八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2008-04

April 2008

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Apr 10, 2008

あるびおんのアイドル

今朝のベランダにアルルの姿。大きなクルミをテイクアウトしてどこへ?
新しいベランダにも慣れ、最近は頻繁にやって来ます。

Apr 08, 2008

桃の里 下見、クリーンウォーク

 小雨降る中、ペンション仲間7人はレインウェアー、ゴミバサミという出で立ちで小淵沢駅に集合して電車で日野春駅へ。私はといえば、ウォーク当日にトイレをお借りする施設へ持っていくトイレットペーパーを抱えています。一体私たちはどんな集団に見えたことでしょう。(笑)そして1名は自家用軽トラックで日野春駅へ。この軽トラが一年の中で一番活躍する日かも知れません。
 歩きはじめは冷たい小雨が降っていましたが、それでも片手にゴミ袋、片手にゴミバサミを持ち、みんな真剣にゴミを拾いながら歩き始めます。やはり駅周辺はたばこの吸い殻、空き缶などが多く・・・でもこれからまだまだ先が長いのです。適当なところで先に進まなくてはならないのですが、結構拾い始めるといい加減に出来ず、みんな一生懸命。
 雑木林にはいると、歩くところにはゴミが少ないのですが、奥に不法投棄されていたり、わざわざ捨てに来たようなゴミが。便器や自転車など回収しきれないものもあり、悲しくなります。やがてスモモ畑に。真っ白な花が5分くらい咲きです。これなら本番は満開。ゴミを拾いながらお花の咲き具合もチェックします。この辺りまで来ると空も明るくなり、体も暖まってきました。山を見ると夕べの雨が山では雪だったようで、かなり下方まで雪化粧。まだ降っているのかとても寒そうに見えます。
 畑の周りはマルチのビニールや桃の袋が飛んだもの、肥料袋など多くなります。みんなゴミ目になって、ゴミでない肥料袋まで目に付いてしまうのです。池の畔では周平さんが大きなカエルの死骸を見つけ、女性陣は思わずのけぞる。
 今日は歩き慣れたコースも、いつもより長く感じます。それでもやっとやっと桃源郷につきました。その頃にはゴミは軽トラに山の よう。お昼もとっくに過ぎ2時30分です。救いは綺麗に咲き始めている桃の花と、いつの間にか雲が切れ青空が広がって来たことです。
 さー御褒美は小淵沢駅で買ってきた駅弁です。桃の花の下でいただきます。でもゆっくりはしていられません。夕方からお仕事が待っていますので、ここから新府駅までのゴミ拾いは出来ず、心残りですが3時23分の電車に間に合うよう新府駅まで小走りです。
 わっさん、月下草舎さん、シェムニさん、アスコットさん、たん歩゚歩゚さん、風路さん、波留美さん、お疲れ様でした。

 13日はお天気もお花の咲き具合も良さそうです。まだ間に合いますので、この機会を逃さずご参加ください。詳細はこちらから

今年もシュンランと ミヤマウグイイスカズラがひっそりと咲いていました。ウォークの時は足元のお花もお見逃しなくね。

Apr 07, 2008

嬉しい再開 バウハウス

 しばらくお休みしていた バウハウスさんが、今日オープン しました。
ファンが待ち望んでいた再開です!!椅子やクロス、食器も変わって、心機一転です。
これからは一人でやっていくので、みなさんも余裕を持っていらしてください。
車のお店だったところも、ゆったりとくつろげる場所として解放しています。ご主人が集めたイギリスの本など読んで待つことも出来そうです。
毎日食べても厭きないパスタ。その味は変わらず!

     

                                 イカバジルソース セット

   菜の花とアンチョビパスタ                キノコのクリームパスタ

Apr 06, 2008

八ヶ岳美術館を訪ねて

  八ヶ岳美術館で開催されている 『片田好美水彩画展 森と生きる』 に行ってきました。 小淵沢から大平の信号を左折して、鉢巻き道路を一路原村へ。左前方にペンションビレッジが見えたら、直ぐ右に美術館はあります。




駐車場から少し歩いて入り口ですが、このアプローチが自然遊歩道のようで、良い感じです。




清水多嘉示のブロンズ彫刻『みどりのリズム』が見えてきたら入り口はもうすぐです。




 中は白い壁にドーム型の天井で、その天井は柔らかな布で覆われ、とても優しい感じです。片田さんの展示場はまっすぐ行って、右に曲がるとあります。
 前期の展示作品45点の一つ一つのキャプションが、片田さんらしい軽快な文章で、作品をじっくりと鑑賞したら、そのキャプションも是非読んでください。
お花見や行楽にいらしたら、是非この八ヶ岳美術館により、片田さんの絵に癒されてお帰りください。
2008年4月1日〜7月31日まで八ヶ岳美術館で開催されます。

Apr 05, 2008

イカルは何してるのかな?

 あるびおん裏庭の白樺の木に、イカルが飛んできて、なにやら張り付いています?
羽根のブルーに輝く色は光線が当たってとても綺麗に見えています。


           
 ヒントは白樺です。春です。

そうです。春になると白樺は地下から水を沢山吸い上げ、芽を吹きます。
これを白樺妖精水と呼びます。
今、裏の白樺からはポタポタと、光る水滴が落ちています。啄木鳥が明けた穴や幹の傷口から、この妖精水があふれ出ているのです。
イカルはこれを飲みに来ているのです。若葉の芽吹くまでのわずか一ヶ月間だけの妖精水はほのかに甘く、キシリトールやミネラルを豊富に含むそうです。鳥達もこの貴重な水を見逃しはしないのです。

Apr 05, 2008

山高(やまたか) 神代桜(じんだいざくら)

 今日は良く晴れて、暖かです。
仕事の前に武川・実相寺の神代桜を見に行ってきました。
9時だというのに、すでにどこも駐車場はいっぱいです。実相寺の周りも中も人でいっぱいです。
甲斐駒ヶ岳など残雪の南アルプスも綺麗に見え、絶好の写真日和です。
 神代桜は8分咲き。お寺では満開宣言を出していますが。それにしても青空をバックにした桜は綺麗です。境内に植えられた久遠寺のしだれ桜も、水仙も満開です。周りのソメイヨシノはこれからで、まだまだ楽しめそうです。
      
       実相寺境内                   山高 神代桜

       甲斐駒ヶ岳と桜                  久遠寺のしだれ桜
 この後寄ったところでは、清春美術館はもう少しで咲きそう。大糸桜は開くのにあと一週間はかかりそうです。

Apr 04, 2008

恋の季節

 あるびおんの裏には、今恋の季節。
今日はカワラヒワの可愛い姿です。
どちらかというと、雌が積極的。

Apr 02, 2008

過去のお花見情報

  2004年からのお花見情報 をクリックすると2004年からの年ごとの八ヶ岳お花見情報をご覧いただけます。

Apr 02, 2008

京都2日目 平安神宮〜高台寺〜河原町

 やっとやっと暖かく感じるように、いえ、歩いていると暑く感じる陽気になりました。 今日が春の旅の最後。私はいつも違うところへ行きたい派。主人は以前行って良かったところ訪ねたい派。でも今回は山辺の道、當麻寺、宇治・平等院と私の行きたいところは行ってくれましたので、最後は主人が行きたい平安神宮、高台寺周辺へお付き合いすることに。
 平安神宮は枝垂れ桜コンサートで枝垂れ桜も、コンサートも素晴らしい思いをしていますので、それ相応の期待をしてしまいます。でもやはりここの桜はまだ早いようです。外から見える内苑の枝垂れ桜は、まだ枝が赤く見える程度で咲いていませんでした。中から出てきた方に聞いても5分以下とのことで、今回はガッカリしないためにも苑内に入るのをやめました。
 でも今日は大極殿の前の右近の桜が満開で、左近の橘も実を付けていました。3,4回来ていますが、花と実を一緒に見たのは初めてです。そしてこちらは『桜おみくじ』の花。 私も願い事を書いて、一片の花を添えてきました。
 ここから途中で昼食をすませて、東山方面へと歩きます。
岡崎疎水ではお花見屋形船もみかけました。また視線が変わって良いでしょうねー。美味しいお料理付きなもっと良いですね。
 智恩寺に出ましたので、ここから寄り道しながら行くことに。今回はいつもより一層多くの着物を着た若者達を見かけました。それにカップルで着物を着て歩いている姿が多く、微笑ましいです。着付けも半幅帯で、浴衣感覚の着付けなので、きっと着物に慣れない若者でも楽に過ごせることでしょう。こうやって古都京都を歩くときだけでも、日本の伝統衣装に馴染んでもらいたいです。という私も最近はもっぱら山の恰好で歩いていますが・・・・やっぱり着物で歩きたいです。
         
                
                        知恩院
 さらに円山公園を抜けます。人が凄くて、一気に通り抜けたいのですが、主人はちゃんとここのしだれ桜を撮り、大道芸を見てから進みます。

 さて、次はねねの道を通り、高台寺へ。ここは北政所が秀吉の菩提を弔うために、慶長10年(1605)に開創したお寺です。ここへは紅葉のライトアップの時に来ただけなので、昼間の高台寺は初めてです。桜は多くはありませんが、方丈前のしだれ桜は絵になります。でもライトアップ用の小さなランプがちょっと邪魔かな。


 高台寺では早くもシャクナゲが咲き、大木のアセビも綺麗でした。
最後に二年坂から清水さんに行こうと思いましたが、途中でお土産を買って、河原町へと歩きました。今夜は夜行バスで帰るのだから、のんびりと・・・といっていたのはどこへやら。今日もクタクタになるまで歩き、娘と食事をして、急いで荷物を詰めてバスに乗り込みました。リクライニングにする間もなく寝入ってしまったようです。 今回は4泊と短かったのですが、なんだか長く旅行をしたような気がしました。
帰ると八ヶ岳のお花見が始まることでしょう。

Apr 01, 2008

京都1日目 醍醐寺 宇治・平等院

 奈良より桜の開花が遅れていた京都ですが、私たちが奈良を旅している間に大夫咲いたようです。
今日は醍醐寺に向かうことにします。霊宝館の枝垂れ桜は、他の桜より早く咲くからです。
思った通り、醍醐寺・霊宝館の桜は今が見頃とばかりに、「見て、見て」って咲いていまいた。
醍醐寺の桜といえば1598年3月15日の宴。北の政所(ねね)や淀殿(織田信長の妹お市のかたの子供茶々)を引き連れて開いた「醍醐寺の花見」で有名です。
今日は秀吉とねねになった気分でお花見を・・・とはいきませんが。
   
樹齢180年の枝垂れ桜 。まだ大丈夫?            樹齢150年の桜
               
京都市内で最大と言われる樹齢90〜100年、幹周りは3.25メートル、高さ11メートルのソメイヨシノ
醍醐寺の桜と言えばもう一つは「土牛の桜」。お隣三宝院にある桜で、こちらは樹齢100年で、見事に枝をひろげた桜。去年こちらは一番良いときに写真を撮ったので、今日は省略。
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                        昨年撮った土牛の桜
 こうして醍醐寺は八ヶ岳となにかと縁があるような気がします。昨年、ここで清春の桜をこよなく愛した岸田夏子さんの桜の絵に出会い、奥村土牛は八ヶ岳の麓・八千穂村に土牛美術館があります。私たちもそこを訪れたことが有るのですが、「土牛の桜」は有ったかどうかは覚えていません。今度行った時にはよーく見てきましょう。

                醍醐寺の外壁から溢れる桜、桜、桜
 さー、雨月堂でお昼をいただいて、他の桜も楽しんだら、さらに南下して宇治へと迎います。
 京阪宇治駅に降りると右手に蕩々と宇治川が流れています。今日は上流のダムで放流しているせいか強い流れです。ずっと来たかった宇治にやっと来られました。
宇治川沿いは桜満開のようです。後で歩くのを楽しみに、平等院へと。平等院は修学旅行できているのでしょうか?もう記憶にも有りませんが、今回の第一印象は思ってたより小さくて、老朽化が進んでいるとことでした。もっときらびやかなものを想像していたのは、創生当時の復元図をどこかで見て、 その印象が強かったのでしょう。しかし朽ちてはいるものの、そのきらびやかさは池の中に浮かぶ姿の美しさに表れています。また、阿弥陀堂(鳳凰堂)の中に立てば、ミュージアムで見た復元した極彩色の映像が、そのままここに再現されて、私の目に投影されてきます。鳳凰堂の池に面する格子が一部抜けています。これは池の向こうに立つと、阿弥陀如来座像のお顔がそこに見えるようになっているのです。写真は池の向こうから見たお顔。昔、この阿弥陀堂に入ることが出来なかった人々が、外からもお顔を拝むことが出来るようにという配慮でしょうか。
 いま銀閣寺の修復で、創建当時のように漆を塗ると、いまの侘び寂びのイメージがこわされるとの寺側の意見らしいですね。この鳳凰堂の中に立って、そのことが急に思い出されました。ここの老朽化も激しく、壁画などは当時の面影をほとんど見ることが出来ません。もしここが創建当時のようにきらびやかな極彩色で飾られるとなった、これもまた反対するのでしょうか。朱がが剥げ、木が向き出しになって、いまにも朽ちそうなここを見て、銀閣寺もそれが創建当時の姿であるならば、漆で被うべきでは・・・と思うようになりました。 この漆に月の光が反射して建物が銀色に見えたことから「後に」銀閣と呼ばれるようになったということだし。漆は器でも分かるようにとても強く、木を守っています。漆を塗ったのは先人の知恵ですね。


      しだれ桜と鳳凰堂             鳳凰堂と呼ばれるゆえんの美しい鳳凰
 ゆっくりと平等院を見て、夕暮れの宇治川沿いを散歩している内に陽が傾き、夕日が桜を茜色に染め始めました。風もちょっぴり冷たくなって来ました。今日は醍醐寺にも平等院や宇治にも大満足。帰りはJR宇治駅から京都駅へと戻り、河原町で娘と待ち合わせ。お寿司を食べて帰ります。