八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2011-09-08

Sep 08, 2011

野菊の棒道と台風の爪痕

 やっと棒道を歩く時間ができました。歩きはじめは主人に火の見櫓まで送ってもらい、そこからは1人でのんびり。棒道は山の斜面を横切るように走っていますので、時折大きな水たまりと一本の倒木くらいしか台風の爪痕はありませんでした。
 いつもながらこの時期はすすきが黄金色に風に揺れ、野菊が咲き、少し羽の疲れた蝶が飛びかい、赤とんぼはすすきの上で日向ぼっこ・・・そんな棒道です。今年はキバナツリフネソウやツリフネソウがあまり咲いていません。その分シラヤマギクが多く咲いているようです。気候のせいでしょうか。
  

 すすきが今、まさに穂を開こうとしているところって可愛いですね。誰かが結んだみたいな形です。

 
 のんびり歩いてわが家への下り道に入ってビックリ。元サントリーの貯蔵庫とゴルフ場の間の道ですが、砂利が撒かれ、軽なら車でも入れる道がまるで今は川底のようです。もう水はほとんど流れていませんが、砂利は流され、赤土や大きな石がゴロゴロむき出しになているのです。深いところでは1mほどもえぐられています。この台風の時はいかに激しく水が流れていたのか想像すると恐ろしくなります。
右へ左へと歩ける場所を選んで下っていると、下から馬に乗って人がやってきました。こんな道でも、お馬さんに任せておけば、ちゃんと歩けるところを選んで歩いてくれるそうです。いつもなら走ってでも下れるところを、倍の時間がかかりました。あー疲れた。ここはしばらくこんな道です。足元に気を付けて歩いてくださいね。