八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 助け合い

Mar 18, 2011

助け合い

 毎日いいお天気なのに、原発の行方をテレビで見たりして運動不足です。それにみんな何しているんだろう?と思っていたら「今日はお昼をみんなで食べて、停電の間は富士見の温泉で過ごしましょう」とペンション仲間からお誘いがありました。そう、そう、くすぶってばかりいたら精神衛生上も良くないし、経済活動も落ち込みます。
 ここは山梨県と長野県の県境です。長野県は中部電力なので計画停電には入っていません。それでこちらが停電でも、車で10分の富士見・鹿の湯は営業中です。
停電前の11時30分にパオパオで昼食を済ませ、鹿の湯へ。いつもなら平日のお昼でも老人会などの団体で賑わっているここも、このご時世で団体さんは見受けられませんでした。ゆっくり温泉に浸かって、休憩室でニュースを見て、停電の終わる頃わが家へ。ほんの少しでも営業しているところへ貢献することも必要ですね。これも助け合いかなと思います。
外に出れば、真っ青な空に頂きに雪を残した八ヶ岳がくっきり。まるで何事もないように穏やかな景色です。
 この計画停電があっても、停電が終わり次第直ぐに営業している飲食店もあったり、それぞれができる範囲で頑張っているようです。

 地震以来、余震やふいの停電を恐れて、予約のあるお客様にはこちらからお電話してお断りもしていましたが、余震も実際にはほとんど感じることもなく、計画停電はあらかじめ分かるのでお食事の用意もできますし、ガス、水道は使用できますので、これからはお客様の判断でいらしてくださる方はお受けするつもりです。
嬉しいことに、ボチボチと予約も入るようになり、被災地以外では少しずつ平常の生活を取り戻しつつあるのかも知れません。

 原発の問題が解決すれば、もっともっとみんな活発になるはず。
夜を徹して作業をしている皆さんの成果がきっと出てくるはず。
みんなで応援しましょう!!