八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 津南で農業ボランティア 2日目

Nov 01, 2011

津南で農業ボランティア 2日目

 今日は良く晴れています。6時に起きて「竜が窪」までお散歩にいきます。毎分30トン、日量43,000トン。約1.2ヘクタールの沼の水は1日で全て入れかわることになるそうです。湖畔にはブナ、ミズナラ、ホオノキ、サワグルミ、ハウチワカエデ、ヤマモミジ、トチノキ、タカノツメ、ウワミズザクラ、クリ、イヌシデなどがあり、今朝は大きな朴の木の落ち葉を踏みしめ歩き、帰りにはブナの実を拾って食べてみました。こんな小さな実を熊はどうやって食べるのでしょう。


                  ブナの実を探しています。 
 戻れば栗たっぷりの栗ごはんの朝食です。おかずはネマガリダケの卵とじやヤーコン、コールラビーの漬け物などまたいっぱいに並んでいます。

             いっぱいごはん食べて、今日も一生懸命働くゾーーー!!
  今日の作業目標はサツマイモを全部収穫することです。男性が蔓を切りどかし、りぃさんがマルチを剥がし、他の人が手彫りでサツマイモを収穫します。出荷するので皮を剥かないよう、途中でお芋を折ってしまわないように丁寧に収穫します。あー栗ごはんをいっぱいいただきすぎ、収穫の体勢がお腹を圧迫し苦し〜〜い!この長い畝、いく列もの畝・・・いつ終わるかな???


 人手があるのは凄いことです。そしてみんなが頑張ったお陰で8時に始めて10時にはすべてのお芋を掘り出しました。御褒美にお芋が乾く間にキノコ狩り連れて行ってもらいました。
 キノコ狩りは前回の山菜採りと同じで、薮漕ぎしながら斜面を登ったり降りたり、こちらも農作業以上にハードです。でも山の中はキノコがいっぱい。あちらこちらで見つけては歓声が上がり、写真係の私は歓声の上がる方へと枝を超えて飛んでいきます。昨日の雨と今日のお天気で条件が揃ったのでしょうか。

         ムキタケ                 ナメコ

        ナラタケ
      
          最後はナメコの大株を見つけて終了

 山の神様にお礼をして、ずっしりと重くなった袋を下げて畑に戻ります。1時間ほどのキノコ狩りですが大収穫。

それにしてもいい景色。見える山はみんな有名な山で、名前も聞いたけれどもう忘れてる。(泣く)
 さーまたお仕事です。乾いたサツマイモをコンテナに詰めていきます。予想より沢山採れたのでコンテナが足りなくなって途中で取りに行くほど。コンテナに20箱以上です。良く堀り上げました。

さー戻って、キノコを広げて乾かし、美味しいお昼ごはんをいただきます。

 午後も少し働く予定でしたが、やって欲しい作業は終了したのでもう大丈夫ですと言われ、午後からは自分たちがお土産にいただく野菜を収穫し、キノコを分け、150個のちまきも分け、明日の病院ボランティアにもちまきのお土産ができました。問題はこのお土産を車に積むことができるかです。帰りは足元まで荷物を積み、荷物に埋もれるようにして帰ってきました。

     お土産のブロッコリー    一番の働き者のお婆ちゃんはヤーコン堀に忙しい
 ボランティに行ってくださった方々、本当にお疲れ様でした。運転手のK様、一番ご苦労様でした。そして温かく迎えて、もてなしてくださった涌井家の皆さま、ありがとうございました。これからまた雪深い冬を迎えますが、お元気でお過ごし下さい。次は山菜採りを楽しみに、お手伝いにうかがいますね。