八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 初夏の庭

Jun 04, 2008

初夏の庭

 今日は雨も上がり、少し青空も顔を出してくれました。でも気温はあまり高くならず、気持ちのよいお天気でした。
 今日はグリーンボランティアの日。どの仕事をするかは自分で探します。私はこれから咲くラベンダーの中のスギナ採りをすることにしました。
このラベンダーの間にはミントも出ているし、タイムも出ています。それに何が咲くか私には分からない芽も。雑草と思われるものもありますが、以前の勉強会で、雑草もむやみに抜くことはなく、邪魔にならない物はそのままにしておけば、余分な栄養を使ってくれてたり、マルチ効果があったり・・・と学びました。
 確かに私が畑をやっていたときも、夏に忙しくて雑草取りが出来なくて、土寄せも出来なくて、雑草の中で軟白化した長ネギの柔らかくて美味しかったこと。意外な雑草効果に驚いたものです。それに畑では過剰になりやすいNを雑草が沢山使ってくれるので、問題になっているN過剰な野菜にならなくて良いのです。
・・・てなこと考えながらスギナを取っていると、ラベンダーに触れる度にラベンダーのよい香りが立ち、こんな作業ならいくらでもしていたい気分になります。
 ここが終わり次はいただいた苗を植えることに。ギボウシやツボサンゴを日陰ガーデンへ植えます。
途中で「お昼にしましょう」との声がかかります。まだ途中ですが、今日は午後も時間があるので、とりあえずランチにします。おむすびにお総菜にデザート、珈琲まで揃った持ち寄りランチ。今日も美味しいくいただきました。m(_ _)m
 ボランティアは一応お昼までで、用があれば早くに帰ることもありますが、ランチを食べて解散です。でも、午後も時間がある人は残った仕事をしていくこともあります。これを私たちは「残業」と呼んでいます。私はペンションの仕事があることが多いので、ほとんど残業が出来ませんが、今日は時間があるので午前の残りの仕事を片付け、クレマチスを植えたりして帰ってきました。広くて沢山のお花が植えてありますが、やはり自分が植えたお花には愛着が湧き、成長が気になるから不思議です。
帰ってきてから、ついでに我が家の草取りも。こちらもやっとさっぱりとしました。

 これからここ一面にラベンダーが咲きます。    今は色とりどりのお花が綺麗です。
病院の庭のアルバム もご覧ください。

 初めて「なんじゃもんじゃの木」のお花を見ました。ふっと空を見上げると高い木にキラキラ光る物を発見。「あれ、なんの木?」と聞くとそれが「なんじゃもんじゃの木」でした。
       
   すらりと伸びた上の方に枝が付きます。       針のように細いお花です。
とても珍しい木だそうです。正式名はヒトツバタゴで学名はChionanthus retususで雪の花が語源とか。はかなく散るそうです。珍しい木に出会い、そのはかないお花の時期に出会えたことはとてもラッキー!