八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 行く年来る年ツアー

Jan 01, 2009

行く年来る年ツアー

 今年も例年通りに夜11時に出発。子供さん達も元気に起きて待っています。
今日は全員参加で18名+あるびおん家族3名の合計21名で、4台の車を連ねて出発。早かったので駐車場も一番乗り位だったかも。まだ除夜の鐘は始まらないので、本堂にお参りをして、たき火の周りで、無料のおでんや甘酒をいただきながらその時を待ちます。無料だというのにこんにゃくは一枚を半分にした大きさだし、焼きちくわも1本の半分が串に刺さっています。それに卵沢山あり、この大盤振る舞いがいかにも田舎らしくて良いですね。

 やがて除夜の鐘の始まり。早速順番に鐘撞堂に登って一人ずつ大きな鐘を撞きます。人数制限をして登っているものの、櫓が揺れて床が抜けないかちょっと心配。でもこうして順番を待つ間もゴ〜〜ンと鐘の音が空気の振動となって全身で感じられるのは良いものです。そして自分が撞いた鐘の音が周りの空気を振動させる時、毎年、毎年感動します。お客様もとても貴重な体験だったと、とても喜ばれます。

 まずはお父さんが撞きます           次は小さなお嬢さんも大きな鐘を撞きます。
 その後は500円で買った木槌を持って「幸せの108の鐘」へ。入り口から入ると9の鐘ごとに干支が現れ、十二支が終わると108になります。みんな自分の干支ではより丁寧におまいりします。

 高福寺で新年を迎えたら、車で移動して、今度は大滝湧水のある大滝神社で初詣。ちょっと足場の悪い湧水を通って神社に入ります。ここでは毎年七賢の樽酒が振る舞われ、子供さんはみかんをいただきます。甘酒もここの甘酒は一段と美味しいのです。でもここは地元の人だけで、いつも静かにお参りが出来ます。古木に囲まれた幽玄な世界です。

                 樽酒やおみかん、甘酒を振る舞われて
             
             今年も皆さんにとって幸せな年でありますように。