八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 正食 マクロビオテック 2

Feb 14, 2008

正食 マクロビオテック 2

 先月に引き続き、今日もマクロビオテックの講習へ。先月の様子
今回はペンション振興会で行きましたので男女合わせて15人という人数でした。しかしほとんどものが刻んで用意され、時間のかかる出しなどはすでに取ってあるため、手際よく1時間30分くらいで7品が出来上がります。出来たてをいただき、その後に正食・マクロビオテックについての講義もあり、13時30分ぐらいに終わりました。
 今日の講義は、正食の基礎的な知識で、陰・陽、酸・アルカリ食品の分類、食べ合わせなどでした。それらは決して難しいことではなく、古来より私たち日本人が普通に食べ合わせていたことが多く、それを思うと、自然に美味しいと思える組み合わせが相性が良く、その時体が欲しているもの、例えば塩気が欲しいときは塩を、甘いものが食べたいときは甘いものを体が求めていると言うことではないでしょうか。ですから肝心なことは、正しくそれを感じられる感性、正しく測れるバランス感覚を持つことが重要に思いました。

                   今日の実習とメニュー              

              

ここからは私の覚え書きです。

江戸患い   玄米食から白米食になりビタミンB1不足で脚気などになった。

肉の毒消し  椎茸スープ:水3cに干し椎茸3個を戻し、蓋をしないで2cまで煮詰
        めて醤油で味付ける。リンゴも良く、肉にリンゴソースをかけるのは理に
        かなっている。

魚の毒消し  第一大根湯:おろし大根大匙3、ショウガおろしは大根の1割、醤
        油、三年番茶400ccを注ぐ。お寿司にわさびや緑茶、刺身にツマは理 
        にかなっている。みかんも良い。
甘いもの、白米の毒消し   梅干番茶:梅干し1個を湯飲みの中でつぶすし醤油、
              ショウガを入れて番茶を注ぐ。冷え性、疲労回復にも良い。

鳥の毒消し   長ネギ・・・焼き鳥のねぎまは理にかなっている。

卵の毒消し   トマト

身土不二の原則    その土地で出来たものを、その季節のものを食べる。

一物全体の法則   お米は玄米、野菜は皮も髭根も使う。

野菜・海藻・果物2,動物性食品1、穀類5の割合がよい。これは丁度日本人の歯の割合 門歯(野菜を切る)=2本、犬歯(肉を切る)=1本、臼歯(穀類をすりつぶす)=5本)とも合う。