八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : ラベンダーの命をつなげました。

Jun 13, 2011

ラベンダーの命をつなげました。

 昨年5月19日に穂挿ししたラベンダーが冬を越し大きくなりました。挿したのは親指くらいの穂でした。それが今では一番大きな苗は20cm以上に伸び、花芽が着いたので先日それは摘み取りました。今年は株の充実を図った方が良いかなと思って。成長の悪いのは10cm位のもありますが、それでも16本挿して16本生き生きしています。成功率100パーセントです。冬の間は室内でしたが、どんどんひ弱になっていき、もうダメかなと思っていたのに、春に植え替えたらぐんぐん元気になりました。

 これは明後日に病院の庭に移植します。16本のトレイを20枚作り、それぞれが家に持ち帰ったのです。そして1苗ずつを病院の庭に返せば20苗のラベンダーを古くなって弱った苗と交換できるはずでしたが、冬の間にダメになった方も多いようなので、私は家には2,3苗を残して病院へ持っていこうと思います。ちょっと寂しいので、先週切り戻した穂を持ち帰って、又今年も苗作りをすることにしました。来年はいくつの苗を病院に返せるでしょうか。また楽しみです。
  病院の庭で畑にするために抜いたポピーを、それも10cmくらいのひ弱そうな苗でしたが持ち帰りました。つきが悪いので多めに持って行きなさいと言われ10本くらいいただいてきたでしょか。それがみんなついてあちらこちらで花が咲いています。ひ弱で植え替えた苗なので、病院ほど大きな花にならず返って可愛い花です。そんな小さな苗から思いもよらず次々と蕾が持ち上がり咲き続けています。どんなひ弱でも諦めないで育てれば素敵な花を咲かせてくれるものですね。