八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々

　今日は蓼科ハーバルノートでグリーンソウル勉強会。今回は、特別講座「村上朋子さんを囲ん で」です。毎度のことですが、講座に参加したくても定員(８名）オーバーで受けられない方も多く、またとない機会を得られた事を大切にしたです。
村上朋子さんは２０年間精神科の看護師として務め、ハーバルノートでアロマトリートメントやハーブを学び、現在は札幌で北海道芳香植物研究会 Green Circus（グリーンサーカス）を主宰し、ハーブ料理や心のケアを実践、伝達し、同時に札幌のがん専門クリニック で免疫力高める料理の指導をなさっています。ご主人が安全で安心して食べられる食品の「夢屋」を開いていらっしゃるとのこと。二人三脚で同じ方向性を持って歩いていらっしゃるのですね。
「村上さん」「朋さん」というお名前は何度かエリ子先生からお聞きしていましたが、今日は実際にお会いできることを楽しみにしていました。お教室にはいるとすでにそこにいらして、エリ子先生に紹介されて席に着きましたが、目と目が会った瞬間ビビッと来ました。勿論私が一方的ですが。ふくよかな体から発するオーラがまぶしかったです。
　今日はテーマはなく、自己紹介の後はそれぞれが抱える問題、疑問、体験、悩みを共有する形で話が進みます。精神科で多くの形で人間の本性を見ることができたとおっしゃっていましたが、その経験から導き出して語られる言葉、解決法、アドバイスは「生きていること」、「命」、「人間の本来の姿」、「人間の機能」を基本とした分かりやすく、明解な言葉で、時に厳しくきっぱりと語られるのですが、不思議とそれがとても温かく心に染み込みていくのです。難しい仕事や大変な仕事を続けながら、あのおおらかさはどこから生まれたのでしょう。みんながお母さんのように慕い、頼ってしまうのがわかります。
　今回は自分の問題や病では無いことも共有し、とても勉強になり、今までハッキリとしなかったことがよく分かりました。これから私自身がそんな問題に突き当たったとき、周りの人がそんな状態になったとき、今日のことを思い出して寄り添えたら良いナーとおもいます。
私はもっとお料理のことや食についてのことをゆっくり話してみたかったのですが、今回は時間がありませんでした。
　今日は仕事のため一足先に帰らなければなりませんでしたが、最後に温かかく抱きしめていただき、札幌に行ったときには必ず再会することを約束してお別れしました。
　今日のお楽しみのおやつは紅茶のブリュレ。添えられたバラの花びらと共に口に含むと、薔薇の香り中で小さな気泡がシュワっとはじけます。この優しさが今日の講座にぴったり！！