八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : ナツメ なつめ 棗 砂糖煮

Oct 18, 2009

ナツメ なつめ 棗 砂糖煮

 昨日買ってきたナツメは、昨夜の内に「ほぞ」を取り、たっぷりの水で煮て、途中でお砂糖(私はきび糖)をどぼどぼと入れ(レシピ通り)ました。ここからまたコトコト煮るのですが、私はお鍋を保温ケースに入れて休みました。
朝、お鍋を出しナツメを食べてみると、ほんわか柔らかく、種と実が口の中ですぐに分かれました。ここまでにするには結構煮るのですが、こんなにエコでナツメも皮が破れず綺麗にふっくらしています。余談ですがホームセンターで1980円で買ったこのほっとクック(保温調理カバー) 28cm はなかなかの優れもの。シャトル鍋(保温調理鍋)は欲しかったけれど、使わない時にも場所を取りますが、これはたためば引き出しの中にも収まります。煮込んで味をしみさせるお料理にはピッタリです。
後は火にかけて汁がとろりとするまで煮詰め、最後にお醤油入れて出来上がり。お醤油を少し入れるだけで、汁の甘味が増し、こくがでます。この時も決して強火にせず、ナツメの皮が破れないように優しくコトコトですね。

こんなにふっくら、汁も透明に出来上がりました。保存用はジャムのように瓶を消毒して熱々のナツメを詰めて、更に脱気して置きます。こうして保存するときは汁が実を覆うほど欲しいので、最初はかなりたっぷりの水で煮始め、煮詰めた後もナツメが汁の中にあるように。汁も勿論いただきます。少しお湯で薄めてお茶にしても良いし、紅茶にお砂糖代わりに落としたら美味しそうです。汁にも滋養がいっぱいです。
ナツメの効用を調べると中国では「毎日3つナツメを食べると年を取らない」言われるとか、なつめ3粒は、プルーン22個に匹敵するとか、花粉症に良いとか・・・庭に1本ナツメの木が欲しくなりました。(笑)