八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 大撮りもの鳥

Mar 03, 2009

大撮りもの鳥

  昨日のスコールの後にしぶとく降っていた雨も上がり、今朝はまずまずのお天気です。ここへ来て初めて3人で一緒に朝食をいただきます。主人はいつも早朝に手短にバイキングの朝食を済ませていたので、よーく見回していなかったようで、3日目の今日は、今まで気づかなかったものまで沢山食べています。
私は選べる麺(麺はいつもホーを選んでいます)の野菜やトッピングの選び方が上手になり、今朝も美味しくいただきました。
 9時にクイさんのお迎えがあり、マングローブツアーの前に、まずはバードウォッチングに。昨日スコールのために行けなかったオオサイチョウを撮るのが目的です。思いもかけず私たちもバードウォッチング、それもオオサイチョウにお付き合いできるなんて、昨日のスコールに感謝です。
 でも私たちはバードウォッチングよりも、クイさんと主人のペアーの動きを見ているのも楽しい、マンウォッチングです。3日目ともなると息もピッタリで、抜き足差し足で二人仲良く寄り添っています。

 そして私たちは、鳥が逃げないよう、ある程度主人が写真を撮ったら車から降りて観察します。
 はじめアレがオオサイチョウだと指さされた方を見たときに、木の緑の中に黄色い鳥を発見したと思ったのですが、よーく見ると何とそれはオオサイチョウの嘴だけで、体全体は凄く大きくてビックリ。これはサイチョウの中では一番大きなサイチョウだそうで、体長は130cmにもなるそうです。す。肉眼で見ても、一本の木の茂みの中に数羽のオオサイチョウがうごめいているのが分かります。双眼鏡で見ると、美味しそうに木の実を次から次へと食べています。そのうちに自分の羽根を抜くオオサイチョウがいました。これは食べ過ぎたときに、自分の羽根を抜いて食べて、余分なものをはき出すそうです。

サイチョウに見とれていると、アララ今度はシワコブサイチョウが。それも何ともいい枝の上に止まっています。こちら嘴の上に皺のようなコブがあって、喉元には黄色い大きな喉袋が。顔から首の側面から前面は白毛で覆われ、目の周りは赤です。木の茂み中には雌のシワコブサイチョウが。こちらは喉袋が水色で目の周りは赤で、顔から頭まで真っ黒で


す。サイチョウの飛ぶ姿もまた面白いです。

 一生懸命鳥を探しているクイさんが 興奮しています。主人に声を掛けています。今度もよく見える木にキツツキが。何とまたよく見える所に止まってくれたのでしょう。これもまた世界一大きなキツツキでボウシゲラだそうです。色は灰色っぽいのですが、ほっぺがはにかんだようにピンクです。ランカウイでも稀少種でクイさんもとても喜んでいます。勿論主人は大、大満足です。

 さてそろそろマングローブツアーに移らないと帰る時間に間に合いません。主人も満足してバードウォッチングを切り上げました。私と娘もこんな短時間で、 こんな素晴らしい野鳥にであえて本当に幸運です。クイさんに感謝。

 今度は河口からボートに乗り込んでマングローブツアーです。こちらでもヤマショウビンがお出迎えしてくれました。あっという間に飛んでしまったのですが、とても色鮮やかな綺麗なカワセミの仲間でした。
今日見ることが出来たランカウイの野鳥のアルバムはこちらからどうぞ

 最後のマングローブツアーはまたした書きますね。