八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2009-08-23

Aug 23, 2009

生産者に感謝!

 今日も肌寒いくらいの朝。ヒンヤリ寒くて、山も綺麗です。乗馬の競技会に出席の方々はお弁当を持って早くにお出かけに。その他の方々は、野鳥の写真を撮りに、またお子様はオオムラサキセンターへ等々それぞれの目的に向かってチェックアウトされました。

 今年の夏もあるびおんの台所は小淵沢のお友だちに支えられて、豊富なお野菜を 使うことが出来ました。Iさん畑は雨と日照不足にも負けずに、今年も見事なナスを提供していただき、お肉と同じくらいのボリュームのナスの付け合わせだったり、Kさん畑は柔らかなサニーレタスやズッキーニー、ピーマン、シシトウ、キュウリや夕顔、それにお庭から一抱えもあるお花を度々運んでいただきました。昨日はピンクのかすみ草とケイトウ。あまりの量でどう活けようかしらと悩んだのですが、ジノリのワインクーラーにオアシス入れて挿してみたら、たっぷりと入り、それでもとても爽やかでした。トウモロコシやジャガイモも、タマネギも農家から直接で、出所の知れた安心野菜を使えて、本当に助かり感謝、感謝です。
 今朝のお粥は夕顔入り中華粥。夕顔もとろりとしてお粥の中に入れてもとても口当たり、喉越しが良く、滋養にも溢れているので、夏の疲れがでているこの時期お薦め です。夕顔は干瓢になる野菜で、一見淡泊で、滋養も少ないように見えますが、カルシウム、リン、鉄分の含有量が多く、水溶性と不溶性繊維のバランスのよい食物繊維も多く、腸内でビフィズス菌を増やしたり、発ガン物質の分解、排出、血中コレステロールの上昇の抑制効果などがあるともいわれています。
でも一つが一抱えもあるようなもので、重さも6kg〜8kgほどにもなりますので、中々 普通の家庭で、これを求めてお料理することは出来そうにありません。それで沢山あるときは、3分の1位ずつ小分けにしてご希望の方にお土産に差し上げています。美味ししだしとあんかけなどの具を工夫して召し上がってみて欲しいです。きっとこれを作ったKさんも喜ばれます。意外にも調理できるように切って、冷凍保存も可能だそうです。私も今年はためして、冬に味わってみたいです。
 昨日の苺は24本のジャムとなりました。実がたっぷりで、酸味の利いた美味しいジャムになりました。八ヶ岳の夏苺と種子島のお砂糖、少しのレモンだけのジャムです。今回のお砂糖は約25%位ですです。我が家のジャムは糖分が少ないので、消毒した瓶に詰め、脱気して、冷蔵庫保存です。