩なんてこんもりとしたところに座ると、小さな観音様にお尻をのせることになるかもしれませんの気を付けてくださいね。
 今日は女取湧水への道である八ヶ岳防火帯を登らず、女取湧水からの流れのある下の道を行くことにします。急な下り坂は長靴でもかなり滑ります。新雪の下に岩があるのできをつけてください。下りきるともうせせらぎの音が聞こえてきます。もう少し先まで行くと橋が懸かっている本格的流れがありますので今日はそこまで行きましょう。
水源となっている女取湧水からの流れで、いつもは苔むした岩に縁取られた流れですが今日はふんわりとした雪の中をゆったりと流れています。棒道の中の好きな場所の一つです。流れを見ているだけで癒される気がします。今日はここまでできた道を戻ります。同じ道を戻っても、また景色が違うので楽しいのです。

 
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