八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 諏訪にて

Apr 05, 2011

諏訪にて

 なるべく遠出をしなければいけない時は、その周辺の用事を済ます、行きたいところがあったら用事のついでに行く様に心がけています。
 今日は諏訪のカメラやさんに用があり、ついでに湖畔の原田泰治美術館に行ってきました。
2011年3月5日(土)〜6月29日(水)まで原田泰治の世界 「日本列島ふるさとへの旅」展と平成23年3月5日(土)〜4月27日(水)岡田清和 はり絵の世界が開催されています。 北海道から南は沖縄まで47都道府県全てにわたり、綿密な取材をして書かれた故郷の風景。全国津々浦々の美しい故郷をひとつひとつ拾い集めたような作品展です。我が故郷「横浜山手の風景」もありました。現代の姿も泰治さんの絵になるとホット心安らぐ世界になります。
グラフィックデザインの傍ら故郷である長野県伊賀良村の思い出を書き始め、やがて長野県内の風景に広がり、それが今では日本全国を回りながら、写真を撮り、人とも交流を深めながら取材をして故郷の絵が描かれていく姿がビデオで観られます。こんな取材から細かいとろろまで生活感のある絵になるのですね。
 2階の喫茶室からは諏訪湖が見渡せ、今日はお天気もよく青々とした湖面がガラス窓一杯に広がっていました。ゆっくりお茶するのにいい空間です。今度は絵にある富士見の木の橋を探してみようと思います。

       2階の喫茶室                 1階の窓からの諏訪湖
原田泰治美術館 ペンションに割引券あります。
 帰りには諏訪のお魚が揃っている市場に寄りました。ここは北陸からのお魚が多いのですが、今日は大夫棚が空いています。やはりこのところの風評でお魚離れの影響なのでしょうか。私は大きな真鯛やカンパチなどを買ってきました。お魚は丸ごと買うのが一番。まずはお刺身にして、残りは昆布に包んで翌日に昆布締めで頂くか鯛茶漬けに。残りは切り身やみそ漬けなどにして冷凍します。カンパチの頭や中骨はあら炊きに、白身魚の鯛はお魚のスープ・ユメド・ポアソンを取っておきます。これでブイヤーベスぽいお料理やパエリヤ作ると美味しいのです。本屋さんやCDやさんにも寄り、結構有効に回った半日でした。