八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 奈良3日目 當麻寺(たいまでら)

Mar 31, 2008

奈良3日目 當麻寺(たいまでら)

  雨も上がって、青空も見えてきた。 今日は夕方までに京都に戻るので、余り時間がない。長谷寺にするか、まだいったことのない當麻寺にするか迷ったが、結局新規開拓で當麻寺に。
ところが思った以上にローカルで、行くのに時間がかかりました。
南大阪線各駅停車で着いた当麻寺駅を降りて、草餅で有名なお店を右に曲がり、あとは一直線に二上山麓のこんもりとした麻呂子山に向かうと當麻寺があります。山門までの道は、新旧の家が入り交じっているものの、奈良のどこも町もそうであるように、家の周りも町並みも整然としています。そしてみんな家が立派。新築でも古い家にこだわった作りが多いですね。
 さて、 花のお寺として有名で、いつか来たいと思っていた當麻寺に到着。仁王門では髭を蓄えた(これも珍しいらしい)仁王様にむかえられる。そこからは広々とした空間の左右に名園を持つ塔頭寺が並び、それぞれに拝観料がかかる。左右の庭園で呼び込みのようなことも見受けられる。取り合えず左手の東塔、西塔を撮りながら本堂へと向かい参拝。お寺の方がカメラを持っているのを見て、 本堂裏手の西南院に行くと、當麻寺の東西両塔(三重塔)が同時に眺められますよと教えてくれる。それにつられて、大事な曼荼羅を見るのを忘れて西南院へ。これから咲くぼんたん園を見ながら奥の展望台へ行くと、両塔が見えました。双 塔が創建時のまま揃うのはここが全国唯一です。次に東塔の下に名園が広がる中之坊に入り、丘の上の東塔を桜越しに見上げるように眺めながら歩きました。
まだまだこの近辺をゆっくりと見たいのですが、今回の奈良の旅はここで終わりです。次に期待を残し、『中将堂本舗』さんの「中将餅(ちゅじょうもち)」を買って、ギリギリセーフで電車に乗り込みました。一路京都へ。