八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : アロマテラピーによる更年期のケア

May 19, 2008

アロマテラピーによる更年期のケア

 今日は朝から風が強いですね。
早々と台風の影響でしょうか。それにしてはちょっと冷たい風です。
 今日は久々にハーバルノートのレッスンです。
小さなお教室には、お馴染みのお顔が揃っています。といっても毎回希望者が集まるので、メンバーは違うのですが、今までにどこかで、いつか会ったお顔が集まるので、今日はどなたがいらしているかしら?というのも楽しみです。高山や静岡からもいらしています。
 さて、今日のテーマは「更年期のケア」です。ドミニック・ボドゥー博士のテープ起こし総集編より学びます。
最近は急速に逆症療法(西洋医学・出た症状を治してゆく)と芳香療法(体の調和を整える)の差が縮まってきた・・・というのがエリ子先生、医療現場の方々の感想です。 ボー博士も逆症療法と芳香療法はお互いをつぶすものではなく、共に歩むものといわれているように、時には現代医学の力でなくては立ち向かえないこともあるでしょうし、時には芳香療法の方が良い場合もあるし、両方を同時に使うことで治療効果を高めるときもあるでしょう。差が縮まったということは、お互いの立場の人がお互いの療法を理解し合い、効果を認め合うようになったということで、とても嬉しいことですね。
 更年期に色々体の不調をきたすのは、ホルモンの作用で体のバランスを崩すことであり、これを良く捉えれば、ここで自分の健康を立て直す良い機会なのだそうです。酷い方は医療の助けが必要かも知れませんが、ホットフラッシュ、鬱や不眠、肥満や痩せすぎ、肌の不調、イライラ等の症状を改善する処方箋は芳香療法にも沢山あり、試す価値有りだなと思われることがいっぱいでした。色々な症状の中でも、更年期のケアは体の調和を整える芳香療法の威力を発揮するものではないかとも思いました。
ソクラテスの原則にもあるように「何より大切にしなければならないのは、ただ生きることではなく、善く生きることだ」ですから、更年期を迎えている皆さん、これからの方々、ただ悶々とその時を過ごすのではなく、特に病院へ行くほどでもなけれど、スッキリとしない・・・時など、身近なものから試してみてはいかがでしょう。
 それにしても、今日のハーバルノートはなんとお客様が多かったことしょう。車を停めるのも大変なほどで、レッスンの間もお店には絶えずお客様の気配。4月13日の講演の成果でしょうか?
 この講演は産科の池田先生が「生まれるとき」 エリ子先生が「生きているとき」 内藤いづみ先生が「死ぬとき」の講演をしたもので、私は桃の里ウォークがあり聞くことが出来ませんでしたが、とても好評だったようです。小さなハーブの花束が会場に回され、香りに癒されながら聞いた講演はきっと印象深いものだったことでしょう。