八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 賄いは汁有り冷やし担々麺

Aug 24, 2010

賄いは汁有り冷やし担々麺

 「処暑」と言えども、今日も日中は暑くなり、お掃除などで動けば汗が噴き出します。
そんな今日のお昼の賄いは、一昨日書いた「汁有り冷やし担々麺」です。汁有りと書いたのは、元々は汁が少しだけなのが、中国の担々麺です。だから小さいとき見た汁なし担々麺のイメージが強く、この年まで食べなかったのです。陳建民が日本人向けに改良したと言われているのが「汁あり担々麺」です。で、やっぱり私は典型的な日本人なのしょうか、汁有りなら作って見ようという気になったのです。
 何しろこの年まで食したことがないので、先日「チューボーですよ」のお店紹介で見た冷やし担々麺を想像で作ります。
「具」
●豚挽肉をザーサイ、長ネギ、生姜をそれぞれみじん切りにして炒め、オイスターソース、甜麺醤、醤油、XO醤、塩胡椒などで味付けしてさましておく。
●モヤシは茹でて、ラー油とごま油をまぶしておく。
●白髪ネギをたっぷり切って、さらして水を切っておく。シナチクはできあのもの。
「汁」
●ゴマペースト、すりごま、豚のゆで汁、甜麺醤、醤油、酢、みりんなど入れて、ミキサーで混ぜ、私の好きな味なるまで味付け。冷やし中華のごまだれより薄く、酸味も少し抑えて、スープまで飲めるように。ゴマドレッシングなど入れればもっと楽にできるかも。汁も朝作って冷蔵庫で冷やしておく。からい味好きは食べるときにラー油を。

以上が冷えたら、生麺を茹でて水で洗って冷やして、トッピングを載せ汁を掛けて出来上がり。
他にも半熟卵や煮卵、青菜など載せても良かったナー。でも私的には大満足の味。

 こうして日本で改良された「汁有り担々麺」ですが、最近は中国の四川でも汁有りがメニューにあるとか。やがて「ジャージャー麺」も汁有りになるでしょうか?と思ったら、すでにあるそうです。 
日本ほど色々な国のお料理を食べられるところはないし、色々な国のお料理を日本風にアレンジしてしまう国はないですね。スイスで食べたフォンデューシノワーズはチーズフォンデューを日本のしゃぶしゃぶ風にしたもの。これはスイス人がの日本を真似てアレンジしたのかな?しゃぶしゃぶと違って、沢山のソースがパレットの絵の具のようにお皿にのっていて、おいしいかった。