May 2012
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May 09, 2012
Hospital Gardenの今
今日は腕が痛くて、運転も庭仕事もできそうにありませんでしたが、しばらく顔を出していないのでお友達の車に乗ってボランティアに行きました。
皆さん、早くも出てきたハルジオンなどの雑草を取ったり、クレマチスのアーチを切り落とした枝で作り
直したり、自分でできる、自分でしたいと思った仕事に一生懸命です。これもこのボランティアのいいところで、上からの指令はなく、自主精神に任されています。そんな庭を歩いて、皆さんと挨拶を交わしていると一時腕の痛みも忘れます。これも園芸療法ですね。
ウワミズザクラ(上溝桜)が満開です。名前の由来を調べてみたら、古代の亀甲占いで溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来するそうです。
やっと目覚め、これから秋まで色々なお花が彩る庭です。
ムスカリもきれいに咲きそろいました。
12時にはいつもの持ち寄りランチ。私は今日はこちらも何も持ってきていません。お仕事もせず、美味しいものだけを頂いて来ちゃいました。でもそれも許してくれる仲間の皆さんなのです。
我が家では昨年の6月に穂挿しをしたラベンダーの苗が冬を越し、病院の庭に帰る日を待っています。一昨年穂挿しして、昨年庭に植え付けたし苗も、病院の庭で元気に冬を越していました。命がつながっているって嬉しいですね。
May 08, 2012
庭の花
イカリソウが咲き始めました。イカリソウはここが好きなようで、いつの間にかあちらにもこちらにも増えて咲いています。日向にも、ほとんど陽の当たらない場所にも咲いています。今は赤紫の花が多いのですが、遅れて淡い色のピンクや白いイカリソウが咲きます。
次は赤房スグリの花。花は地味だけど、真っ赤な宝石様な実を房状に付けます。それを砂糖漬けにしてエキスを取り、炭酸で割ったスグリジュースは人気です。
これこれ、イチヤクソウです。菌根を形成するイチヤクソウは強く菌根菌に依存した生活をするので、どこでも育つわけではありません。ですから山などで採ってきて庭に植えても咲くものではないのです。(だから盗掘はやめましょう) このイチヤクソウは昨年あたりから我が家の林の中に出てきたものです。種を鳥さんが運んだか風で飛んできたか・・・いずれにしてもここ菌根菌があったのでしょう。今年は広い範囲にかなりの株が見つかりました。イチヤクソウが群生しても素敵な景色になるので嬉しいです。いつかそんな林になるかな。
最後は小さな、小さなお花・ワダソウです。似ているものにワチガイソウがありますが、我が家のは花弁の先に切れ込みがあるのでワダソウだと思います。
下ばかり見ないで空も仰ぎましょう。先日までは枝だけだったのに、大夫芽が吹き出しています。やがて葉がいっぱいに茂り、空を覆うようになります。アカゲラのドラミングが聞こえてきます。
May 08, 2012
とうとう我が家にも
昨日裏の林を見ると、鹿の糞が何カ所か見つかり、当たりを見回すと「コシアブラ」の新芽がみんな食べられていました。でも鹿は偉く、一番上の芽だけを食べて、2番芽、3番芽は残してあります。人間は時として全部を採ってしまい木を枯らしてしまうのですが、ちゃんと自分たちのために木を生かす方法を知っているのです。でもその時は「コシアブラは鹿さんにあげよう。私たちはもっと他に沢山の食べ物があるのだから」と思いました。
そして今日。また林に入ってみると「あれ?レンゲショウマが変」。で、よく見るとなんと茎だけになっているのが数株。これも鹿さんの仕業です。折角山野草の師匠から頂いて、冬を越しみんな元気に芽を出したのに。ちょっと今日は寛容になれず落ち込みました。フェンスなどしたくないし、どうしましょう?段々上まできてシラネアオイや、クマガイソウも食べられちゃうのかな。今年綺麗に咲いたエゾエンゴサクも鹿の好物だとか・・・
最近、この子達を見かけるようになりました。
我が家にも毎年、顔を見せます。
今日はツツドリの声を聞きました。