八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : ガーデンニング・庭仕事

カテゴリー : ガーデンニング・庭仕事

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Aug 18, 2008

秋を感じて

 空気の透明さも、風の匂いも秋を感じさせるようになってきて、何だか寂しくなってしまいます。
 コスモスも、桔梗の花も、爽やかな風に揺れ、ツル籠の中ではワレモコウの可愛い赤い穂が陽を浴びて輝いています。
薄紫のボルドーギクは元気に伸びて咲き。シュウメイギクは沢山のつぼみを付けて咲く日をまっています。
そろそろまた雑草が伸びて来ました。涼しい内に雑草取りもしなくては・・・・・
 お盆を過ぎた途端に、お客様は大人の方ばかりになってきました。

Aug 04, 2008

計算違いのカサブランカ

 今年は裏の鬱蒼とした庭にもちょっとはお花が欲しいと、何種類かの百合の苗を植えましたが、やはり暗すぎるのか、虫が付いたり、倒れたりして余り成績が良くありませんでした。
それでも客室から見えるところに植えたカサブランカは一本に3から4個のつぼみを付け、今日開花しました。
でもその美しい花は客室には背を向け、林に向かって咲いています。それはそうですね、お花は陽に向かって咲くものですものね。ここにはスカシユリのように上に向かって咲く百合やオニユリのように咲くものを植えるべきでした。
来年はこのカサブランカは前庭に持っていき、ここにはオニユリでも植えてみましょう。

Aug 02, 2008

一日花

 朝、水をまくとヘメロカリスが「おはよう」とでもいっているように咲いています。
夕方、水をまくともうそれはしぼんでいます。一本の茎に4,5個のつぼみを持ち、一日一つずつ咲き、それが終わるとまた次のつぼみを付けた茎が伸びて、次々と花を楽しませてくれます。そういえば夏にはこうした一日花が多いですね。ムクゲ、芙蓉にオシロイバナ・・・そうそう先日園芸店でオシロイバナの苗を売っていたんです。昔はどこの庭先にも、道端にも咲いていて、黒くなった実をつなげてネックレス等を作って遊びました。あの懐かしい匂いを楽しみたくて、それを買おうと思って忘れました。まだ売っているかなーー?
 一日花がその日を終える頃、お客様がチェックインされます。
懐かしい再会だったり、初めての方との出会いだったり。そして今夜もお客様と私たちの一期一会を大切にしたいと思うのです。ご一緒する時間は一日花のごとくですが、これからも沢山のつぼみを付け、年を超えても何度も咲くことを願って。

  3年ぶりにご主人様との思い出を胸に     今日は入笠山、明日は茅が岳登山です

 また一段と元気でお茶目になったMちゃん    お花の写真を撮りに入笠山や甘利山へ

Jul 08, 2008

前庭の花

 毎日夜降っては昼間晴れるという状態なので、お花は生き生きしていますが、かなり湿っていますので、これで高温になったら一気に病気や虫が発生しそうです。
それでも短く切り詰めたビオラはまたこんもりと花を付けてくれました。ここは涼しいので、春に植えたビオラがこうして時々切り詰めると結構長く楽しめます。
 看板のある中央の花壇では五色ドクダミ(カメレオン、ホットニア)が鮮やかな葉の間から真っ白な花を咲かせています。これは良く日に当たるところでは赤が鮮やかですが、日陰では赤が出ません。
 玄関横の花壇では、ピンクの鮮やかなノコギリソウが溢れるように咲いています。昨年は大夫抜いたのですが、きっとここが居心地良いのでしょう。今年は咲きたいだけお咲きなさいという感じです。
 反対側の半日陰の花壇ではギボウシは気持ちよさそうに葉を広げ、花茎をスルスルと伸ばし、その先に星形の蕾。ここからまた伸びて紫色の花が咲きます。その葉陰で桔梗が遠慮がちに咲いています。毎年消える事なく、楚々と咲いてくれます。秋海棠の柔らかな葉があちらにもこちらにも。大好きなお花です。

 ヘメロカリスやキンシバイは鮮やかな黄色で華を添えています。夏の色はやはり元気な黄色でしょうか。

Jun 18, 2008

初夏の庭2

 良く晴れて、気温も高くガーデニング作業でも汗が流れます。
病院の庭も一週間で大夫咲いているお花が変わっています。
先週は真っ赤なポピーとマーガレットがお花の大半を占めていたのに、今日はラベンダー、マロー、アリューム、わすれな草、ムギセンノウ(アグロステンマ)など咲き始め、色彩も豊になって来ました。
今日は枯れたマーガレットを取り、帰化植物のムシトリナデシコを抜きます。抜いたムシトリナデシコを家に持ち帰り植えるという人もいます。私もこの花は嫌いではなく、こんなに可愛いお花を抜くの?と思ってしまうのですが、帰化植物で繁殖力が旺盛です。
        

  ここで来週のバザーの日にはフラダンスが  北海道から京都、九州までのお土産が

Jun 10, 2008

クレマチスとクリンソウ

 枕木を積んだ花壇の下に植えたクレママチスです。積んだ枕木に竹を組んで這わせています。

今年は大きな花が咲きました。
でも可愛そうに、いつも大きな車が置いてあるので、なかなか観てもらう機会がありません。



 このクリンソウははるばる去年あるびおんにやって来たお花です。種を蒔いて、クリンソウを増やしている方です。


 今日のお客様は苔玉やお花にとても興味があるようで、玄関に置いてある苔玉を興味深くご覧になっていました。
             

Jun 08, 2008

苔玉

 古い苔玉の苔を巻き直しました。こちらは大きな苔玉です。
病院のバザーで売る苔玉は小さく、可愛く作りました。ベッドサイドに置くにはちいさいものがいいようです。
全部でバザー用が19個出来ましたが、これから旅行にでるので、ボランティアの仲間の方に、バザーの日まで面倒を見てもらいます。

Jun 04, 2008

初夏の庭

 今日は雨も上がり、少し青空も顔を出してくれました。でも気温はあまり高くならず、気持ちのよいお天気でした。
 今日はグリーンボランティアの日。どの仕事をするかは自分で探します。私はこれから咲くラベンダーの中のスギナ採りをすることにしました。
このラベンダーの間にはミントも出ているし、タイムも出ています。それに何が咲くか私には分からない芽も。雑草と思われるものもありますが、以前の勉強会で、雑草もむやみに抜くことはなく、邪魔にならない物はそのままにしておけば、余分な栄養を使ってくれてたり、マルチ効果があったり・・・と学びました。
 確かに私が畑をやっていたときも、夏に忙しくて雑草取りが出来なくて、土寄せも出来なくて、雑草の中で軟白化した長ネギの柔らかくて美味しかったこと。意外な雑草効果に驚いたものです。それに畑では過剰になりやすいNを雑草が沢山使ってくれるので、問題になっているN過剰な野菜にならなくて良いのです。
・・・てなこと考えながらスギナを取っていると、ラベンダーに触れる度にラベンダーのよい香りが立ち、こんな作業ならいくらでもしていたい気分になります。
 ここが終わり次はいただいた苗を植えることに。ギボウシやツボサンゴを日陰ガーデンへ植えます。
途中で「お昼にしましょう」との声がかかります。まだ途中ですが、今日は午後も時間があるので、とりあえずランチにします。おむすびにお総菜にデザート、珈琲まで揃った持ち寄りランチ。今日も美味しいくいただきました。m(_ _)m
 ボランティアは一応お昼までで、用があれば早くに帰ることもありますが、ランチを食べて解散です。でも、午後も時間がある人は残った仕事をしていくこともあります。これを私たちは「残業」と呼んでいます。私はペンションの仕事があることが多いので、ほとんど残業が出来ませんが、今日は時間があるので午前の残りの仕事を片付け、クレマチスを植えたりして帰ってきました。広くて沢山のお花が植えてありますが、やはり自分が植えたお花には愛着が湧き、成長が気になるから不思議です。
帰ってきてから、ついでに我が家の草取りも。こちらもやっとさっぱりとしました。

 これからここ一面にラベンダーが咲きます。    今は色とりどりのお花が綺麗です。
病院の庭のアルバム もご覧ください。

 初めて「なんじゃもんじゃの木」のお花を見ました。ふっと空を見上げると高い木にキラキラ光る物を発見。「あれ、なんの木?」と聞くとそれが「なんじゃもんじゃの木」でした。
       
   すらりと伸びた上の方に枝が付きます。       針のように細いお花です。
とても珍しい木だそうです。正式名はヒトツバタゴで学名はChionanthus retususで雪の花が語源とか。はかなく散るそうです。珍しい木に出会い、そのはかないお花の時期に出会えたことはとてもラッキー!

May 30, 2008

束の間の晴れを利用して

 昨日は雨がよく降りました。
今日は薄日も差していますが、また明日は雨だとか。
こんな時は苗を植えたり、移植したりにピッタリです。
ご近所の方が、お庭で増えた日陰植物を分けてくださるとのこと。喜んでいただきにいきまいた。
 今までは雑木林の下は、実生で生えて小さな木や、あまり綺麗なお花の咲かないような草(一般には雑草と呼ばれているらしい 笑)で覆われていました。昨年からクリンソウやシャガ、ヤマシャクヤクなど、そして今年はお友達ペンションからいただいた沢山のエンレイソウやオオウバユリを植えてみました。今日もレンゲツツジや桔梗、河原ナデシコ、リンドウ、シオンなどを植えるために、実生の木々を切ったり抜いたり、いらない草を抜て、無事沢山の苗を植え終わりました。これで明日雨が降ってくれたらしっかりと根付くでしょう。
 こうして下草を整理してみたら、ここには本当にイカリソウが合うようで、あっちにもこっちにも沢山のイカリソウが増えて広がっています。
もう少し木を切ったら陽が当たるのですが、野鳥が止まる木や、リスが渡ってくる木なので、切れないのです。
 前庭ではクレマチスが満開です。モンタナの淡いピンクと大振りな紫のクレマチスです。

May 24, 2008

シンボルツリーとの戦い

 あるびおんの玄関の両側にはコブシの木とハクウンボクの木があります。 この2本ともここが居心地良いのか、切っても切っても大きくなります。
特にコブシの木は巨大になり、階段に飾ってあるプランターのお花にも陽が当たらなくなるし、ペンションも半分隠れてしまうくらいです。
主人に高いところの枝を大きく切ってもらいました。お隣の枯れてしまったコファニーも根元から切り、端の大きくなったコファニーは先端を切り詰め枝も払い、前の花壇が本当にスッキリ。株立ちのヤマボウシにも陽が当たるようになりました。
それにしても、木ってどこまで上に延びるのでしょうね。だんだん恐ろしくさえなってきました。
切った大きな枝を片付け終わったら雨が。グッドタイミングでした。

 これで階段に飾ったプランターのビオラにもよく陽が当たるようになりました。花壇も風通しもよくなり、陽も当たるようになりました。枯れた木を取り除いたので、ちょと透けているけれど、直ぐにお隣の木が枝を伸ばしてくるでしょう。
 アーでもまだまだ剪定する木があります。庭仕事は尽きることなく続きます。これもまた楽しみかな。
 昨年植えたブルーベリーに花が咲きましたが、まだ木が小さいので、今年も実を付けない方が良いようです。取ってしまう前にパチリと証拠写真。ボカシが効いて、今年は大きく成長してね。育って欲しいのはなかなか大きくならず、木も花も人の思うようにはいきませんね。それぞれの適材適所に植えてあげればいいのだけど、庭にも限りがあるし、植えたい物は沢山あるし、頭の痛いところです。