八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 農作業できるかな?

May 31, 2011

農作業できるかな?

 りぃさんい起こされて朝の散歩。雨は上がっていますが、森の中はまだ湿った空気で、ブナやキハダの木はたっぷりと水分を溜め込んでいるようです。龍ヶ窪の池は霧が立ちこめて幻想的な風景です。
キビタキの鳴き声や、アオゲラのドラミングが聞こえます。でも鬱蒼とした森の中では中々姿が見えません。
      
散歩から戻れば、またまた美味しそうな匂い。ネマガリダケの卵とじや味噌汁、アスパラやゼンマイが惜しげもなく並んでいます。たらこやアジの干物は美味しい魚沼産コシヒカリに合いすぎます。何杯もお替わりしたのだけど、おかずでお腹はいっぱい。
  さて今日の作業は何でしょう?まずはアスパラの収穫です。収穫用鎌にはテープで印が付いていて、その長さ以上のものを収穫します。でもこれがまた悩ましい。ギリギリのものが悩ませるのです。短めのものを切ってしまうと出荷できないのです。これを機械で選別し、下をカットするので結構長いものを採るのです。それにしても津南のアスパラは長いです。柔らかなので、長く収穫できるそうです。
 次は今収穫したアスパラ畑の草取りです。それ程草は生えていないのですが、とにかく広いのです。その間、畑のオーナーは別の畑でアスパラを収穫しているそうです。そうなると戻ってくるまでにはこれを全部やり遂げちゃおうという気になってきます。それで4人ともモクモクと草取り。オーナが戻ってくる頃には9割方終わっていました。時間を見るとまだ10時前。一度家に戻ってお茶の時間。中に野沢菜が入っている米粉のもっちりとしたお団子やフルーツが用意されていました。しばし休んでもう一仕事。私たちの作業が早いので、オーナーも次の作業の段取りが大変です。(本当かナー??)
 次はスイートコーンの種まき。糸を張った所に穴をあけていき、そこに2粒ずつ種を入れていき、その後、軽く踏んで土をかけます。これもかがむので腰に来ます。家庭菜園とは畝の長さが違います。種を入れるのと、踏む役を交互でします。
こちらも終わり、まだ11時。そこで家の近くの畑で男性はマルチ張りの手伝い、女性は草取り。
 お昼となってもまだお腹が空きません。でも家に入ってカレーの匂いがしてきたら急に食欲が。体を動かした後のごはんは美味しい。ましてや作ってもらったごはんは美味しい。
カレーや豪華サラダに、山菜あれこれにデザートはフルーツたっぷりのヨーグルト。これじゃいくら動いても太るばかり。(泣く)
 さーて最後の一仕事は何でしょう。山の上の広い畑にいきました。お花を植えたら富良野のようになりそうですが、ここはあたり一面ほとんどが野沢菜畑だそうです。そしてここにピーマンを植える畝を作り、マルチを貼ることに。これもマルチの芯棒に印が付いているので同じ幅になるはずが、ちょっと幅が広かったり狭かったり。

 さて、こんな具合ですが、これで支援となったか、支援されてしまったか・・・難しいところです。
沢山のお土産頂き、2時半に主人と私は津南を後にして、温泉に向かいました。