八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 葦牙(あしかび)自主上映会

May 23, 2010

葦牙(あしかび)自主上映会

 今日は葦牙(あしかび)自主上映会の日です。お天気が荒れ模様で、見に来てくださる方も、駐車場で案内する係の方も大変です。
私は夜のお客様の準備を午前中にして、お昼には会場に向かいました。「いのちの作法」に次ぐ2度目であること、そして「いのちの作法」の時は昼夜とも満席の状態だったことに比べると、今回はチケットの売れ行きが少なかったため、スタッフの顔にもゆとりが感じられます。
会場には「いのちの作法」の時にお会いしている小池征人監督、ウクレレ奏者の森拓治さんの他に、今回ははるばる岩手からプロデューサー・都鳥拓也・都鳥伸也さん兄弟も見えていました。
 「葦牙」は児童虐待を受けて、親から離されてみちのくの養護施設で暮らす子ども達のドキュメンタリーです。「いのちの作法」の老人医療問題、老人福祉問題はいずれは誰でもが多かれ少なかれ直面する事なので、多くのかたが興味をもってくださいましたが、今回のことはちょっと特殊で重たい課題であると感じたり、あるいは身近に同じようなことがありちょっと目を向けたくない・・・等でなかなかチケットの販売も難しかった映画です。でも岩手県外で、この映画で200人を超える人が動員できたのは初めての記録だそうです。
 雨降る中、ボランティアの仲間のかたも遠くからいらしていただいたり、お友だちにも忙しい中足を運んで頂き皆様に感謝です。そしてお帰りには「良い映画見せていただいてありがとう」「色々考えさせられました」と声を掛けていただいたり、電話でわざわざ感想を聞かせてくださったり、もっとみんなに働きかけて見てもらいたかったと言われて、とても嬉しかったです。
 夜の部の受付は抜けて、ペンションの仕事に戻り、また夜8時からの打ち上げに出ました。
監督さんや森さん、都鳥さん兄弟のお話も聞けて、私は余り力にはなれなかったけれど、仲間でまた一仕事終えたという満足感を感じました。

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