八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2008-09

September 2008

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Sep 30, 2008

リンゴ・ジンジャージャム

 午前中友人達に頼まれたぶどうの買い出しに行き、午後はリンゴジャム作り。予約してある紅玉はまだ手に入らないので、今回はサン○○。ジャムにすると酸味も、味も紅玉にはちょっと負けます。それでジンジャエール作りでつけ込んだ甘いショウガを細かく刻んでリンゴと合わせました。ジンジャエールのつけ込みでシナモンやカルダモンが入っているので、その香りもジャムについて何とも言えない香りが立ちこめます。うん?これってハーバルノートの香りだ!そう、何故かこの香りはまさしくハーバルノートに足を踏み入れたときの香りなのです。ちょっと行っていないだでですが、懐かしくなりました。
 夕方戻っていらしたK様グループ。ここでは感じられなかったのですが、白駒池に行こうとしても、清里でも濃い霧にあったそうです。それで予定のコースは回れなかったものの、他に沢山の楽しいことがあったそうです。良かったですね。
玄関においてあった大きな房のピオーネに目が。早速にお土産にとあっという間に一箱が売れました。

Sep 29, 2008

冷たい雨

 朝から冷たい雨が降っています。今朝は「風のたより」の印刷日です。しっかりと着込んで商工会へ行きます。
今日はスタッフの人数も多く、機械の調子も良く、午前中で予定通り終わりました。それでもまだ雨は止まず、印刷物を濡れないように持ち帰ったり、配るのに気を使います。
一仕事を終え、行ける人はバウハウスさんに集合してランチ。いつもながら美味しいパスタに満足。仕事の疲れも吹き飛びます。
 でもいつまでも降る雨に、今日のお客様のことが気になります。7月に大勢でいらしたK様が今回は女性4人でいらっしゃいます。今頃どこを回っていらっしゃるのかしらと 気になっていると電話が。今CABIN(zakka+kafe)さんでお茶していますとのこと。きっと雑貨をあれやこれやと見ながら楽しんでいらっしゃることでしょう。
お夕食の時も賑やかにおしゃべり。そう、女性同士の旅は雨が降ったって、槍が飛んできたって、おしゃべりできれば楽しいですよね。貸し切りですから、存分におしゃべりしてください。

Sep 29, 2008

ルバーブのジャム

  春に一度収穫したルバーブがまた収穫できるくらいに成りました。夏の野菜でお世話になっているIさんの畑で育てていただいているのです。
 畑に行ってみると、真っ赤な茎が伸びていました。つややかで色鮮やかです。数日前から気になっていたのですが、なかなか刈り取りに来られなくて、昨夜は寒かったので霜でも降りたらどうしよう・・・と主人に言ったら「いくら寒くたってまだ9月だよ」って笑われたのですが、このところ霜でも降りそうなくらい寒いのです。ルバーブ狩りにも夕方行ったので、冷たい風が寒くて、寒くて、結局葉っぱごと車に積んで、家の玄関で葉っぱを落としました。
 ジャムの中でもルバーブは一番作るのが簡単です。茎だけを良く洗って1〜2cmにザクザク切って、ちょっと三温糖をまぶしておきます。水分が出てきたら火にかけ、焦がさないようかき混ぜていると、堅い茎があっという間に柔らかくなり、細かい繊維状になり、トロ〜リとジャムになるのです。水分も少ないので煮詰めることもないほど。だから出来高も良いです。かなり酸味があるので、レモンを入れなくても美味しいジャムが出来ます。片田さんに「ショウガ入れると美味しい」と教えていただいたのですが、入れるのを忘れました。ジンジャエールのショウガがあったのに残念。でも今回はいつもより色鮮やかなジャムが出来ました。

Sep 28, 2008

入笠山 山頂でランチ

 青空が広がったので、今日は山頂でランチにしましょう。ここからお手軽にいける入笠山は、車で行けば登山口から30分で山頂に立つことが出来る標高1955mの山ですが、入笠山山頂からの景色は3千メートル級の山に引けを取りません。今日は気温が低いので、きっと空気が澄んで眺めも良いことでしょう。でも寒いかもしれませんので、ランチは温かな鍋焼きうどんにしましょう。
決まったら行動は早く、トッピングに家に有る茸を数種を切り、生卵は割れ無いようにパックして、デザートも詰めてさー出発。
 入笠山の登山口は表と裏があり、入笠山表登山口はマナスル山荘前で、トイレも駐車場も完備。入笠山裏登山道口は大阿原湿原から入笠湿原に向かう林道の左にあり、車は道幅の広くなったところに止めますので、多くは置けません。でもこちらは視界は良くありませんが、なだらかな尾根を登るので少し楽に登れる気がします。
 さて私たちは表登山口から登ります。身支度を調えているときはかなり寒く、長袖のTシャツに長袖のパーカーで登ります。しばらく登ると視界が開け、ふり向くと八ヶ岳から蓼科の山までくっきりと見えています。やがて道は岩場コースと迂回コースに分かれ、登りは岩場コースを選びます。
 岩場は昼間太陽で温められるせいか、岩陰に思いの外お花が残っていました。ヤマハハコグサ、小さなホタルブクロ、マツムシソウ、カワラナデシコ、フウロソウ等。そんな花を眺め、シャッターを切りながら登ってゆくと、広々とした斜面になり、もうすぐ入笠山山頂です。
 ふっと主人が立っている左手を見ると、足元に名残の花々が咲き、ススキが風に揺れ、その向こうに岩肌も鮮明な山々、そして広がる青い空。一体主人はどこに立っているの?ここはどこの国?何度も来ている山、何度も見ている景色なのに、この爽やかな広がりのある景色にはあらためて感動!
 そして山頂に立てば、これまた360度の大パノラマ。遙か北アルプスは雲の上に峰々を覗かせ、それに折り重なる山々のグラデーションの素晴らしさ。オリビアハッセー主演「失われた地平線」の舞台・チベットの理想郷・シャングリ・ラを思い出します。しばしうっとり。ほーら、最初に「山頂からの景色は3千メートル級の山に引けを取りません」と言ったのは本当でしょう。
 さてさて、目的の「山頂でランチ」が大夫遅くなってしまいました。山頂は風も穏やかで、陽が当たるせいか麓より暖かく、ランチ日和です。早速バーナーを出し、鍋焼きを出し、お湯を出し・・・・
鍋焼きうどんはスーパーで買って来ましたが、それにさらに舞茸やシメジ、生椎茸を加え、卵を割り入れ、ちょっとは豪華になりました。デザートはぶどう3種と志賀・たねやのフワフワバームクーヘンとコーヒーです。近くでお弁当を広げている家族の子供さんが、どうもこちら気になるようです。きっと辺り一面に良い匂いを漂わせているんでしょうねー。ポットに熱いお湯を持ってきたので、あっという間に沸騰して鍋焼きうどんが出来上がり。うー、これは商売になるかも・・・なんて今度はやけに現実的な考えが頭をよぎります。さーさーそんなことより熱々を頂きましょう。

        
  山では自分のことは自分でしましょう。 茸も卵も煮えてグツグツ・・・美味しそうでしょう?

      景色より食欲                    景色と青空がまたご馳走

 こうして今日のランチにたどり着きました。ついでに行った大阿原湿原も、入笠湿原も秋の風情で素敵でした。
入笠山は四季を通じて楽しめる山ですが、これから秋が最高の季節です。秋の入笠山を逃したら、冬はスノーシューというあそびも出来ます。

今日のアルバムをご覧下さい。  
今日の湿原アルバムもご覧下さい。  
色々な季節の入笠山と湿原  
スノーシューってどんなもの?

Sep 27, 2008

Good Morning!!

 今朝は冷え込みました。温度は見ませんでしたが、朝食の時にガスストーブを付けました。
昨夜お泊まりのお客様は、来週からご近所さんになるK様ご夫妻。ここでの生活や野菜作りなどに夢を膨らませて、引っ越していらっしゃいます。一応20年住んでいる者として、野菜作りをしていたものとして、色々お話ししていたときです、リスのアルルが「Good Morning」とやって来ました。今日は餌台でひまわりの種に夢中。クルミには見向きもしないで、しばらくの間お客様を楽しませて、帰って行きました。
 それまで絶えずやって来るシジュウカラやヤマガラ、アカゲラなどの野鳥に喜んでいらっしゃいましたが、リスの姿も間近でじっくりと眺め、また八ヶ岳での生活の夢が大きく膨らんだのでは無いでしょうか?写真をクリックするとリスの姿もよく見えますよ。

       
  餌台でひまわりの種を食べています。        そのリスのアップです。
       
上に吊したバードフィーダから飛び降りました。      そのリスのアップです。

Sep 26, 2008

ピオーネのジャム作り

 巨峰やピオーネの収穫時期を迎え、あるびおんでもジャム作りをします。
韮崎の農園で10kgのピオーネを買ってきました。茎は真っ青、ぎっしり実のついた房は、ジャムにしてしまうには勿体ないほど。毎年沢山作っていますが、今年はこのぶどうでどの位のジャムが出来るか、しっかりと計ってみましょう。

ピオーネのジャム
  1. ぶどうを房から外し、良く洗い、ざるに揚げて水気を乾かす。
  2. 乾いた又は拭いたぶどうの粒を半割にして種を除く。今日は種なしなのですが、たまに入っているので、私は一応半割にして確認します。
  3. 半割ぶどうをミキサにさっとかける。皮が5mmくらいの大きさで残るくらい軽く。食感を残すため。
  4. これをテフロン加工や、ホーロー加工の鍋で煮詰めます。
  5. 初めはかなり水分が多く油断しがちですが、下に実が沈殿していますので、焦がさないように注意。でも水分を早くとばしたいので、私は注意しながら強火で煮詰めていきます。
  6. 皮ごとのぶどうはアクが沢山でますので、まめに取り除きます。
  7. 半量近くまで煮詰まるとジャムらしくなり、プクプクした泡が10円玉くらいになり、熱いジャムが跳ねるので火傷に注意。
  8. ここまで煮詰まるまでお砂糖は加えないでおきましょう。ぶどうは糖分が多く、ここで味見をするとかなり甘いはずです。お砂糖無添加でも良いくらいです。もっと甘いのがお好きな方はここで加えます。
  9. 最後にレモンの絞り汁を2kgに1個の割で入れます。今日は10kgなので5個加えます。
  10. 消毒した瓶に詰め、脱気して、出来上がり。

 房ごと10kgのピオーネで、250g入りの瓶詰めが19本出来ました。ざっと計算して5kgですから、やはり丁度半分ですね。煮詰める具合により出来高も違ってくると思いますが、一応の目安に。
こんな贅沢なジャムが作れるのも、ぶどうの産地にいればこそ。

Sep 25, 2008

タバスコ

 昨日ボランティア仲間から頂いてきたハラペーニョ(グリーンチリ・青唐辛子)で、今日はハラペーニョ・タバスコ作り。
ハラペーニョの写真を撮り忘れましたが、小振りのひだの無いピーマンの様。ちょっと肉厚。かなり辛いのですが、メキシコではこれに肉を詰めて揚げて食べるとか。それを試す勇気は無し。余り辛いお料理は苦手です。タバスコやサルサソースを少しかけるくらいが好きです。

タバスコ レシピ
  1. ハラペーニョを洗って種を取る。(種を入れた方が辛い)
  2. 3%の塩と共にミルサーにかけ、ジュース状にする
  3. 消毒した小瓶に2を入れ、穀物酢を2で出来たジュースの半量から同量入れる。
  4. 時折かき混ぜて、数週間置く。これで出来上がり。

 ちょっと嘗めて見ました。初めは青臭いと聞いていたのですが、私は作りたても良い感じだと思います。赤いタバスコより優しい味です。
さて、少し発酵させた後、市販のタバスコとの味比べが楽しみです。

Sep 24, 2008

秋の白駒池 紅葉イントロダクション

 朝かr素晴らしい秋晴れ。真っ青な空に八ヶ岳や南アルプスの稜線がくっきりと 冴えています。
今日はお客様と八ヶ岳一周をしながら、野鳥と紅葉を楽しむ予定です。その予定通り、標高2110mの白駒池の紅葉はまさにピークを迎えようとしていました。17日が紅葉前奏曲・プレリュードなら、今はまさにイントロダクションです。
真っ青な青空を湖面に映し、その青さに赤が一層鮮やかです。静かで神秘に満ちたこの白駒池が、一番にぎわい、華やかな季節を迎えました。
今週末から来週が白駒池のドウダンツツジが見頃ですが、八ヶ岳南麓のペンションあるびおん(小淵沢イCから車で5分)から、富士見、茅野、蓼科と経由して白駒池に向かい、小海に抜けて野辺山、清里経由で小淵沢に戻る「八ヶ岳一周コース」はあるびおんお薦めのコースです。このコースの高低差は1200m。白駒池のドウダンツツジの紅葉が終わっても、途中の蓼科、横谷峡、野辺山、清里と、きっとどこかで素晴らしい紅葉に出会えるはずです。美味しいポイントも沢山ありますよ。そっとお教えしましょう。
         

白駒池 紅葉イントロダクショ(写真集)をご覧下さい。
 八ヶ岳一周ドライブコース
 高見石に登って白駒池の赤いリングを見る
 色々な季節の蓼科・白駒池

 八ヶ岳紅葉情報
      毎年紅葉の季節には日々更新しています。

Sep 24, 2008

久々の諏訪中央病院 ボランティア

 今日も素晴らしい秋晴れです。昨日からのお客様は今朝8時57分の電車で帰らなくてはなりません。主人の車と私の車の2台で駅までお送りする途中も、南アルプスがとても綺麗です。皆さんきっと帰りたくないでしょうね。昨日はワイナリーで楽しんでいらっしゃいましたが、今日もこの景色をゆっくりと堪能していただけないのは残念です。またの機会の是非・・・・
 主人はこの後、S様ご夫妻を野鳥ガイドです。野鳥だけでなく素晴らしいドライブも楽しんできてください。
 私はお手伝いの人とお掃除をして、今夜のお泊まりの準備をして、その間に持ち寄りランチの準備もして、やっと10時30分に完了。急いで諏訪中央病院に向かいます。7月の末以来長いご無沙汰です。皆さんに会うのも楽しみ、行くまでの道すがら、秋晴れの綺麗な景色を見ながらのドライブも楽しみ。
 病院の庭ではもう皆さん作業中。雑草のおおい茂る夏も皆さんで頑張ったようで、広いガーデンはとても綺麗です。暑い中、本当にご苦労様でした。一番大変なときに休む私を、それでも温かく迎えてくれました。「忙しかったんでしょう?」「待ってたのよ」と。待っていたのは私よりランチだったかもしれません(笑)。だからちゃんと温かなドリアは冷めないようにタオルで来るんでお持ちしましたよ。1時間も作業するとランチです。今日もおにぎり、パン、ドリア、お総菜、お漬け物、ケーキ、フルーツとフルメニューが揃いました。Tさんのご主人、そうめん瓜の中華風漬けがとても気に入ってくださったようです。自家畑のそうめん瓜で是非作ってみてくださいね。賑やかに秋風の中で頂くランチは美味しいです。
 今日のお土産はズッキーニーとハラペーニョ(グリーンチリ・青唐辛子)。このハラペーニョで自家製タバスコを作ってみます。


写真は何故かいつもランチばかり。そう、作業中は忙しくて撮れないんです。ホントかなー?

Sep 23, 2008

今日のメニューは何にしよう?

 今日はリピータのK様とその教え子さんのグループです。そしてもう一組の方も夏に来たばかりのS様。さて、今日のメニューを考えますが、美味しそうな野菜を前に、やっぱり野菜中心にしましょう。でも若い方も多いのでコクやボリュームもあってヘルシーに。

今日のメニュー
  • ズッキーニに5種の野菜のトマト煮詰めたグラタン
  • 桃のスープ(今期最後です。)
  • 茹でキャベツに自家製スモークサーモンのクリームソース
  • 4種野菜のたっぷりグリーンサラダに豚のシャブシャブ ごまだれソース
  • キュウリとコリンキーの浅漬け 糸瓜の中華風
  • ティラミスアイスクリーム

豚のしゃぶしゃぶのお代わり、ライスのお代わりもほぼ全員。たっぷりサラダもお肉に巻いて皆さん完食。 自家製スモークサーモンのクリームソースは好評でした。勿論パスタソースとしても良いのですが、お腹がこれでいっぱいになってしまうので、今日はさっと茹でた熱々キャベツにかけました。
お出しするのに忙しくてお料理の写真はありません。