八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 春の渓流

Apr 23, 2010

春の渓流

 昨日は冷たい雨で、一日引きこもり。頼まれている押し花額を仕上げ、後は乾かしたら送るだけになりました。
雨の日は、外へと心が散らずにこういう作業にはぴたり。じっくりと打ち込めると楽しい押し花です。
これからお花の季節。小さな可愛いお花達を押し花にしましょう。
昨日は今年こそ、もう少しお庭の花に手を掛けようと思ったばかり。そしてその前日は山野草やさんで、今年は新しい苔玉を沢山作ろうと思ったばかり。
はーー、身体がいくつも欲しいーーー!!1日は48時間ぐらい欲しいーーー!!
 今朝もまだ小雨が降ったり止んだり。主人がそれでも渓流に行こうというので、運動を兼ねて着いていきました。
途中は濃い霧に覆われていましたが、やがて霧を抜け、素晴らしい渓流に出ました。緑のベルベットのような苔の上を、山の雪解け水が滑るように流れていきます。あるところでは岩にはじけ、段差は滝をつくって落ち、ある所では岩を削り・・・どこまで続くのかな、この綺麗な水は。町の中までこの綺麗なままで届けたいものです。

畔ではアトリを100羽ほど見かけました。あるびおんの餌台には大夫少なくなりましたが、こんな山のなかで群れていたのですね。繁殖地への渡去直前に集結しているのでしょうか。
渓流にかかる木の枝が白いものを沢山付けています。目の悪い私が「雨氷だ」というと、主人が木の芽吹きだと。よく見てみるとネコヤナギのような芽でした。