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今日は朝から小雨模様。ちょっと寒い朝です。 こんな日は家でお料理日和。紅玉とルバーブはジャムに、ナツメはコトコト優しく煮詰めます。 お掃除の終わった二人もリンゴの皮むきを手伝ってくれました。助っ人のために、紅玉で焼きリンゴの御褒美も作りましょう。 秋の実りが厨房にいっぱい 秋のルバーブは特に色鮮やかです。 ナツメは今諏訪中の庭にたわわに実っています。明後日のバザーでこの実を売ります。生でも美味しいのですが、コトコト煮詰めて保存食として長い間頂くこともできるのです。昨日少し摘んで、今日煮ました。実を買ってくださる方の試食ようになります。皆様のところでもナツメの実が手に入ったらお試しください。
《飛騨高山 なつめの甘露煮の作り方》 (1)なつめのホゾ※を楊枝でとる。 (2)大きい鍋になつめを入れて、たっぷりの水でコトコトと煮る(強火で煮ると実がやぶれる)。 (3)あくをとりながら、柔らかくなるまで煮る。 (4)なつめがぷくぷくになったら、砂糖を入れ(ドボドボドボっという感じ)、弱火で煮る。 (5)味がよくしみ込んで、煮汁がとろりとするまで弱火で煮て、なつめに照りが出てきたら、しょうゆを入れて出来上がりです。一晩置くと良く味がなじみます。 ※ホゾ − 「へた」の事。面倒でもこれを丁寧にとるのがコツです。 以前、飛騨高山には、家庭で作ったものを缶詰にしてくれるところがあり、この甘露煮も常備の一品だったそうです。いい話です。 06.11.13 【文】萩尾エリ子 『Green Soul Food』一覧 >> ホーム > エッセイ > Green Soul Food > 病院のなつめ
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今日は朝から小雨模様。ちょっと寒い朝です。
こんな日は家でお料理日和。紅玉とルバーブはジャムに、ナツメはコトコト優しく煮詰めます。
お掃除の終わった二人もリンゴの皮むきを手伝ってくれました。助っ人のために、紅玉で焼きリンゴの御褒美も作りましょう。
秋の実りが厨房にいっぱい 秋のルバーブは特に色鮮やかです。
ナツメは今諏訪中の庭にたわわに実っています。明後日のバザーでこの実を売ります。生でも美味しいのですが、コトコト煮詰めて保存食として長い間頂くこともできるのです。昨日少し摘んで、今日煮ました。実を買ってくださる方の試食ようになります。皆様のところでもナツメの実が手に入ったらお試しください。
私は味を染み込ませるために、熱いうちに鍋カバーの中にお鍋ごと入れておきます。昨年沢山煮ましたが、瓶詰めのしたものを今空けると、味がしっかりと染み込んで美味しいです。
「ほぞ」を取るところ 出来たてのナツメです。
サーお疲れ様でした。オーブンから良い香りがしてきましたよ。熱々の焼きリンゴを頂きましょう。
実りの秋は、食材が沢山溢れていてお料理も楽しい季節です。段々寒くなるのでコトコト煮物をしていると温かくなるし、保存食が増えるとアリさんのように嬉しくなるし、誰か1人でも「おいしい!」って言ってくれれば、もう私は幸せいっぱい。