八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : カテゴリー : デジカメ日記

カテゴリー : デジカメ日記

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Jun 22, 2012

奥入瀬渓谷?

我が家の雑木林に沿っている川です。いつもは水が流れていませんが、今朝は奥入瀬渓谷のよう。(笑) こんな時に山から貴重な種を運んできてくれ、いつしか素敵なお花の群生を作っていることがあります。そんなときは、次に流されないように、我が雑木林に少し移植します。
今回もそんな恵みがありますように。

こうして沢があるから水が逃げられるんですが、平地でしたら大変です。昨日も和歌山市内が広範囲に浸水しましたが、宅地造成等により、雨水の排水ができなくて浸水したそうですね。上で大規模な森林伐採をすると、その下では雨が降ると、びっくりするくらいの水たまりができるようになります。木の保水力もすごいものです。

Jun 21, 2012

北海道土産

 今日のお話の中でのこと、フクロウを見るとやはり良いことあるようですよ。
北海道土産に、皆さんにもエゾフクロウ(進 撮影)の可愛い写真をプレゼント。
素敵な明日が訪れますように。

とても仲良く、初めはかなり離れた枝にいたきょうだいですが、風が強くなってきたらお互い近づいてきて、寄り添って、時にじゃれ合い、時に毛繕いしあって、ほほえましい光景でした。
その間、親はずっと近くで身じろぎもせず眠っていました。かなり放任主義な親でした。(笑)

小淵沢でランチ

今日のお昼は茅野から遊びにいらしたボランテァア仲間と小淵沢でランチ。選んだお店はイタリアンのマジョラムさん。イタリアの街・シエナの家を模した建物で、パティオは奥様手作り。あっその写真を忘れました。今日はそのお庭を見ながらテラスでパスタランチ。 マジョラム

がんばれ!「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」

「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」
 上関原発の建設計画と、30年間たたかい続けてきた祝島では今、自然エネルギー100%自給の島をめざす「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」が進められています。スタッフブログ

 祝島はずっと心で応援していますが、現実には映画を見るとかしかできません。ひじきを買うことで少しでも応援できいるなら嬉しいですね。応援しているお友達にも知らせます。

Jun 20, 2012

グリーンボランティアのグリーンバザー

 昨夜の台風は、このあたりにはさほどの被害も残さず去ってくれました。今朝は青空も見えて、さわやかです。
今日はグリーンボランティアのグリーンバザーの日です。私はいつものように炊き出し係。今日のために旅行前に塩麹で仕込んでおいた豚バラ肉の固まりを、昨日低温調理で茹でておきました。お肉は取り出し、熱いうちに醤油 みりん、生姜、ニンニク、胡椒で作ったタレにつけて、回りに味を付けておきました。今朝はこれの回りをフライパンでこんがり焼き色を付けて叉焼の出来上がり。スープは冷蔵庫で冷やして置いたので、上に固まった油をのぞいて濾しておきます。タマネギ、人参、大根、エノキ、戻した干し椎茸は全て千切り、ニラ、茹でた春雨も5cmくらいに切っておく。塩をふって脱水シートに一晩置いた鯛は、焦げ目をつけないように焼いておく。生姜、長ネギはできるだけ細く切っておく。梅干し、ごま油などの調味料も忘れずに。
 そうそう、今日は主人もペンション振興会の持ち寄りランチ。こちらには大きなカレイを煮付けて、汁は別にしてお皿に盛って、主人が持って行けるように準備完了。

 8時過ぎにお友達が迎えに来てくれました。私は諏訪中央病院に向かって、材料を持って出発。
病院の庭にはもう竈が3つ並んでいます。テーブルの上には昨日用意した花束がいっぱい。私は積み立て野菜のサラダパックを作ったり、ドライカモミールを袋詰めしたりを手伝い、10時からいよいよバザーの始まり。商品も人もみんなロビーへと行ってしまい、竈のたき火係の人と調理係の私だけが庭に残っています。
  頃合いを見て、竈に火を入れて貰い、1升ずつお米の入ったお釜二つに、焼き鯛、昆布、梅干しを入れてごはんを炊き始めます。スープは鉄鍋ともう一つ大鍋との二つに作ります。こちらは材料が切ってあるの入れるだけ。その間に叉焼を切ってサラダと一緒に盛りつけ、叉焼サラダを3皿。いつもは持ち寄りですが、今日はバザーのために皆さん早く家を出てきます。なのでこうして炊き出し係が簡単なランチを作り、基本は持ち寄らなくて良いことになっています。
 バザーの売れ行きはどうかナー?留守を頼んでロビーへ行ってみました。

  
   ハーブティーのサービスコーナー         苗売りコーナー


   花束コーナーの花売り娘さん       アロマハンドトリートメントコーナー

 皆さん楽しく、頑張って販売しています。私もタイツリソウの苗と花炭を買いました。それにリサイクルコーナーで大きなサラダマシンの新品が100円でした。ただみたい。

 そろそろお腹を空かせて皆さん戻ってきます。今日は持ち寄らなくても良いのですが、手作りケーキやゼリーや漬け物などが次々と出てきます。今日も賑やかなテーブルとなりました。


 シフォンケーキ、カステラ、ブラックベリーケーキ、ジェリー等、色々なデザートが並ぶテーブルです。


 昆布と鯛と梅干し入れて炊いたごはんに、炊き上がりに針生姜をタップリと混ぜました。う〜〜ん、良い香り!酸味が食欲をそそります。ほんのりおこげができて炊き加減も最高!
火番の男性達は、ボーイスカウトなど昔を懐かしがりながらの炊き出しでした。


バラ肉のゆで汁が春雨と野菜の中華風スープに。最後にごま油をあえた白髪ネギを入れて出来上がり。

 皆さんの頑張りで、今日も売り上げが上々です。ご苦労様でした。
お花の綺麗な7月にはこんなイベントもあるそうです。お近くの方はお出かけください。

Jun 18, 2012

北海道

 おはようございます。いよいよ八ヶ岳に戻ります。
北海道の写真は掲示板にアップしました。お時間があるときにご覧下さい。 波留美cafeterrace

Jun 15, 2012

美瑛〜白金 青い池〜富良野

 少し遅いお昼は美瑛で。観光バスが止まっているような所はいやなので、小さなカフェで。ここのオーナーは神戸出身のようで、メニューは神戸牛のものが多く、ビーフシチュー、ビーフカツサンド、野菜カレーを注文しました。窓からは美瑛の丘が見渡せます。

 内藤いづみ先生の新刊「いのちのあいうえお」の中の写真で見つけ、初めて訪れた「青い池」。  昭和63年12月に十勝岳が噴火後、予期せず生み出された自然現象から生まれた神秘な場所です。分析しても成分は分からないそうですが、温泉地区で湧出しているアルミニウムを含んだ水が流れてくるこの水が、美瑛川の水と混ざると目に見えないコロイドが生成され、光に反射して青く見えるそうです。ここまでの道は白樺ロードいわれるように、白樺が延々と続きます。これもまた噴火後に自生してきた白樺だそうです。

氷河期の生き証人 ギンザンマシコ

 今回の北海道旅行の目的は「ギンザンマシコ」に出会うことです。一昨年は、私は花撮り中で主人だけが一瞬見て、証拠写真程度のものを撮っただけ。そこに居合わせたカメラマンのだれも間に合わない位一瞬だったそうです。
今年は良い写真も撮って欲しいし、娘と私も出会いたいものだと思いました。
そんな旅行中、標高の高い森の中を歩いてたら、鳥の小さな群れが旋回して松にとまりました。遠くて、双眼鏡で見た主人はマヒワかな?と。その群れは飛び立っては松に止まりを繰り返しながら、段々近くに来ました。やがて赤い雄も居ることを確認。写真に撮ってみると、なんとそれはギンザンマシコの家族でした。夕方で暗かったので雄の写真は良くなかったのですが、雌とひなの写真はこれです。
思いがけないギンザンマシコとの出会いでした。

 この写真については、後日イスカではないかとの指摘もありました。主人も初めはそう思ったそうです。それで現地の旭岳ビジターセンターへ画像を送信して同定をお願いしました。
旭岳温泉周辺にもイスカは居るようですが、写真では特徴が良く分からないので同定は難しいとのことでした。どちらにしても、かなり珍しい親子連れの写真だそうです。

 翌日と翌々日にはだれもがねらう場所で、赤い雄を主人は写真に撮り、私と娘も丁度花撮りから戻ったときで、一緒に見ることが出来ました。

          ギンザンマシコ(銀山猿子)スズメ目 アトリ科
日本では北海道の標高1600以上のハイマツ帯のみで繁殖する鳥です。氷河期の生き証人と言われるのは、氷河期に北方から北海道にやって来て、氷河期が終わって暖かくなったときに帰りそびれたものが、寒冷な高山帯に取り残されたと考えられるからです。

今日も午前中は旭岳

 今日は娘はホテルで自分の勉強とのことで、二人でロープウエイへ。昨日よりすっきりと晴れていて、山も空も綺麗です。
主人は今日は迷うことなく、昨日のギンザンマシコを見た場所へ。30分ほど前に出たとのこと。やっぱり朝ご飯を食べないでくれば・・・後悔しても始まりません。今日もじっくり待つことに。
私は一人で姿見の池から一周するつもりです。今日はエゾコザクラを探す予定です。それにしてもお天気により、景色はまた一転しますね。昨日もいいお天気でしたが、もう少し雲がかかっていたのです。すり鉢池や鏡池の水の青さも違います。今日はこの景色と花とのコラボを撮って歩こうとお思います。


            雪の中に青く浮かぶ夫婦池(擂鉢池 鏡池)


                鏡池に映る旭岳


              姿見の池に映る旭岳


              擂鉢池を見下ろすように咲くエゾツガザクラ


              チングルマの向こうは当麻岳を映す鏡池    


            メアカンキンバイとコバルトブルーの鏡池



            雪解けと共に咲くキバナシャクナゲ


                   旭岳をバックに咲く花々


            どこまでも続くピンクの絨毯はエゾノツガザクラ


ミネズオウ(峰蘇芳) 高山帯の岩礫地に群生する常緑の小低木。こんなに小さくても木?


     イワヒゲ(岩髭) ツツジ科イワヒゲ属の常緑小低木。こちらも木。


     

  一番会いたかったエゾノコザクラ。まだ咲いたばかりで、蕾もいっぱいありました。


 主人の所に戻ると、今日もあまり近くではなかったけれど、ギンザンマシコのお出ましはあったようです。2日間、お天気に恵まれ、沢山の野鳥との出会いも、シマリスとの出会いもあり、素晴らしい景色とお花を堪能して旭岳に別れを告げます。午後は美瑛経由で富良野に移動です。

Jun 14, 2012

旭岳 姿見の池

 おはようございます。4時間半睡眠で十分な私は、早くに寝たら3時45分には目覚め、空を見たらもうすっかり夜が明け、真っ青な空が広がっていました。北海道は白夜に近い!(笑)主人は鳥撮り、私はゆっくり朝風呂。湯気の向こうで朝の光が踊っています。その後は朝食までFB。貧乏性には時間をもてあましてしまいます。
 朝食を摂り、ロープウエイに乗って3人で姿見駅まで。標高約1, 100m(山麓駅)〜標高約1,600m(姿見駅)を結ぶロープウェイは日本初スイスガラベンタ社の101人乗りのロープウェイです。駅に降り立てばそこはまだ雪の世界。でも今年はしっかりと固まっていて、潜ることなく歩けました。早速可愛いノゴマがお出迎え。今日は野鳥の声が沢山聞こえます。これは良いかも?

 第1展望台、鏡池・すり鉢池の夫婦池を目指し、噴気口を覗き、姿見の池まで、主人は鳥撮りしながら、私は花撮りしながらゆっくりと歩きます。まだ雪が覆う道と溶けた部分がまだらな6月中旬は、大雪山固有の高山植物が数多く咲き、シマリスなども冬眠からさめ、空いたお腹を満たすかのように活発にお花畑に出てきます。
そしてこの時期、なんと言っても「氷河期の生き証人 ギンザンマシコ」が見られることが私たちがここを訪れる目的です。日本では北海道の大雪山系、知床半島、利尻島などで狭い範囲のみで繁殖しています。「氷河期の生き証人」といわれる所以は、氷河期に北から日本に渡ってきたのですが、その後暖かくなるとほとんどのギンザンマシコは北方へ去りましたが、その一部が寒冷な高山帯に取り残されたのです。


やっと雪が一部溶け、鏡池の名のごとく旭岳を写しています。



雪解けと共に咲くキバナシャクナゲ。シャクナゲの仲間の中では、最も高い場所に生えるシャクナゲで、ハイマツ帯におおい。



ピンクの可愛い提灯型したお花はエゾノツガザクラ。雪が溶けたところにピンクの絨毯が広がっています。



チングルマ。代表的な雪田植物で、花後の実の形が子供の風車(かざぐるま)に見えたことから稚児車(ちごくるま)・・・チングルマとなったらしい。


メアカンキンバイ。砂礫地に鮮やかな黄色の花が咲く。

 こんな花たちを撮りながらたどり着いた姿見の池。まだほとんどが雪に覆われていて、旭岳をほんの一部しか映す事ができません。


 それにしても、今日は観光客も登山者も少ないです。多いときは必ずそんな人たちに「何を撮っているんですか?」「何が出てくるんですか?」と大声で聞かれ、息を殺して待っている野鳥撮りの人たちはちょっと困るのです。(-_-;)
お陰で展望台も我が家で貸し切りみたいな状態。主人と娘は目をこらして鳥を探していますが、私は温まった木のベンチで一眠り。なんと心地良いこことか。雲上の楽園でのお昼寝です。シマリスはここでも良く出てきて、可愛い姿を楽しませてくれました。


この可愛い姿に癒されます。

何を掘っているのか、土を一所懸命に掘っています。

 さて、さて目的のギンザンマシコはどうなったのでしょう?そうなんです、そんなに簡単には出てこないのです。もったいぶっているんです、いつも。他の鳥は色々撮らせてくれるのですが、主役が撮れなければ山を下りる訳に行きません。そこでねらう場所を変えました。そこは一昨年も見た場所です。朝からねらっている人たちもいますが、まだ遠くに一度出てきただけだそうです。ここへ移って30分した頃でしょうか、すわっと動きがありました。出ました、出ましたギンザンマシコ。遠いけれど、それでも出てくれれば。

 長い一日でしたが、これで3人笑顔で温泉へ帰ることができました。 (*^_^*)