八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2008-08-28

Aug 28, 2008

自家製ジンジャエール ついでにガリ

 ちょっと前になりますが美味しそうな新ショウガが沢山手に入ったので、これでジンジャエールを作ってみました。これぞジンジャー!!って思える味です。簡単ですから是非本物のジンジャエールを作ってみていください。

自家製ジンジャエールの作り方
  1. ショウガ1lg 三温糖又はきび糖に黒砂糖を混ぜて800g シナモンスティック、クローブ、カルダモン、レモン2,3個   香辛料、レモンは好みで。後でも足せるので初めは少なめに。余り強いと折角のジンジャーの味と香りが・・・                     原液はもう少し。また作らなくちゃ!
  2. ショウガを薄くスライス、レモンは搾る。
  3. すべての材料を消毒した瓶に詰め、時折良く振って、冷蔵庫で1週間以上寝かせる。
  4. 無糖の炭酸で割って出来上がり。この時に更にレモン汁を加えると美味。
  5. 甘味、酸味、香辛料の量を変えて自分好みのジンジャエールができます。
  6. 辛口ジンジャエールは鷹の爪を一緒につけ込んでください。


 さて中身のショウガはどうしましょう?これが美味しいガリに変身。

ガリの作り方
ジンジャエールを作ったショウガを取り出し、さっと水で洗い、お酢と梅酢(今回は紫蘇酢)を混ぜたものに漬ける。ショウガの甘い味が強いときは少し塩を加える。直ぐにでも食べられます。

 こんな風にガリになるなら、もっともっと薄めに切っておくべきでした。ちょっと厚めですがでも美味しいガリです。これを使って押し寿司も作りました。

〆秋刀魚 秋刀魚寿司 さんま寿司 サンマ寿司

 さて昨日書いた方法で三枚におろした秋刀魚を酢じめにしましょう。
 秋刀魚のおろし方

〆秋刀魚の作り方
  1. 三枚におろした秋刀魚に強めの塩をして、冷蔵庫で30分おく。ピッチトシート(脱水シート)に挟むと水分だけが吸収され、身がしまりうまみが増し、とても美味しくなる。(昭和電工からお金はいただいていませんが)
  2. この時にお酢に昆布を浸しておく
  3. 30分経って秋刀魚から水が出てきたらさっと流水で洗って(白身魚なら酢で洗ったうほうが。でも赤身魚は匂いがあるので流水で)キッチンペーパー(贅沢だけどもう一度新しいピチットシートに10分ほど挟むと美味しい)で水分を良く取る。
  4. 昆布を浸しておいたお酢に隠し味程度(お好みで)みりんか三温糖など入れ、水分を取った秋刀魚を入れる。秋刀魚が丁度隠れる程度酢が必要です。重なり合っているところは浸かりにくいので、時々動かすと良い。
  5. 30分でお酢から引き上げる。この時間だと表面だけが白くなり、中の身はまだ生の状態。私はこの位が好きですが、保存性を高めたいとき、しっかりしめたものが好きなときは時間を長めに。
  6. 皮を引いて〆秋刀魚の出来上がり。
  7. 〆秋刀魚ならラップにぴたりと包んで冷凍保存しても、解凍して美味しく食べることができます。


     三枚おろしに塩をしたところ          30分酢に漬けた状態はこの程度

秋刀魚寿司の作り方
  1. すし飯を作る
  2. ガリ、ミョウガの酢漬け等ちょっとアクセントのあるものを刻む。直ぐ食するなら生の大葉も良いかも。時間をおくと色が悪くなることもあるので。
  3. 押し寿司器に酢飯を半量詰めて、そこはガリなどを撒く。更に酢飯を詰める
  4. この上に〆秋刀魚を載せて蓋をして軽く押す。今日は鮭も締めて鮭寿司も。

       
慣れるまで酢飯の量が難しい。少なければ押しがきかず食べるときに崩れる。多いと秋刀魚とのバランスが悪くなる。
 使ったガリは 手作りのガリ です。今日は木曽の旅で買った檜の押し寿司器が大活躍。これを買ったから押し寿司を作ったのかな?
 秋刀魚を送ってくれた友人の顔を思い浮かべ、檜の香りに旅を思い出し、美味しいお寿司ができました。感謝。